傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

目覚めたら全裸のワタシ

2017年12月01日 | 刑事事件
平成29年(わ)第1224号 

坂牧 直人

準強制わいせつ(新件)
《途中から傍聴》
【概要】
平成29年7月24日、知人女性と被告人宅で飲酒するうち劣情を催し、以前歯科医師の知人から入手していた睡眠導入剤(ゾルピデム)を「二日酔いに効くシジミのサプリだよ」と偽り女性に勧め、約30分後に眠り込んだ被害女性を全裸にして(何らかの)わいせつ行為に及びました

被告人の述べるところでは、いざ全裸にしてみたものの被害者の体型が(被告人の好みの)タイプで無かった事、(睡眠導入剤の影響でか?)被害女性の陰部に性的反応が無かった事から、被告人自身も反応せず、結局性交には至らずに添い寝をしただけだとのことです(ほんまかいな)
被害女性が目覚めた時には被告人も全裸だったと言いますが、全裸の理由を問われると「暑かったから」と答えています(色々詮索してしまうシチュエーションです)

望まぬ妊娠と性感染症を心配した女性が「エッチしたんですか?」と被告人に問うと「自分のソコに聞いてみろ」とタバコを吸いながら答えたと言います??

謝罪と反省の気持ちはあるが、被害女性に受け入れて貰えていないと述べますが、何故彼女がその様な気持ちなのかは理解できない様です

【被害者との関係】
行きつけの居酒屋で知り合った顔馴染み、呑み友達だと言いますが、店の客同士のグループで温泉旅行に行くなど比較的親密な関係と言って良いと思います
ですから、被害女性との信頼関係に乗じた卑劣な犯行だと言えます

ですが薬に頼らず、程よく酔った勢いで被害女性に迫ったら全く別な展開になっていたと思われます
男の部屋(被告人宅)で二人きりで飲酒する状況は被害女性にとっても相応の覚悟があったと考えますが、さすが女心が読めない被告人の行動と結末と感じてしまいます
何でも、被害女性が飲酒中に眠り込まなかった為に、わざわざ酒を買い足しに出掛けたともいいますので、あくまで眠り込んだ相手に対してのわいせつ行為に固執したのか、執念すら感じます

もしかして、そう(ヤラれてしまう)なってしまう事も覚悟して被告人宅に上がり込んだ被害女性の期待を大きく裏切ったコト、更には先の被害女性の体型を侮辱する弁解です(法廷で被告人がした体型が好みで無かったのでチンコが勃た無かったとの最上級の侮辱弁解を被害女性は知らない筈ですが)
そりゃ怒りますよね
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