最新のR&Bチャートをご紹介

最新のR&Bチャートをご紹介します。
速藤年正 Toshimasa Hayato

全米チャート2005年12月17日付

2005年12月08日 20時04分42秒 | 全米チャート
chris_brown全米シングルチャート(HOT 100)1位
Chris Brown「Run It!」

今週で4週目のナンバーワンをキープしています。
ラジオエアプレイチャート1位→1位、シングルセールスチャート3位→4位、デジタルトラックスチャート3位→2位、デジタルソングスチャート5位→2位、リングトーンズ(着メロ)チャート3位→4位と、ダウンロードチャートが少々上がってますかね。
アルバムの国内盤発売は2006年1月25日予定。アメリカでは2ndシングル「Yo (Excuse Me Miss」が今週チャートインしてきました。

後方2位にはアトランタ出身男性4人組(Fa-bo, Mook-B, Stoney, Shawty Lo)ラップグループ、D4Lの「Laffy Taffy」が4位からじわっと上昇。
ラジオエアプレイチャート13位→10位、シングルセールスチャート44位→47位、デジタルトラックスチャート6位→8位、デジタルソングスチャート3位→5位、リングトーンズ(着メロ)チャート19位→17位という地味なチャートアクションなので、よくぞ2位まで上がってきたなぁという感じです。
2005年11月8日に発売(輸入盤のみ)されたデビューアルバム『Down 4 Life』からの1stシングル「Laffy Taffy」は、ゆる~いビートにダラダラ感満点な♪ラフィタフィ~のフレーズがクセになる脱力系サザンラップ。これが1位になったらマライアが泣きますよ、ホント...。

ちなみにMadonna「Hung Up」は、ラジオエアプレイチャート42位→46位、シングルセールスチャート1位→1位、デジタルトラックスチャート1位→4位、デジタルソングスチャート1位→3位、リングトーンズ(着メロ)チャートエントリーなしという内容で、エアプレイの後退により今週は14位にダウンしてしまいました...。



dem_franchize_boys全米R&Bシングルチャート1位
Dem Franchize Boys Featuring Jermaine Dupri, Da Brat & Bow Wow「I Think They Like Me」

今週で3週目のナンバーワンです。
R&Bエアプレイチャート1位→1位、R&Bシングルセールスチャート3位→3位は先週と変わりません。
2位のChris Brown「Run It!」は、R&Bエアプレイチャート2位→2位、R&Bシングルセールスチャート2位→4位と、シングルセールスの微妙なダウンがDem Franchize Boysのトップを助けましたでしょうか。

先週注目のRay J「One Wish」は残念ながら3位から5位にダウン。R&Bエアプレイチャート3位→7位、R&Bシングルセールスチャート4位→3位で、エアプレイの減少が敗因になった模様。
このRay Jを抜いてエアプレイで勢いがあるのが、3位上昇のMariah Carey「Don't Forget About Us」(R&Bエアプレイチャート8位→2位)と、4位再上昇のKeyshia Cole「I Should Have Cheated」(R&Bエアプレイチャート6位→3位)の2曲。ただしどちらもシングルをリリースしてないんですよ。そのためエアプレイ集計のみでの勝負を強いられてます。

Mariah Carey「Don't Forget About Us」に関して少々解説を加えますと、アルバム『The Emancipation Of Mimi』(2005年3月30日国内盤発売)には入ってない曲です。Jermaine Dupriがプロデュースを担当するちょっとスウィートなバーラドナンバーで、この「Don't Forget About Us」など全4曲を追加収録したリニューアル盤アルバム『The Emancipation Of Mimi - Platinum Edition』(2006年1月18日国内盤発売)がリリースされます(輸入盤発売済み)。




全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Eurythmics「I've Got A Life (It's The Only Thing That's Mine)」

ベストアルバム『Ultimate Collection』からのリードシングルが見事ダンスチャートの1位をマーク。
Eurythmicsは、Club 69とThunderpuss 2000 のリミックスによる「17 Again」(1999年12月25日付全米ダンスチャート1位~2週連続)が過去に首位を獲得してるので、今回で2曲目のダンスナンバーワンということになります。

女性ヴォーカルのAnnie Lennoxもソロで活躍していて、

「Little Bird」(1993年4月10日付全米ダンスチャート1位)
「No More "I Love You's"」(1995年9月2日付全米ダンスチャート1位~2週連続)
「Pavement Cracks」(2003年8月9日付全米ダンスチャート1位~2週連続)
「A Thousand Beautiful Things」(2004年1月17日付全米ダンスチャート1位)
「Wonderful」(2004年1月31日付全米ダンスチャート1位)

…の5曲がダンスナンバーワンを獲得済み。やっぱりAnnie Lennoxのダークでなまめかしい歌声が人気なんでしょうかね。

「I've Got A Life (It's The Only Thing That's Mine)」に関しては、イギリス盤CDシングルが2種類リリースになっています。

eurythmics1イギリス盤CDシングル (Part 1)

01.I've Got A Life (Original Version)
02.Sweet Dreams (Are Made Of This)
  (Steve Angello Remix)

※ちなみに、イギリス盤CDシングルのPart 1とPart 2は、ジャケットの色の違いで見分けます。

eurythmics2イギリス盤CDシングル (Part 2)

01.I've Got A Life (Original Version)
02.I've Got A Life (Sander's Kleinenberg You're It Mix)
03.Sweet Dreams (Are Made Of This)
  (Remastered)
04.I've Got A Life (Vide)

eurythmicsさてさて、ここからが重要です。
世の中には、このイギリス盤CDシングルとは別に、アメリカ盤プロモCDシングルなどというものも発表されていて、

01.Sander Kleinenberg You're It Mix (7:39)
02.Sander Kleinenberg You're It Dub (7:46)
03.David Guetta Club (8:17)
04.David Guetta Dub (8:04)
05.Sweet Dreams (Are Made Of This) (Steve Angello Bootleg) (6:07)

…という内容を収録。(タイムは実測値)

個人的にはピコピコサウンドとやや単調気味なビートに終始した(1)「Sander Kleinenberg You're It Mix」よりも、ヴォーカルが前面に押し出されたハードなサウンドの(3)「David Guetta Club」のほうがオススメでしょうか。


madonna_hung_up先週まで「Hung Up」が4週連続のナンバーワンをキープしていたマドンナ。
2005年12月7日(水)、東京・新木場のスタジオコーストでプレミアム・ナイトというライブイベントがありました。
来日は12年ぶりだそうです。いやぁ~、長蛇の列でしたよ。
以下、その模様をご報告します。

21:00 関係者受付に到着
21:30 受付開始
21:45 入場・フロア後部のイス席を確保
23:15 紺のレオタードに黒のジーンズ(パンツ姿)でマドンナ登場(←レオタードの下は黒の網タイツ)
01.Hung Up (←大歓声の中、ブルーのサングラスを客席左側に投げ入れる)
02.Get Together
03.I Love New York
04.Let It Will Be
05.Everybody (←デビュー曲)
23:45 終了 (←ドラマーがスティックを客席に投げてました)

女性ダンサー2名、男性ダンサー5名を従えて、とても47歳とは思えないシャープなダンスを披露。背中の筋肉がスゴかったです。キラキラ光るまつげとブロンドのロングヘアーがカッコよかったなぁ。

コメント
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