執行猶予期間中に交通事故（さいたま市）

平成２６年（わ）第１５０４号　

榎本 将広　

自動車運転過失傷害、道路交通法違反

これまで
前刑（窃盗、傷害で懲役１年執行猶予３年）の執行猶予期間中に交通事故現場から逃げた事件です。

【被告人質問】
事故原因となった運転中に携帯電話を操作する事は良く有った。
その操作の為に、危ないと思う場面も過去には何度か有った。
任意保険に加入していなかった事から、被害車両の損傷具合を見て、賠償出来ないと思い逃げてしまった。
逃げて、バレなければ良いと思っていた。
謝罪は被害者が直接会う事を拒んだため、出来ていません。
「逃げる人生は止めなさい」との母の言葉を受け出頭しました。
行政処分は欠格期間４年になっています。

被告人が出頭した日には執行猶予期間は経過後です。（逃げた者勝ちなのでしょうか？）
執行猶予期間中に何か犯罪行為を犯した場合、全力逃亡と言う事ですか。

【求刑】
懲役１年２月

【判決】
３月２日