『パコと魔法の絵本』を観ました。
どうしたんだろう、ガマ王子。
涙がいっぱい出てきたよ。
ごめんよ、みんな。
僕はとってもバカだった。
ストーリー&解説:一代で会社を作り、我侭放題に生きてきた大貫は、持病で入院していた。病院には、患者も医者も看護婦もクセのある者ばかりが集まっていた。その中で唯一、ピュアな心を持っていたのが、交通事故で入院した少女パコ。我侭な大貫だったが、パコの優しい心に打たれ、毎日、絵本を読み聞かせるように。しかし、事故の後遺症でパコの記憶が一日しか持たないと知った大貫は、パコのために絵本をお芝居にしようと病院の人々に呼びかける。
『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』など、カラフルで毒のある作品を放ってきた中島哲也監督作品。原作は、後藤ひろひとの舞台「MID SUMMER CAROL ガマ王子VSザリガニ魔人」。我侭で孤独な老人と清らかな心を持った少女の交流をシニカルに描いたブラックなファンタジー映画。“病的”な人々が繰り広げるカオスなクライマックスが見どころ。意外なオチもナイス。主演は、役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、阿部サダヲほか。日本映画界を代表する豪華キャストだが、ほぼ全員がこれまでと全く違った役に挑んでいるのに拍手を送りたい。特に、これまでのキャリアを全て捨てるかのような汚れ役を演じた妻夫木聡は絶賛もの。(goo映画)
【五つ星評価…☆☆☆☆】
阿部サダヲのテンションが高すぎるダロwwww
ちょっと疲れました。
あと、パコの結末がどうしても納得がいかない。
ネタバレになってしまうけど、いいよね。
これから観る人はここで退場してくださいね。
どうしてパコが死んじゃうわけ?
いや、死ぬのは別に構わないんだけど、死因が気になって仕方がないんですよ。
医学的な事は僕は知りません。
でも、記憶障害が残ったとはいえ、交通事故の怪我が治って、院内を駆け回るほど元気になったのに、どうして突然死んでしまう事になるの?
病気とかだったら分からなくもない。
個人的なイメージだけど、交通事故で死に至る程の損傷を受けたら、ICUから出れないとか、一般病棟に移ることができても車椅子以外での外出はできませんとか、色々と制限があるはずでしょ?
少なくとも走ることはできないでしょ。
あれだけ元気になっているって事は、事故の怪我が原因で死ぬことはないんじゃないだろうか?
なんで、あんなに元気だったのに突然死ぬんだよ。
死因は何なんだ?
できれば、その辺の説明を入れてほしかったですね。
ファンタジーにそんな事を求めても意味がないのかもしれませんが、気になって仕方がありませんwww
それから、純粋で穢れを知らない可愛い可愛いパコちゃんが、大貫のことを「オオヌキ!」とずっと呼び捨てにしてるのも、なんか違う気がするwww
アダ名で呼ぶとか、“さん”くらいは言っといた方が良いと思うけど。
理想は“ちゃん”付けで「オオヌキちゃん!」とか言ってくれたらツボだったんだけどww
さて、今さら何を言っているんだという話ですが、パコを演じたアヤカ・ウィルソンちゃんが可愛すぎでしょ。
天使とは彼女の為にある言葉ではないかというくらい、可愛らしさ爆発でした。(大貫がパコちゃんをグーで殴った時は、このクソジジイどうにかしてやろうかなと思った)
それだけで俺は満足だったよ。
それから、なんだかんだ言ってもパコと大貫の心の触れ合いには感動してしまいます。
あんなに頑固なクソジジイが、一日しか記憶が保てない一人の少女のために、毎日同じ絵本を読んであげる姿を見て、一人の少女のためにあんなに涙を流す大貫を見て、何も感じないヤツなどいるものか。
すごく良かったよ。役所広司、最高だ!
