先程、『風の聖痕』最終巻とドラマガを購入して参りました。
とりあえず読了したのですが…ああ、つらいなあ…。
この感想は明日なり明後日なりに書きに来る予定です。
もう少し読み直してから語りたいので…。
とりあえず、ドラマガは記念購入でなければお勧めしません。(聖痕ファンとしては)
見開き2頁、それも和麻の横顔がバーンと載ってるだけですし、
追悼文も…以前とさして変わらないので。
まあ、とにかくさっさと表題の感想を上げてしまおう。
『Like a Butler』 (AXL)
「安定感が異常」で有名なAXL第5作。ちょうど一年前に発売されたソフトです。
このブランドは、『Princess Frontier』の北側寒囲氏、
『恋する乙女と守護の楯』の長谷川藍女史とが交代でライターを務めており、今回は長谷川女史の担当。
・シナリオ 20~30点
「高額院」と渾名されるほど金がかかるセレブ校に、特待生として選ばれたメインヒロイン・奏。
「メイドか執事を連れてこなきゃ駄目、でもその人も学費免除してあげる」
という事で執事に抜擢される主人公。
この二人がメイン中のメインであり、登場人物中ほぼ二人だけの「庶民」なわけです。
そういった事情で、おそらく、この二人に感情移入できるように贔屓しつつ
異文化交流を描きたかったのだと思います、が…
2月8日の記事にも愚痴りましたが、
一人よがり(二人よがり?)過ぎて見てられないんですよ、彼らが。
じゃあお前ら、発展途上国の人間が現れて
「エアコンは甘え、夏でも冬でも禁止」って言われて従うのかと。
はっきり言って、私なら「そうですか大変ですね、それはそれとして断る」と断固拒絶しますよ。
与えられた環境でそれなりに真面目に生きてきてんのに、
それを全否定されてキレない奴いませんよ。
奏たんのウザさも大概ですが、
主人公が傲慢で怠慢で狭量で、そのくせモテまくりでやってられません。
他の生徒も主従どちらかに属するわけで、メイド1人・お嬢様2人を攻略できますが…
いや、ほんっとーに主人公とくっついてほしくないです。
セーラにはダリルと、瑞穂には六右衛門と、更紗様には由宇と結ばれてほしいです。
最後とか双子の兄妹なのであからさまに近親相姦ですが、主人公に食われるよりマシです。
トゥルーED・グッドED・バッドEDの3種が用意されているのは素直に評価したいところですが、
どのルートもトゥルーEDが一番不愉快でしたね。セーラ以外はバッドEDの方が好きです。
・グラフィック 75~85点
キャラデザは今までで一番好みです。
他ブランドと差別化を図りつつも華やかで、塗りも大変丁寧で美しいです。
ただ、『恋楯』の時の方がデッサンが安定していたと思います。
特にHシーンでヒロインの顔が崩れる事が多々あり、
アレなテキストと相まってカオスな仕上がりでした。
また、これはもう癖なのかもしれませんが、体型がゴロゴロ変わり過ぎです。
「爆乳」のセーラも立ち絵では奏とそう変わりませんし、
パイ○リの時だけ急に巨大化してませんか。
そしてこれだけは言いたいが、貧乳を粗末にするな!!
唯一貧乳の瑞穂のHシーン・・・めちゃくちゃ楽しみにしてたのに、胸が隠れっぱなしでした。
うおおおおおい!! 巨乳は見せるべきで貧乳は隠すべきだとでもいうのか!!
貧乳こそ見せるべきだろ!!
・システム 60~70点
普通ですね。
ただ、前作までは未読スキップの際にCVが割り込んできてましたが、
あれが改善されていました。
分岐(トゥルーorグッドorバッド)がわかりにくいというか、
しょーもないとこが岐路になっていたような。
さっさと攻略サイトさんを見るのが吉です。
・音声 75~85点
メインヒロインの奏を覗けば、全員ガチの実力派。
奏は『彼女×彼女×彼女』の秋奈役だった方ですね。
今時珍しいくらいの甲高いアニメ声なので、序盤でピンときました。
更紗役の青山ゆかりさんは外しようもなく完璧、
セーラ役の海原さんは購入を決める一打にもなったほどに好みで、
止めに瑞穂が神キャスティング過ぎ。
『恋楯』の設子さんもよかったですが、マッチングとしてはこちらの方が遥かに上ですね。
これ一作でファンになりそうです。
BGMも印象に残らないもののクオリティが高く、邪魔しない出来で良かったと思います。
ヒロインそれぞれのED曲を用意しているところも好感が持てるのですが、
どのボーカル曲も…いまいち、その…悪くないんだけど覚えられない。
総評
つまらないし不愉快。
『Princess Frontier』同様、シナリオ以外は及第点以上なのですが、プレイしてて気分が悪いです。
今更ながら、ヒロインだけでなく主人公も大事なんだなあ、と痛感した次第です。
ランスみたいな強烈バカ英雄でなくても、芳村理みたいな究極人情派でなくてもいいから、
ユーザーが気分を害さない程度の分別は持ち合わせていてほしいものです。
長谷川女史の前作『恋楯』の主人公はあんまりにも特殊というか、
人気No.1を獲得しちゃうくらい女性的に可愛かったので、そこから離れようとしたんでしょうね。
さんざん口を極めて書かせて頂いた通り、
庶民2人の傲慢な主張、そしてご都合主義を菩薩の心で見守れる方でないとお奨めできません。
瀬之本久史氏の大ファンなので、AXLは一応チェックしているのですが…
『かしましコミュニケーション』はもちろん、来年の新作も買わないかもしれないなあ…。
