【北辰物産D-station】スタッフの声

北辰物産オンライントレードスタッフによるブログ。取引画面の便利な利用方法の紹介など様々な角度から情報発信致します。

第2波の影響は?

2016-07-07 22:06:12 | 相場情報

商品先物取引のリスクについて


こんばんわ。

今日は7月7日、七夕です。
例年、この時期は梅雨の真っただ中。
ぐずついた天候のケースが多いのですが、本日日中は晴れ間が
広がっておりました。
天の川は見えるのでしょうか。ただ、夜から曇り予報。微妙ですね。


因みに
今から97年前、1919年7月7日。
日本初の乳酸菌飲料「カルピス」の販売が開始されました。
皆さんご存知のパッケージの「水玉模様」ですが、
これは発売日の七夕にちなみ、天の川の群星を
イメージしたそうです。


さて、
金融マーケットは、再び英国のEU離脱に伴う余波が
出きております。

イタリアの銀行の経営不安が再燃したのに続き、
英不動産ファンドの相次ぐ解約停止で混乱が広がり、
昨日の金融市場では円や日米欧の国債等の安全資産へ
マネーの逃避が鮮明となっています。


不動産下落や信用不安の連鎖が続きけば、
欧州経済更には世界経済にも影響を及ぼしかねず、
金融市場も不安定な動きとなる可能性も
出てきました。


日本では、6日に20年債利回りが初めてマイナスとなりました。
また、ドル円相場は6月24日以来、1ドル=100円台に突入。
日経平均も昨日、本日の2日間で約400円下落しています。

ドル円・日足


日経平均・日足



商品相場もリスクオフの動きが波及し、
エネルギー、ゴム、穀物等は軟調な展開となっております。

東京原油・日足


東京ゴム・日足


東京トウモロコシ・日足



その中で金は安全資産として買われており、
ドル建て金価格は1400ドルも視野に入ってきております。


東京金に関しては、ドル建て金(ゴールド)の価格上昇と円高の「綱引き」状態。
今後もゴールド高と円高の同時に進むことも考えら得ますが、
ドル円の100円割れは介入警戒感もあり、円高が
進みにくくなるかもしれません。
よって、今後東京金は5月高値4478円を目指す可能性もあります。

東京金・日足



英国のEU離脱ショックは、金融システムの中枢が
直撃されたリーマンショックとは、性質が異なるようですが、
今後、住宅など広範囲な資産価格下落などに
見舞われば、信用不安が高まり、金融市場が
揺らぐ可能性もあります。


英国離脱による第2波がどこまで影響が出るのか、
今後注目したいところですね。


では、マタ。



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