他のキャストもみんな良かったですね。
土屋アンナは『下妻物語』の白百合イチゴとキャラがかぶっていましたが、まぁ、土屋アンナのあの雰囲気は個人的に大好きだし、今回のタマ子のキャラにピッタリでした。
ただ、もう少し“劇”の部分での出番を多くして欲しかったかな。もっとしっかり土屋アンナのメダカちゃんを見たかったです。
小池栄子は言われないと誰だか分からない顔をしていましたが、良く頑張っていたと思いますww(このキャラも若干テンション高めだったか…)
劇団ひとりも良かったし、國村隼のおかまキャラも凄かったし、上川隆也は今までのイメージでは想像しにくいキャラを好演していて意外でした。
加瀬亮は…個人的に好きじゃないのでどうでもいいです。
群を抜いて良かったのは龍門寺役の山内圭哉ですね。
いや、これは演技が良かったというか、“順平”のネタがかなりツボだったのでwww
妻夫木聡と阿部サダヲがイマイチだったのが残念。
あと、ちらっと出ていた木村カエラも可愛すぎて大好きです。
なんか彦摩呂とかゆうたろうとかも出てましたね。他にも確認はできなかったけど、デヴィ夫人とかペーパー夫妻とかカメオ出演してる人がたくさんいるみたいなので、探してみるのも楽しいかもしれません。
テンション高めなのと、説明不足なところが気になりましたが、なんだかんだ言っても、笑いあり涙ありの中島哲也監督らしい映画だったと思います。
ここまで触れてきませんでしたがCGの完成度もかなり高いです。
劇場観賞でも損はさせませんよ。
映画インデックス
パコと魔法の絵本 - goo 映画
どうしたんだろう、ガマ王子。
涙がいっぱい出てきたよ。
ごめんよ、みんな。
僕はとってもバカだった。
ストーリー&解説:一代で会社を作り、我侭放題に生きてきた大貫は、持病で入院していた。病院には、患者も医者も看護婦もクセのある者ばかりが集まっていた。その中で唯一、ピュアな心を持っていたのが、交通事故で入院した少女パコ。我侭な大貫だったが、パコの優しい心に打たれ、毎日、絵本を読み聞かせるように。しかし、事故の後遺症でパコの記憶が一日しか持たないと知った大貫は、パコのために絵本をお芝居にしようと病院の人々に呼びかける。
『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』など、カラフルで毒のある作品を放ってきた中島哲也監督作品。原作は、後藤ひろひとの舞台「MID SUMMER CAROL ガマ王子VSザリガニ魔人」。我侭で孤独な老人と清らかな心を持った少女の交流をシニカルに描いたブラックなファンタジー映画。“病的”な人々が繰り広げるカオスなクライマックスが見どころ。意外なオチもナイス。主演は、役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、阿部サダヲほか。日本映画界を代表する豪華キャストだが、ほぼ全員がこれまでと全く違った役に挑んでいるのに拍手を送りたい。特に、これまでのキャリアを全て捨てるかのような汚れ役を演じた妻夫木聡は絶賛もの。(goo映画)
【五つ星評価…☆☆☆☆】
阿部サダヲのテンションが高すぎるダロwwww
ちょっと疲れました。
あと、パコの結末がどうしても納得がいかない。
ネタバレになってしまうけど、いいよね。
これから観る人はここで退場してくださいね。
どうしてパコが死んじゃうわけ?
いや、死ぬのは別に構わないんだけど、死因が気になって仕方がないんですよ。
医学的な事は僕は知りません。
でも、記憶障害が残ったとはいえ、交通事故の怪我が治って、院内を駆け回るほど元気になったのに、どうして突然死んでしまう事になるの?
病気とかだったら分からなくもない。
個人的なイメージだけど、交通事故で死に至る程の損傷を受けたら、ICUから出れないとか、一般病棟に移ることができても車椅子以外での外出はできませんとか、色々と制限があるはずでしょ?
少なくとも走ることはできないでしょ。
あれだけ元気になっているって事は、事故の怪我が原因で死ぬことはないんじゃないだろうか?
なんで、あんなに元気だったのに突然死ぬんだよ。
死因は何なんだ?
できれば、その辺の説明を入れてほしかったですね。
ファンタジーにそんな事を求めても意味がないのかもしれませんが、気になって仕方がありませんwww
それから、純粋で穢れを知らない可愛い可愛いパコちゃんが、大貫のことを「オオヌキ!」とずっと呼び捨てにしてるのも、なんか違う気がするwww
アダ名で呼ぶとか、“さん”くらいは言っといた方が良いと思うけど。
理想は“ちゃん”付けで「オオヌキちゃん!」とか言ってくれたらツボだったんだけどww
さて、今さら何を言っているんだという話ですが、パコを演じたアヤカ・ウィルソンちゃんが可愛すぎでしょ。
天使とは彼女の為にある言葉ではないかというくらい、可愛らしさ爆発でした。(大貫がパコちゃんをグーで殴った時は、このクソジジイどうにかしてやろうかなと思った)
それだけで俺は満足だったよ。
それから、なんだかんだ言ってもパコと大貫の心の触れ合いには感動してしまいます。
あんなに頑固なクソジジイが、一日しか記憶が保てない一人の少女のために、毎日同じ絵本を読んであげる姿を見て、一人の少女のためにあんなに涙を流す大貫を見て、何も感じないヤツなどいるものか。
すごく良かったよ。役所広司、最高だ!
他のキャストもみんな良かったですね。
土屋アンナは『下妻物語』の白百合イチゴとキャラがかぶっていましたが、まぁ、土屋アンナのあの雰囲気は個人的に大好きだし、今回のタマ子のキャラにピッタリでした。
ただ、もう少し“劇”の部分での出番を多くして欲しかったかな。もっとしっかり土屋アンナのメダカちゃんを見たかったです。
小池栄子は言われないと誰だか分からない顔をしていましたが、良く頑張っていたと思いますww(このキャラも若干テンション高めだったか…)
劇団ひとりも良かったし、國村隼のおかまキャラも凄かったし、上川隆也は今までのイメージでは想像しにくいキャラを好演していて意外でした。
加瀬亮は…個人的に好きじゃないのでどうでもいいです。
群を抜いて良かったのは龍門寺役の山内圭哉ですね。
いや、これは演技が良かったというか、“順平”のネタがかなりツボだったのでwww
妻夫木聡と阿部サダヲがイマイチだったのが残念。
あと、ちらっと出ていた木村カエラも可愛すぎて大好きです。
なんか彦摩呂とかゆうたろうとかも出てましたね。他にも確認はできなかったけど、デヴィ夫人とかペーパー夫妻とかカメオ出演してる人がたくさんいるみたいなので、探してみるのも楽しいかもしれません。
テンション高めなのと、説明不足なところが気になりましたが、なんだかんだ言っても、笑いあり涙ありの中島哲也監督らしい映画だったと思います。
ここまで触れてきませんでしたがCGの完成度もかなり高いです。
劇場観賞でも損はさせませんよ。
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