━ 口角炎、口内炎 ━
ビタミンB群の欠乏、口内細菌によって上下の唇の接合部(口角)が
赤くただれたり、黄色いかさぶたができたりします。
ひどくなると口角に割れ目ができて出血し、口が開けられないことも
あります。
このような口角に炎症をおこすことを「カラスのお灸(きゅう)」と
いいますが、唇は胃の働きのバロメーターであり、低下した胃の働きを
高めるためにとカラスがお灸したのかは疑問ですが、口角の割れた傷跡が
カラスの足跡のようにみえるところからそう名づけたのかもしれません。
このような胃が悪いためにでてくる唇のあれ、口角炎、口内炎などの
症状に効果的なのが陽明胃経の【地倉 ちそう】のツボです。
また、このツボは、脳溢血からくる言葉のもつれ、顔面神経麻痺による
口のゆがみ、顔面痙攣(けいれん)、三叉神経痛などにも効果があります。
ツボ療法・・・唇の両端を口角といいますが【地倉】のツボは、
口角から外側半横指(指幅半分)のところにとります。
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