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はんたろうのがらくた工房

えーと、えーと…。

行ってきました能登応援ボランティア

2007-04-05 22:38:47 | 【特設】能登半島地震
そういうことで、ボランティア輸送バスに申し込んで、能登へ行ってきました。


「派遣先や仕事の内容は当日現地に着くまでわかりません」ということで、ミステリーツアーのような趣です。

朝6時半。
この日の参加者は60人余り。石川県産業展示館の駐車場にクルマを置いて、2台のバスで出発です。

今日の行き先は穴水。門前とは反対側にある、七尾湾に面した町です。



この地域のボランティア本部がある保健センターで受付をしてから、郊外のごみ処分場に向かうことになりました。


お手伝いするのは、ごみの分別と、分別のための分解でした。
山中最終処分場の方のお話によると、地震のあと、多い日には1日で通常の2か月分に相当するごみが持ち込まれたそうで、リサイクルやごみ減量のための分別の手が足りないのだそうです。



いわゆる「被災地」を目の当たりにしたり、被害者の皆さんと接したりすることはありませんでしたが、トラックに何台分も運ばれてくる膨大なごみの中には泥にまみれた家電製品もあり、地震の直前まで役に立っていた姿を思うと、胸が痛みました。



さて、現地でのお手伝いもさることながら、いまの能登の交通事情を垣間みることができました。
能登有料道路は依然として徳田大津IC以北が通行止めのままです。
しかし、内灘・金沢から徳田大津ICまでと、そこから穴水まで、能登半島の東側の海岸線に沿う国道249号線は、渋滞も工事区間もなく、スムーズに走れました。

むろん、半島の西側には、依然として通行の不自由な区間は残っていますが、それ以外は、マイカーでの能登半島来訪を全域で自粛する必要はなさそうでした。



以前の記事でも書きましたが、たくさんの観光地を持つ能登は、地震の直接被害だけでなく、風評によって観光客が減ることもまた打撃となります。
ボランティアや募金だけではありません。
多くの人が観光で訪れることも、大きな支援となるのです。

こんなときだからこそ、ぜひ、能登へ観光にお越しください。

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