僕は、少年野球大会の審判をボランティアでやっている。先週の日曜日もやってきた。
開会式も終わり、試合開始を待つあいだ、審判部でいろいろ確認が行われた。そのうちのひとつに関わること…。
ある小学校の校庭で、打球が外野を抜けると、その先は花壇やら駐車場がある。そのまま追いかけさせると、子供たちが危険ということで、外野の奥に白線を設け、それを野手がノータッチで越えたら二塁打とした。グラブにあてたり、もちろん打球が直接越えたらホームランである。
そこである事例が生じた。その校庭はけっこう広く、白線ギリギリで捕球しても、小学生の肩ではほぼホームランになる。だったら、外野を抜けて白線を越えそうなボールは、さわらなければ全て二塁打になる(してしまえる)のである。
そこで、ある対戦カードの両監督。そのような打球が外野に飛んだ時、片方の監督は、「さわるなー!さわるんじゃなーい!」と叫び、結果二塁打になった。もう一方の監督は、対照的に「こらー!一生懸命追いかけろ!わざとさわんないで二塁打にするようなこと、すんじゃねーぞー!」と、結果白線ギリギリでスライディングキャッチまでしたが、ホームランになった。
後者に感動したと同時に、自分がその場にいたら、どっちだったんだろう?戦術と教育、どっちをとったんだろう?複雑な気持になった。こんな発言をさせてしまうルールを設定してしまった我々にも責任あるなと感じた。
今週末は、大会2日目。どんなドラマがあるか、楽しみである。
開会式も終わり、試合開始を待つあいだ、審判部でいろいろ確認が行われた。そのうちのひとつに関わること…。
ある小学校の校庭で、打球が外野を抜けると、その先は花壇やら駐車場がある。そのまま追いかけさせると、子供たちが危険ということで、外野の奥に白線を設け、それを野手がノータッチで越えたら二塁打とした。グラブにあてたり、もちろん打球が直接越えたらホームランである。
そこである事例が生じた。その校庭はけっこう広く、白線ギリギリで捕球しても、小学生の肩ではほぼホームランになる。だったら、外野を抜けて白線を越えそうなボールは、さわらなければ全て二塁打になる(してしまえる)のである。
そこで、ある対戦カードの両監督。そのような打球が外野に飛んだ時、片方の監督は、「さわるなー!さわるんじゃなーい!」と叫び、結果二塁打になった。もう一方の監督は、対照的に「こらー!一生懸命追いかけろ!わざとさわんないで二塁打にするようなこと、すんじゃねーぞー!」と、結果白線ギリギリでスライディングキャッチまでしたが、ホームランになった。
後者に感動したと同時に、自分がその場にいたら、どっちだったんだろう?戦術と教育、どっちをとったんだろう?複雑な気持になった。こんな発言をさせてしまうルールを設定してしまった我々にも責任あるなと感じた。
今週末は、大会2日目。どんなドラマがあるか、楽しみである。