こんばんは。
いよいよ、平昌オリンピックが開幕。
本日が開会式で、明日から本格的に競技が開始されます。
金メダルの期待が掛かる男女フィギアスケートやスキージャンプ、
ノルディック複合、更にそれ以外の種目でも複数メダル獲得の
可能性があるようで、見どころ満載となっております。
また、和平的な動きは良い事ではありますが、オリンピック開催前
には、何かと北朝鮮の動向がメディアを賑わせ話題になりました。
平和の祭典であり純粋なスポーツの世界の中に、あまり政治的な
問題を挟んでもらいたくないというのが本音であります。
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さて、先週末から今週初にかけて急落したNYダウは、6,7日と落ち
着いた動きが続き、調整一巡で下げ止まりの気配を漂わせておりま
したが、前日の米国市場で再び売りが強まり急落。前日比1032.89
ドル安と大幅安に見舞われました。
引き続き、米長期金利の上昇が嫌気されている他、供給過剰懸念から、
NY原油相場が大幅安となった事も弱材料視され、株売りが加速した
ようです。
また、2月に入ってからの短期間での急落により、ボラティティが高
まっている事で、1日に中で想定以上に高下する事も市場心理を不安定
にさせている要因と考えられます。
米国株安を受けて、本日の日経平均も大きく値を下げ、前日比508.24
円安の21382.62円で終了。
また、本日は上海株も前下落しております。
先進国の中で先駆けて金融緩和策終了に動き、金利の正常化にいち
早く動くなど、世界経済の先導役となっている米国株が下げ止まら
なければ、連鎖的な株安に歯止めが掛かりにくい状況となっており
ます。
一部アナリストの中には、米国株は潮目が変わり、バブルがはじけ、
調整は長引くといった見方が出ている様です。
一方で、先日行われたトランプ大統領の一般教書演説で、1.5兆ドル
もの巨額インフラ投資を掲げた事で、実際にそれが履行された場合、
先立って可決された大型減税効果も加わり、一段の米景気拡大⇒米株
高シナリオが現実味を帯びてくるため、今回の米株価の下落は一過性
に止まるとの見方も根強いようです。
夢はいつかは必ず覚め、華やかな時代はいつまでも続かないのは
歴史が証明しておりますが、何事も過熱し過ぎるとその弊害が出ます。
上がるにしても、下がるにしてもやはり常識の範囲で、特に下落は
ソフトランディングと行きたいものですね。
それではまた・・・。
K
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