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『コンビニオーナーのための経営術』
２００６年７月１６日 第３２号
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こんばんは。
先日、我が家に大事件が起きました。
うちのかわいいワンちゃんが、散歩の途中に除草剤がまかれた草を
食べて、倒れてしまったのです。
即、入院して、先生からは「覚悟をしてください」
といわれた時には体から血の気が引きました。
でも、先生の処置がよかったのと、運が良かったのもあって
翌日には見事生還！！
本当に良かったです。
今回かかった動物病院は、とても評判のいい病院で、いつも人で
いっぱいです。今回も評判どおり、処置もアドバイスも的確で、
お値段も良心的で、とても助かりました。
コンビニは、動物病院よりもさらにたくさんありますから、
お客さんの要求レベルが高いです。
色々な人と会話をするときにでも、あそこのコンビニはいい・悪い
という話は、よく出てきて、しかも皆の判断は、不思議と似ている事に
気付きます。
すなわち、たまたまではなく、必然の評価を皆さんはしているのではと
気付かされます。
私の店舗指導員（ＳＶ）時代の経験からお話しすると、
「お客さんからこういうクレームが本部の相談室にありました…」
とお話しすると、
「あの時は、新人の●●さんが対応したから…」
などと色々な理由があります。確かに、そういうこともありますが
では、感じのいい店だと評価を受けているお店は、新人が入っている
時には、どうしているのでしょうか…ということになります。
お客様は、非常にシビアな目でお店を見ていると思います。
ひとつひとつ、お店の問題点を消していくような努力が大切だと思います。
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売上が上がるタイミングとは？？
～～～特定商品が売上を引っ張る！！
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前回から、書いています、売上が上がるタイミングの3パターンの
うちの１つ目です。
特定商品が売上を引っ張っている場合です。
例えば、テレビで「寒天」の特集があったからお客さんが
その関連商品を買いに来る場合、芸能人がテレビで
ある商品を愛用しているなどと発言した場合、
などです。
つまり、いわゆる流行商品です。
この商品群のキーポイントは、情報です。
事前に話題商品で、本部も情報をつかんでいるものは、どの店も
同じように展開していますから、乗り遅れる事は
無いでしょう。情報があるからです。
しかし、雑誌で急に取り上げられたから、話題になったもの、
芸能人が愛用しているから話題が出たものなどは、なかなか発見は難しいです。
しかも、年齢層によって流行が全く異なる世の中ですから、
情報を把握するといっても容易な事ではありません。
では、経営者としてどうすればいいのでしょうか。
気をつけることは３つです。
１つめは、お客さんの言葉、動きを見ることです。
直接お話をするときはもちろん、お客様の様子を観察するのです。
発注しながらでも、できることです。お客様がどんな事を
話しているのかに耳を傾けます。
「ねぇねぇ、あれ買った？？」
などと高校生が話し始めたら、こちらは聞き逃してはいけません。
２つめは、他の店をよく見ることです。
「あれ？これはうちではアピールしていないぞ」
というものがあるかもしれません。
特に、他のチェーンは新たな発見が多いです。
近隣の同じチェーンは、同じ店舗指導員（ＳＶ）であることが
多いですから着眼点も同じでしょう。
また、他の業態も大切です。何か流行しているものは無いかな？
と観察してください。
３つめは、定期的に自店の異常値を探すことです。
以外に、自店の異常値を発見できていないオーナーさんは多いです。
売れているのに、追加発注ができていないことがあります。
これを防ぐには、最低１週間に１回はすべてのカテゴリーの
販売推移を見てください。できれば、単品分析まで。
急に順位が上がってきているもの、販売があったのに納品がしばらく
無いものを見つけてください。
これは、何か売りのがしを探すぞー！って思ってやらないと
発見できません。
直営店でも、１週間のルーチンワークで週間販売分析を
出しているところも多いですが、本当に見て役に立てているかが
疑問です。何かを発見するつもりで見ないとデータは役に立ちません。
こうした事が必要になってくるのは、発注者がオーナーではない
カテゴリーがあるからです。アルバイトの発注はどうしても補充
発注になりがちで、それでは売上アップにつながりません。
そして、もう一つ、売り場を見てください。最近のコンビニは
競争が激しくなってきているので運営レベルも上がって、商品が
整然と並んでいるお店が多くなりました。
しかし、並び方はきれいでも本当に欲しい商品が無い事も少なく
ありません。一つの棚に一つは話題商品が欲しいところです。
オーナーさん自ら話題商品はどれか言えますか？
以上のことをされてないお店は試しに取り組んでみては
いかがでしょうか。
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今週の注目カテゴリー
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さてさて、ボーナスもでて、バーゲンだーという方も
多い、このシーズン。
雨ばかりで、出かける事もできず、欲求不満はたまるばかり。
結構そんな人も多いと思います。
ここは、「梅雨があけたらこんなレジャーはいかが？」
のような提案を売り場にしてみてはいかがでしょうか…
「焼き鳥セットとビールさえあれば、庭でバーベキュー気分が味わえます！」
などなど。
実際に庭で飲むかは別ですが、夏だしパーッと飲みたい気分を演出する事
