バットマン「ダークナイト」先行ロードショーを見て来ました。バットマンシリーズはすべて見ています。今回のシリーズは「ダークナイト」と言うタイトルだけで、「バットマン」と言う冠はありません。それだけに、主役がバットマンだけではないと言う事が察知できます。まさに、人の心の中に潜むダークな部分。人の心の二面性をテーマにした作品でした。前作の「ビギンズ」同様、暗く、重い画面設定ですが、スピード感、迫力はかなりパワーアップされています。今回の主役は、悪役であるジョーカーと言っても過言ではありません。そのシリーズ最強の敵をヒース・レジャーが演じていましたが、前回のジャック・ニコルソンの強烈なイメージとはまた異質で、より凶暴で知的なキャラクターが表現されており、ジョニー・デップを彷彿させる演技が、見るものに大きなインパクトを与えていました。ヒースは、この役に没頭した事で、眠れなくなり睡眠薬を常用して劇薬を飲んでしまい、なんと封切り前に急死したとのこ事です。そこまで役作りをしたジョーカー、一見の価値はあります。2時間32分と長い映画ですが、3つぐらいのストーリーで組み立てられている感じがします。視覚と心にズド~ンと来る映画です。暑気払いにも良いかも知れません。ナイトショーで見る事をお薦めします。
・予告編
・レジャーの死
・来日会見
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