Harukoの濾胞性リンパ腫日記【B細胞 Ⅳ期 B症状 50歳代後半 】 2008年4月28日~

悪性リンパ腫の入院日記。多くのリンパ腫病のうち濾胞性(低悪性)リンパ腫の総合情報サイトを目指して行きます。

帯状疱疹のための入院は予定通り

2008-10-27 19:45:19 | 日々の出来事
帯状疱疹のための入院は予定通り、24日(金)で終わって退院し、
今日は血液内科へ行った。

白血球は2600/ul,CRPは0.2だが、LDは453
7クール目をいつにするか?あと一週間は抗ウィルス剤を飲んで、
来週の連休明けに受診し、決めることとなった。

残るは2クールだけど、遅々として進まない。
全部終わるには今年いっぱいかかると思っていた方がいいのかもしれない。

治療のためには短いサイクルでやった方が、効果的なのだろうが、
白血球な下がり方の大きい私はトラブルが起こりやすくて大変だ。
焦ってもしょうがないのかなぁ。




またまたトラブル発生

2008-10-21 18:21:36 | 日々の出来事
またまたトラブル発生!今度は帯状疱疹(ヘルペス)になった。
左首のところに虫にかまれたのか、薬疹が出たのかと思って、
先週の金曜日(17日)に近くのお医者さんに行ったら、ヘルペスと判明。

抗ウィルス剤を点滴しないといけないと言われ、紹介してもらった病院へ行った。
1日24時間、8時間おきに3回、1週間点滴するのがベストだそうだ。

土、日は車でつれて行ってもらって日に2回、晩は錠剤でという形にしたが、
足場の悪い病院なので、月曜日(20日)から入院して3回点滴することになっ
た。金曜日(24日)に退院することになっている。

白血球が減って、免疫力が落ちているし、次の治療のためにも
早く治さないといけない。が、また2,3週間遅れることは確実。。



ベンダムスチンがB細胞リンパ腫への国内フェーズ1で有望【血液学会2008】

2008-10-20 12:08:17 | 治療法あれこれ
ベンダムスチンがB細胞リンパ腫への国内フェーズ1で有望【血液学会2008】

 再発・難治低悪性度B細胞リンパ腫およびマントル細胞リンパ腫にたいするベンダムスチン塩酸塩のわが国におけるフェーズ1試験の結果が明らかとなった。臨界毒性の発現症例はなく高い奏効率が得られた。成果は10月10日から12日京都市で開催された日本血液学会で京都府立医科大学血液・腫瘍内科の松本洋典氏によって発表された。

 ベンダムスチンの薬理作用はアルキル化作用と代謝拮抗作用が推定されており、短時間の曝露で、長時間にわたってDNA鎖を損傷する。既存の抗癌剤とは異なる作用機序と考えられており、様々な抗癌剤耐性細胞株でも細胞増殖を抑制することが示されている。

 わが国でのフェーズ1臨床試験ではベンダムスチンを1日1回、2日間連日点滴静注し、その後19日間経過観察することを1サイクルとして最大3サイクルまで投与を行った。投与用量は90mg/m2/日群(3人)、120mg/m2/日群(6人)の2用量を設定した。90mg/m2投与群で臨界毒性が認められなければ120mg/m2投与群を開始することにした。9人中8人が濾胞性リンパ腫で1人がマントル細胞リンパ腫で、120mg/m2投与群は全員濾胞性リンパ腫だった。主要評価項目は臨界毒性の発現例数とした。副次評価項目は有害事象の発現頻度、最良総合効果の奏効率、薬物動態パラメータとした。

 試験の結果、90mg/m2投与群、120mg/m2投与群のどちらでも限界毒性を発現した人はいなかった。そのためフェーズ2試験の推奨用量は120mg/m2となった。非血液学的毒性でグレード3以上のものはなかったものの悪心、食欲不振が全員に出現した。血液学的毒性は、両群合わせて白血球減少のグレード3が4人、好中球減少症のグレード3が2人、グレード4が1人見られた。

 奏効率(CR+CRu+PR)は、90mg/m2投与群で100%、120mg/m2投与群で83%となった。90mg/m2投与群で2人が完全寛解に到達した。120mg/m2投与群は1人が不変(SD)だった。全体としての奏効率は89%となった。

 ベンダムスチンは国内ではフェーズ2の患者登録が終了している。

2008. 10. 14
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200810/508184.html

【日経メディカル】より

血液学会が京都の国際会議場であった

2008-10-16 09:22:50 | 日々の出来事
先週末、10日~12日に血液学会が京都の国際会議場であった。
つれあいがわざわざ聞きに行った。
会費さえ払えば誰でも入れるらしい。

持って帰ってきたプログラムをみると、結構大規模みたい。
細かい研究はよくわからないが、症例など自分に近いのは分かる。
でも資料を読んでいると、だんだんうんざりしてくるから、
先の治療の研究はつれあいにまかせている。

とりあえず今はP-CHOPを完了することが肝心だ。
今日は白血球の底値の日、また670/ulと1,000をきっている。
今日を含め、明日、明後日とノイトジンを注射しなくてはいけない。
次の治療は23、24日と決まった。トラブルなく7回目にいけますように。