わんこの預かりボランティア始めました。
「最初にしてはちょっと難しすぎる子なのでダメだったらお断りください」と言われていたんだけど、とりあえずやってみますと返事をしました。
そのこはチワワ、2~3歳、けんちゃんと呼ばれていました。ビビリん坊です。
色はるーちゃん系ですが、かなりオレンジに近い感じでツヤツヤで毛質がいいです。
ですがお昼寝はこんなんです。
ケージの中ではものすごく静かで、いるかいないかわからないような感じでした。
お留守番も、夜の就寝も、静かにおりこうさんです。
おトイレもかんぺき!
るーちゃんが出来ない「もってこい遊び」なども喜んでやります。
るーちゃんとも問題なく、一緒に遊ぶし走ったりして可愛い!
ただ、「難しすぎる子」の理由は、口が出る事でした。
「気に入らない」「嫌だ」以外でも咬むことがありました。
この子はケージに入れられて捨てられてしまっていた子らしく、この子の欠点は「咬む」ことだけなので、きっと捨てられた理由はそこにあると思います。
咬んだあとは慌てて、大慌てで、自分のクレートへ逃げ込みます。
悪いことだと認識しているのか、それとも以前咬んだあとに体罰などされていてそれから逃げるためなのかはわかりません。
我が家は2階なので外階段を下りなければ散歩へ出られず、結局抱っこが出来ないけんちゃんはショートステイとなりました。
私はもっと向き合ってあげたかったんだけど、散歩が出来ないのはかなり無理があるし、一番強く咬まれた夫は「もうこの子は無理だ」と。
けんちゃんをフリーにしていると夫は身動き取れません。
私が座れば走ってきます。
体を必死にこすりつけ、甘えてきます。でも体は触らせません(苦笑)
座るたびに走ってきます。甘えたいんです。でも上手に甘えられない。
遊んでほしければおもちゃを持ってきて、そこへポンと落とします。
「投げてくれれば取ってくるから遊ぼう」って言うんです。
心の傷って難しいんですね。
るーちゃんでも大変だったと思っていたけど、もっと傷が深い子もいっぱいいるんだと思いました。
ただ、この子は運がよく愛護センターから引き出されていますが、今日も殺処分されているたくさんの動物がいることを認識しなければいけません。
結局けんちゃんは「咬まれても大丈夫」な方の預かりさんのところへ行く事が決まりました。
けんちゃんに愛情を注いであげたいと思う方、近々募集が始まりますので、ご連絡くださいね。