が大切だと思います。
『コンビニオーナーのための経営術』
２００６年７月１６日 第３２号
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こんばんは。
先日、我が家に大事件が起きました。
うちのかわいいワンちゃんが、散歩の途中に除草剤がまかれた草を
食べて、倒れてしまったのです。
即、入院して、先生からは「覚悟をしてください」
といわれた時には体から血の気が引きました。
でも、先生の処置がよかったのと、運が良かったのもあって
翌日には見事生還！！
本当に良かったです。
今回かかった動物病院は、とても評判のいい病院で、いつも人で
いっぱいです。今回も評判どおり、処置もアドバイスも的確で、
お値段も良心的で、とても助かりました。
コンビニは、動物病院よりもさらにたくさんありますから、
お客さんの要求レベルが高いです。
色々な人と会話をするときにでも、あそこのコンビニはいい・悪い
という話は、よく出てきて、しかも皆の判断は、不思議と似ている事に
気付きます。
すなわち、たまたまではなく、必然の評価を皆さんはしているのではと
気付かされます。
私の店舗指導員（ＳＶ）時代の経験からお話しすると、
「お客さんからこういうクレームが本部の相談室にありました…」
とお話しすると、
「あの時は、新人の●●さんが対応したから…」
などと色々な理由があります。確かに、そういうこともありますが
では、感じのいい店だと評価を受けているお店は、新人が入っている
時には、どうしているのでしょうか…ということになります。
お客様は、非常にシビアな目でお店を見ていると思います。
ひとつひとつ、お店の問題点を消していくような努力が大切だと思います。
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売上が上がるタイミングとは？？
～～～特定商品が売上を引っ張る！！
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前回から、書いています、売上が上がるタイミングの3パターンの
うちの１つ目です。
特定商品が売上を引っ張っている場合です。
例えば、テレビで「寒天」の特集があったからお客さんが
その関連商品を買いに来る場合、芸能人がテレビで
ある商品を愛用しているなどと発言した場合、
などです。
つまり、いわゆる流行商品です。
この商品群のキーポイントは、情報です。
事前に話題商品で、本部も情報をつかんでいるものは、どの店も
同じように展開していますから、乗り遅れる事は
無いでしょう。情報があるからです。
しかし、雑誌で急に取り上げられたから、話題になったもの、
芸能人が愛用しているから話題が出たものなどは、なかなか発見は難しいです。
しかも、年齢層によって流行が全く異なる世の中ですから、
情報を把握するといっても容易な事ではありません。
では、経営者としてどうすればいいのでしょうか。
気をつけることは３つです。
１つめは、お客さんの言葉、動きを見ることです。
直接お話をするときはもちろん、お客様の様子を観察するのです。
発注しながらでも、できることです。お客様がどんな事を
話しているのかに耳を傾けます。
「ねぇねぇ、あれ買った？？」
などと高校生が話し始めたら、こちらは聞き逃してはいけません。
２つめは、他の店をよく見ることです。
「あれ？これはうちではアピールしていないぞ」
というものがあるかもしれません。
特に、他のチェーンは新たな発見が多いです。
近隣の同じチェーンは、同じ店舗指導員（ＳＶ）であることが
多いですから着眼点も同じでしょう。
また、他の業態も大切です。何か流行しているものは無いかな？
と観察してください。
３つめは、定期的に自店の異常値を探すことです。
以外に、自店の異常値を発見できていないオーナーさんは多いです。
売れているのに、追加発注ができていないことがあります。
これを防ぐには、最低１週間に１回はすべてのカテゴリーの
販売推移を見てください。できれば、単品分析まで。
急に順位が上がってきているもの、販売があったのに納品がしばらく
無いものを見つけてください。
これは、何か売りのがしを探すぞー！って思ってやらないと
発見できません。
直営店でも、１週間のルーチンワークで週間販売分析を
出しているところも多いですが、本当に見て役に立てているかが
疑問です。何かを発見するつもりで見ないとデータは役に立ちません。
こうした事が必要になってくるのは、発注者がオーナーではない
カテゴリーがあるからです。アルバイトの発注はどうしても補充
発注になりがちで、それでは売上アップにつながりません。
そして、もう一つ、売り場を見てください。最近のコンビニは
競争が激しくなってきているので運営レベルも上がって、商品が
整然と並んでいるお店が多くなりました。
しかし、並び方はきれいでも本当に欲しい商品が無い事も少なく
ありません。一つの棚に一つは話題商品が欲しいところです。
オーナーさん自ら話題商品はどれか言えますか？
以上のことをされてないお店は試しに取り組んでみては
いかがでしょうか。
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今週の注目カテゴリー
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さてさて、ボーナスもでて、バーゲンだーという方も
多い、このシーズン。
雨ばかりで、出かける事もできず、欲求不満はたまるばかり。
結構そんな人も多いと思います。
ここは、「梅雨があけたらこんなレジャーはいかが？」
のような提案を売り場にしてみてはいかがでしょうか…
「焼き鳥セットとビールさえあれば、庭でバーベキュー気分が味わえます！」
などなど。
実際に庭で飲むかは別ですが、夏だしパーッと飲みたい気分を演出する事
が大切だと思います。