読書『ジェネラル・ルージュの凱旋』

昨日、読み終えました。

前作の『ナイチンゲールの沈黙』の裏で浮上した収賄疑惑、その裏に隠された陰謀など、医療の理想と現実を描いたメディカル・エンターテインメントってことで、『～沈黙』がイマイチだったので不安だったのですが…。

かなり面白かったですね。

田口＆白鳥シリーズの中では、医療問題に一番深く切り込んだ作品だと思います。

救命救急センターという医療の最前線が舞台なので、エキサイティングな描写も多い印象を受けます。

登場人物は田口・白鳥・藤原・高階などレギュラーメンバーに加えて、『～沈黙』で登場しながらも脇役で終わっていた速水・如月・花房などが重要なポジションに据えられています。

そして、僕の予感は的中。白鳥の部下の“氷姫”こと姫宮が満を持して登場ｗｗ

面白すぎｗｗ

てっきり、“白鳥傘下の田口”や“加納傘下の中村”の部類に入るちょっと可哀想なキャラなのかと思いましたが、どこか白鳥と同じ香りがしますよねｗｗ

これが白鳥と絡むとどうなるのだろうか？

ものすごい化学反応が起こりそうな気がするんですけどｗｗ

残念ながら一人で研修中ということで白鳥と姫宮の絡みは描かれていませんでした。

おそらく、姫宮の看護婦研修は『螺鈿迷宮』という作品への伏線になっていると思いますので『螺鈿迷宮』も早く読みたい！！

実はもう購入済みなのだ…。

今は『ブラックペアン１９８８』を読んでますので、もう少し先になるかな。




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