とりあえず読了したのですが…ああ、つらいなあ…。
この感想は明日なり明後日なりに書きに来る予定です。
もう少し読み直してから語りたいので…。
とりあえず、ドラマガは記念購入でなければお勧めしません。(聖痕ファンとしては)
見開き2頁、それも和麻の横顔がバーンと載ってるだけですし、
追悼文も…以前とさして変わらないので。
まあ、とにかくさっさと表題の感想を上げてしまおう。
『Like a Butler』 (AXL)
「安定感が異常」で有名なAXL第5作。ちょうど一年前に発売されたソフトです。
このブランドは、『Princess Frontier』の北側寒囲氏、
『恋する乙女と守護の楯』の長谷川藍女史とが交代でライターを務めており、今回は長谷川女史の担当。
・シナリオ 20~30点
「高額院」と渾名されるほど金がかかるセレブ校に、特待生として選ばれたメインヒロイン・奏。
「メイドか執事を連れてこなきゃ駄目、でもその人も学費免除してあげる」
という事で執事に抜擢される主人公。
この二人がメイン中のメインであり、登場人物中ほぼ二人だけの「庶民」なわけです。
そういった事情で、おそらく、この二人に感情移入できるように贔屓しつつ
異文化交流を描きたかったのだと思います、が…
2月8日の記事にも愚痴りましたが、
一人よがり(二人よがり?)過ぎて見てられないんですよ、彼らが。
じゃあお前ら、発展途上国の人間が現れて
「エアコンは甘え、夏でも冬でも禁止」って言われて従うのかと。
はっきり言って、私なら「そうですか大変ですね、それはそれとして断る」と断固拒絶しますよ。
与えられた環境でそれなりに真面目に生きてきてんのに、
それを全否定されてキレない奴いませんよ。
奏たんのウザさも大概ですが、
主人公が傲慢で怠慢で狭量で、そのくせモテまくりでやってられません。
他の生徒も主従どちらかに属するわけで、メイド1人・お嬢様2人を攻略できますが…
いや、ほんっとーに主人公とくっついてほしくないです。
セーラにはダリルと、瑞穂には六右衛門と、更紗様には由宇と結ばれてほしいです。
最後とか双子の兄妹なのであからさまに近親相姦ですが、主人公に食われるよりマシです。
トゥルーED・グッドED・バッドEDの3種が用意されているのは素直に評価したいところですが、
どのルートもトゥルーEDが一番不愉快でしたね。セーラ以外はバッドEDの方が好きです。
・グラフィック 75~85点
キャラデザは今までで一番好みです。
他ブランドと差別化を図りつつも華やかで、塗りも大変丁寧で美しいです。
ただ、『恋楯』の時の方がデッサンが安定していたと思います。
特にHシーンでヒロインの顔が崩れる事が多々あり、
アレなテキストと相まってカオスな仕上がりでした。
また、これはもう癖なのかもしれませんが、体型がゴロゴロ変わり過ぎです。
「爆乳」のセーラも立ち絵では奏とそう変わりませんし、
パイ○リの時だけ急に巨大化してませんか。
そしてこれだけは言いたいが、貧乳を粗末にするな!!
唯一貧乳の瑞穂のHシーン・・・めちゃくちゃ楽しみにしてたのに、胸が隠れっぱなしでした。
うおおおおおい!! 巨乳は見せるべきで貧乳は隠すべきだとでもいうのか!!
貧乳こそ見せるべきだろ!!
・システム 60~70点
普通ですね。
ただ、前作までは未読スキップの際にCVが割り込んできてましたが、
あれが改善されていました。
分岐(トゥルーorグッドorバッド)がわかりにくいというか、
しょーもないとこが岐路になっていたような。
さっさと攻略サイトさんを見るのが吉です。
・音声 75~85点
メインヒロインの奏を覗けば、全員ガチの実力派。
奏は『彼女×彼女×彼女』の秋奈役だった方ですね。
今時珍しいくらいの甲高いアニメ声なので、序盤でピンときました。
更紗役の青山ゆかりさんは外しようもなく完璧、
セーラ役の海原さんは購入を決める一打にもなったほどに好みで、
止めに瑞穂が神キャスティング過ぎ。
『恋楯』の設子さんもよかったですが、マッチングとしてはこちらの方が遥かに上ですね。
これ一作でファンになりそうです。
BGMも印象に残らないもののクオリティが高く、邪魔しない出来で良かったと思います。
ヒロインそれぞれのED曲を用意しているところも好感が持てるのですが、
どのボーカル曲も…いまいち、その…悪くないんだけど覚えられない。
総評
つまらないし不愉快。
『Princess Frontier』同様、シナリオ以外は及第点以上なのですが、プレイしてて気分が悪いです。
今更ながら、ヒロインだけでなく主人公も大事なんだなあ、と痛感した次第です。
ランスみたいな強烈バカ英雄でなくても、芳村理みたいな究極人情派でなくてもいいから、
ユーザーが気分を害さない程度の分別は持ち合わせていてほしいものです。
長谷川女史の前作『恋楯』の主人公はあんまりにも特殊というか、
人気No.1を獲得しちゃうくらい女性的に可愛かったので、そこから離れようとしたんでしょうね。
さんざん口を極めて書かせて頂いた通り、
庶民2人の傲慢な主張、そしてご都合主義を菩薩の心で見守れる方でないとお奨めできません。
瀬之本久史氏の大ファンなので、AXLは一応チェックしているのですが…
『かしましコミュニケーション』はもちろん、来年の新作も買わないかもしれないなあ…。
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