映画を観た～インセプション～

夢に囚われた女






ストーリー＆解説：ドム・コブ（レオナルド・ディカプリオ）は人がいちばん無防備になる夢の中にいる状態のときに、その潜在意識の奥底に潜り込み、他人のアイデアを盗み出すという犯罪のスペシャリストである。危険極まりないこの分野で最高の技術を持つコブは、陰謀渦巻く企業スパイの世界で引っ張りだこの存在だった。しかしそのために、コブは最愛のものを失い、国際指名手配犯となっていた。そんな彼に、幸せな人生を取り戻せるかもしれない絶好のチャンスが訪れる。そのミッションは、インセプションと呼ばれるものだった。それは彼の得意とするアイデアを盗むミッションではなく、他人の潜在意識に別の考えを植え付けるという難度の高いミッションで、ほぼ不可能だと言われていた。それでもコブは、それを最後の仕事と決め、業界トップの類まれな才能をフルに活用し、万全の準備をしてミッションに挑む。しかし、予測していなかった展開が彼を襲う。

『ダークナイト』を世界的大ヒットに導き、一躍注目を集めた俊英 クリストファー・ノーラン監督の最新作。人の潜在意識からアイデアを盗む、スゴ腕の産業スパイ・コブ役にレオナルド・ディカプリオ。コブに危険な依頼をする、クールでクレバーな大物実業家・サイトー役に渡辺 謙という、日米スターの共演も話題だ。見どころは、“夢”という何が起きても不思議じゃない世界で繰り広げられる、刺激的な現象の数々。これまで見たことのない、独創的でスタイリッシュなＳＦＸ映像から、この若き監督の手腕を見せつけられるはずだ。そして監督が10年も前から構想していたという、豊かなイマジネイションで彩られた独特の世界観も強烈だ。他人の意識の深層にどんどん潜っていくという、なんとも生温かくて、ぐにゃりとした手触りの映像体験が待っている。（goo映画）


【五つ星評価…】


主演はレオナルド・ディカプリオってことですが『シャッターアイランド』と色々とかぶる部分がありましたねwww悲壮感漂わせたらもうこの人の右に出る者はいないんじゃなかろうか？

『シャッターアイランド』のテディと本作のコブがどうも設定が似ているので、どうしても『シャッターアイランド』と比較してしまうんだけど、個人的には『インセプション』の方が好みです。

夢の中に進入して活動する映画だとは聞いていたけど、夢の中でさらに夢に進入して潜在意識の奥の奥に潜り込むという設定が面白すぎる。

最初は何回も夢の奥に潜る展開にくどさを感じましたが何回か観ていくうちに、夢の世界とリンクするようにストーリーの奥の深さを感じることができました。

夢を防衛する訓練の成果が、武装した防衛軍として夢の中に現れて銃撃戦になるのが面白い。目覚める方法も手が込んでいてワクワクしますね。

しかし、年末の忙しさの合間をぬっての鑑賞のせいか、はたまた管理人の理解力が乏しいのか、分からない所もある。

その分からない部分の大半が文章化することもできないほどぼんやりしている状態なのですが、ひとつだけ明確な疑問があります。

え～と、たしかミッションを開始してから第四層まで潜り込んでましたよね？で、第一層で車が落下した影響で第２層が無重力状態になるじゃないですか。ですが第三層の雪山のシークエンスではその影響がまったく出ていないのはなぜでしょう？

下にいくにつれて影響が薄くなるってこと？柵を突き破った時の衝撃はちゃんと第三層まできていましたよね。音楽だって聴こえてるもんね。なぜ無重力だけ繁栄されないんでしょうか？

ってか第二層が実際に無重力になってるんだから、第二層の影響が第三層に出るはずじゃないのなか？

よくわからん

この辺は『シャッターアイランド』と同じで何回も観ないと理解しにくいのかもしれませんね。


主人公のコブを演じたレオナルド・ディカプリオ。またまた深い闇を持つ人物を熱演していましたね。この人やっぱうまいと思います。

テディもコブも奥さんの事で大変な目に合っているけど、コブの方がまだ救いが持てる終わり方で良かった……と僕は解釈しますけどねwwwもう可哀想だからさwww

他の登場人物で良かったのはアーサーとイームスかな。特にアーサーは裏の主役と言ってもいいくらいの存在感でした。

エレン・ペイジの存在感が若干薄かったのが残念。夢の設計士としての実力がよく分かりませんでした。

渡辺謙はハリウッド作品に出演していてもまったく違和感ないですね。すげーや。


馬鹿な管理人には少々難解な作品ではありますが、何回も観ていくうちに新たな発見がある成長型movieとでも言っておきましょうか。

管理人はまだ二回しか観ていませんが、三回四回と鑑賞して作品に対しての理解を深めていきたいと思います。

そういう期待も込めて、星五つの評価となりました。

興味があればぜひレンタルしてみてください。









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