ロミレー保泉のメガビタミン

『不登校』・『引きこもり』 解決策は、
常識アタマで考えない
型破りの『秘策』だから効くんです!
 

不登校の兄弟

2010-01-29 23:26:21 | 久保田の『人間力』
私の子ども二人(当時、中学1年生と小学3年生)が不登校になったときは、家内と一緒に大いに悩みました。兄弟で不登校になると、親としては、「育て方に問題があるのではないか」と自分を責めていました。また、学校や近所から問題視されているのではないかと、被害妄想にもなりました。最初は、子ども達に登校刺激を与えてしまいました。不登校を恥じたり、登校刺激を与えたりすることは、間違えだったと今は反省しています。
その後、長男は、高校に進み、先日大学の推薦を決めました。中学の半分は欠席して、家の中で荒れていた長男を思うと、とても嬉しく思います。しかし、二男は、中学校1年生の現在でも不登校が続いています。長男と二男の違いは、不登校に苦しんでいたかどうかです。長男は、学校へ行かれないことに苦しんでいました。そのため、家の中でも荒れていたのです。二男は、学校へ行かないことを楽しんでいます。ただし、二男の場合は、他人とまったく話が出来ない場面緘黙症の症状を見せています。
不登校になる原因は、幾通りも考えられます。そして、対応の仕方も子どもによってそれぞれ違うはずです。長男のように、自分で苦しんでいる子は、親と一緒になって克服することを考えてあげれば、立ち直りが早いはずです。
二男のように、引きこもっている子の場合は、本人が興味のあるものを親が一生懸命に聴いてあげるといいでしょう。二男は、映画にもなった「カイジ」という漫画の影響で、麻雀に興味を持っています。二男は、麻雀の話をすると饒舌になります。本人は、もっと麻雀が強くなりたいと、研究しています。もちろん、中学校1年生では、決して褒められることをやっているわけではありません。しかし、興味は対象が変わることが、必ずあります。二男の子のようなケースは、親子の信頼を強め、上手にその子の能力を引き出させることが大切だと思っています。

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