映画を観た～レスラー～

野見隆明もビックリ！
働くおっさん劇場の究極系！！






ストーリー＆解説：“ザ・ラム”のニックネームで知られ、かつては人気を極めたものの今では落ち目でドサ廻りの興業に出場しているレスラー、ランディは、ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、医者から引退を勧告されてしまう。馴染みのストリッパー・キャシディに打ち明けると、家族に連絡するように勧められる。長らく会ってない娘・ステファニーに会いにいくが、案の定、冷たくあしらわれてしまって…。

ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた感動ドラマ。ミッキー・ロークが中年の悲哀漂うプロレスラーの光と影を見事に演じ、オスカーにノミネートされたことも話題となった。監督は『π』のダーレン・アロノフスキー。“映像職人”的な捉えられ方をする監督だが、しっかりとした物語を紡げる作家であることを本作で証明した。主人公の一人娘には『アクロス・ザ・ユニバース』のエヴァン・レイチェル・ウッドが扮し、主人公が好意を寄せるストリッパーを『いとこのビニー』のマリサ・トメイが演じ、アカデミー助演女優賞にノミネートされた。また、ロークの熱意により親友、ブルース・スプリングスティーンが書き下ろした主題歌にも要注目だ。（goo映画）


【五つ星評価…】




旬の過ぎた作品ということで、プレミアスクリーンでゆったりと鑑賞してきました。

特別料金１０００円ということで、お得感を噛み締めながらリクライニングを倒させていただきました。

本当にプレミアスクリーンは優雅に鑑賞できるよね。

この作品は公開当初から気になっていたのですが、近場では公開されなかったんですよね～。

ここへきてようやく一週間限定でプレミアスクリーンで公開されるってことで、仕事終わってから即行で観に行きました。

で、内容についてですが、ちょっと“男のダメカッコイイ美学”に走りすぎのような気がしましたね。

ってか、俺はもっと分かりやすいハッピーエンドで感動させてもらいたかったわけ。

もう普通にみんなで良かった良かった出来るような結末の映画は作っちゃダメなのかな？

娘とはあんな感じで終わっちゃったし、ストリッパーの女性ともあんな感じだったし……。

俺はベタでもいいから、娘が会場に駆けつける展開を期待していたんだけどね。

安くてもいいから、家族の絆を取り戻した本当にカッコイイおっさんを見たかったな。

せっかく途中まで娘と良い感じになってたのに、なんでクスリでハイになって便所でセックスして女の家でもセックスして、娘との約束を忘れるんだwwww

何やってんだよおっさんwwwwヤッた後に自宅に戻ってまた寝た時点で「コレはヤバイな～」と思ってたら、やっぱりかダメ親父。

う～ん、こういう終わり方が今の流れなのか？久しぶりに素直に感動できる作品が観たいです。

でも、ミッキー・ロークが演じる“ランディ”は神ですね。

あの哀愁漂う感じは中々出せませんよ（なんか安田忠夫を思い出しちゃった）。

その風貌もさることながら、補聴器は反則ですよwwww

なんか無条件で応援したくなるんだよな～不思議とね。

試合前のおっさん。試合中のおっさん。試合後のおっさん。倒れて病院に搬送され、助かったけど大事なタイツを台無しにされたおっさん。ストリップに通うおっさん。娘に嫌われても何も言い返すことが出来ないおっさん。惣菜売り場で活き活き働くおっさん。惣菜売り場でキレるおっさん。フラれるおっさん。踊るおっさん………。




ミッキー・ロークの演技凄すぎです。

お前を憎む訳にはいかねーよランディ。

お前は最高のおっさんプロレスラーだよ。






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