畑爺のときどき野良日記&船長日記

ミニダッシュ村を目指す畑爺の日記

赤貝出荷準備2023

2023-11-30 22:01:44 | 海仕事
2022年初夏、中海で生まれた赤貝(サルボウ)の浮遊幼生を採取するための網を製作、中海に投入し

半年経って大豆粒位になった赤貝の赤ちゃんをゲット


食害を避ける為細いメッシュ袋に入れてさらに大きなメッシュのネットに入れ海中に吊るし育てます。

30~40日毎にネットを回収し大きく育って窮屈になった赤貝を袋から出して分割し再び海中に吊るし育てます。
誕生から約1年、豆粒が飴玉位になって来ました。


丁度食べごろと思ったのかこいつがネット内に侵入



夏の異常なまでの高水温や黒鯛や鵜の攻撃をかいくぐり誕生から1年半



ネットの中の赤貝にはフジツボやナミワガシワなどが付着、コンクリートミキサー改造洗浄機で汚れとフジツボを落とし



さらに、手作業で落ち切れていない付着物を取り除きサイズ別に選別

販売可能な大きさは間もなく出荷

それより小さい貝は再び海に吊るし育て来シーズンの出荷を目指します。

一期一会

2023-09-24 06:08:38 | 日記
2020年9月、fbの投稿に「兄弟船ですね」のコメントと共に友達リクエストを頂きY.KさんとのWeb交友が始まりました。

同じ国(フィンランド)で作られた船に乗っている事から始まり、何と同じ1955年生まれ、次々と共通の話題は広がり2年が過ぎた2022年10月、初めてお会いした時の写真が唯一の写真となりました。
この時ステージ4の癌で余命宣告7カ月、病と闘う人の励みになればとfbで闘病記公開し頑張る日々の中、リアルに会う事が叶った時の一コマです。


右からY.Kさんご夫妻と遠路山口県からOさんご夫妻そして私達夫婦

2023年7月25日奥様に見守られ旅立たれました。

9月10日、生前本人がプロデュースし遺していた「語る会」がご遺族や会社の方たちの手で催され、参加させて頂きました。


メリーホプキン、イーグルス、若かりし頃のヒットポップスが流れ、昨年お会いした時に「BGMも選曲中なんですよ」と明るく話された時の事を思い出しました。

「スクリーンに映し出されたY.Kさんのエピソードが大勢の方々によって披露されそのお人柄に改めて感銘を受けました。







ミノア号メンテナンス2023

2023-06-14 00:48:18 | minor
フィンランド生まれのミノア号は17歳、我が家に来てから4年7カ月、クルージングの楽しみは勿論言うまでもないが、メンテナンスも大きな楽しみの一つ、今回はエンジンルーム内の防音材張替
ミノア号のエンジンは船長の操縦席下、非常に狭い空間に収まっている。


一昨年頃から防音シートの表面がはげ落ちはじめた、こまめに破片を取り除いていたがビニールやスポンジの粉が吸気フィルターに詰まる可能性もあり張り替える事に決定
先ずは古くなった防音材をはがし



板状の遮音材に新たな防音材貼り付けの為の下地作り


剥がした防音材を参考に型紙づくり



型紙に合わせ防音材裁断

いよいよ貼り付け作業

元々は4面を5枚のパーツで貼ってあったがつなぎ目を少なくする為2枚のパーツで貼り内法に余裕のある部分は重ね張りし遮音性を高めようと試みる


エンジン後部のクラッチワイヤー部が内法不足で残念ながら一枚張り

エンジン前部の操縦席足元部分も同様に





昨年夏のターボ、ミキシングエルボーの交換から始まったエンジン回りのメンテナンスほぼ完了かと思いきや、床下のオートビルジスイッチも危なっかしい感じなので交換、ついでに浸水探知センサー取り付け、魚探発信部も水漏れしているのでコーキングやり直し





排気管のサイレンサー付け根の錆部分はサイレンサー含め交換か?
被覆剥がして痛み具合確認、表面の錆の様なので今回はここまでとしよう



今年の味噌は寒仕込み

2023-01-31 18:33:04 | 日記
我が家で育てた青大豆と

我が家で醸した米麹

準備万端整い大豆を水に浸して迎えた仕込みの朝は数年ぶりの大雪、当に寒仕込みになりました。

大豆を湯がく窓の外は銀世界


湯がいた大豆を冷ます間に塩切麹

大豆と混ぜてミンサーにかけ空気を抜きながら固め容器に入れたら出来上がり




空気を遮断する蓋に使ったのは2020年仕込みの味噌

次の冬が来る頃までおやすみなさい




実りの秋は大忙し

2022-12-05 23:35:27 | 畑仕事
枝豆収穫に始まった大地の恵みを頂く収穫期


不安定な天気を縫う様にさつま芋堀
雑草の中でもいい感じに育ってるぞ~










今年も従兄弟が作った雲州人参(高麗人参)

それらを丁寧に洗って天日干し


さつま芋は追熟の後「ぼたんの里のみつ芋」に
雲州人参はブランデーと蜂蜜に漬けてしばらく眠りにつく



美味しかった枝豆の鞘も茶色になり、ついに刈り取り

刈り取った大豆はソーラーパネル下とテントの二ヶ所で乾燥


脱穀出来るまでの間に、菊芋掘りだ(^_^;)