貧乏鍛冶日記１０／１２

昨日の鍛冶相場師日記で書いたように忍者は知行でズクを作っています。
これは現在主力生産品が堺筒という単発銃だからです。

堺筒のレシピ
堺筒1＝火縄10＋台木1＋ズク15＋ねじ14＋銀箔4＋金箔6＋設計図

自力調達不可能な材料は「ねじ」と「台木」で
ねじ7＝ズク2＋楢炭2＋巣板砥石3 です。

手持ちの台木が無くなったら上位単発銃の国友筒に生産を移行しようと思っています。
このあたりは前回の貧乏鍛冶日記でも触れました。

国友筒は単発銃では最上位の性能で
私のような貧乏性には最高級品となります。
連銃・三連銃となると攻撃力も上がりますが、物理耐性も下がるため
特に三連銃は長期戦闘ともなると終盤でヘタるらしいのです。

ところでどのくらい貧乏になるのか？
堺筒のN売り価格は＠94貫です。
火縄は、僧が生産します。レシピは火縄10＝消し炭5＋松やに1＋紐5＋水5
はっきりいって安いです。原価は＠15文くらい。
台木は買い溜め品で＠1貫くらいだったかな？
ズクの相場は2.5～3.5貫。中間をとって3貫としましょう。
ねじは、持込生産依頼で作ってもらっています。ありがとうございます＞心当たりの方
楢炭と巣板砥石の相場はそれぞれ＠2.5貫と＠200文くらいですが全部拾ってるので
適当に原価は1／10して、それぞれ＠250文と＠20文。
銀箔は＠2貫、金箔は＠10貫。
設計図は定価2000貫ですが中立都市堺にしか売ってないので＠2200貫。でも今は無視ｗ

さて、原価は？
まず、ねじを計算。
ねじ7＝3000＊2＋250＊2＋20＊3＝6560。＋αがあるので単価は7.1で割って＠924文。
つまり
堺筒1＝15＊10＋1000＊1＋3000＊15＋924＊14＋2000＊4＋10000＊6
　　 ＝150＋1000＋45000＋12936＋4000＋60000
　　 ＝123086

一本作ると123036－94000＝29086の赤字。
さらに良い品は鍛錬するので鍛錬材50*99＝4950、鍛錬回数は最大3回。
設計図代は回収できるはずも無く、まぁ1本作ると少なくとも40貫くらいは赤いわけです。

さて、ところで台木はあとどれくらいあるのでしょうか？
昨日現在で44本でした。
つまり、あと44本の堺筒を作ったら国友筒に移行します。

必要な材料は、ねじ616個。在庫は330個くらいだったので、また作ってもらわねば…。
ズクは660＋ねじの材料分。ズクは1000個を超えてたので足りてそうです。
ねじの材料の楢炭が品切れなので拾ってこなければなりません。300個分として86個か…。
巣板砥石は楢炭を拾うと一緒に取れるし、まだ余ってたはずなので、これも良し、と。
火縄はちと足りなかったような気もするから僧で作ろう、、。

というわけでこの原稿は会社で書いたわけですが
本日は僧で火縄生産（材料収集からですが）と楢炭掘りをしてるはず、です。
貧乏鍛冶日記なのに負担は僧に行くというオチでした、はい。