映画を観た～グラン・トリノ～

2009年10月11日 18時42分18秒 | 映画

スーさんがかわいそう（涙）

ストーリー＆解説：朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリ化した生活を送っている。彼の妻はウォルトに懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオにウォルトの所有する1972年製グラン・トリノを盗ませようとする。タオに銃を向けるウォルトだが、この出会いがこの二人のこれからの人生を変えていく…。

『チェンジリング』からほとんど間を空けずに公開されるイーストウッド監督作。『ミリオンダラー・ベイビー』以来、4年ぶりに主演も兼ねた。朝鮮戦争従軍経験を持つ気難しい主人公が、近所に引っ越してきたアジア系移民一家との交流を通して、自身の偏見に直面し葛藤する姿を描く。アメリカに暮らす少数民族を温かな眼差しで見つめた物語が胸を打つ。西部劇や刑事ドラマで築き上げた、“男イーストウッド”のヒロイズムが詰まった人間ドラマだ。主人公と友情を育む少年タオ役のビー・バン、彼の姉役のアーニー・ハーなどほとんど無名の役者を起用しているにも関わらず、どんな端役までも行き届いたきめ細かな演出がイーストウッドの真骨頂だ。（goo映画）

【五つ星評価…

.☆】

公開当初から評判が異様に良かった『グラン・トリノ』を観ました。

劇場では観る機会がなく……というか、近場では公開しなかったような気が…。

少し狭い範囲での意見で申し訳ないですが、イーストウッドの作品ってなんか女性が不幸な目に遭うものが多いような気がするんですよね～www

まぁ、気のせいかもしれませんけど。

観る前からイーストウッドが演じるジジイが頑固だ頑固だという話は聞いていましたが、思ったよりも頑固じゃなかったかな？www

もっと凄い頑固者を想像していたのですが、わりと普通でしたね。

ただ、何かあると朝鮮戦争で自身が使用していたと思われるＭ１ガーランドを持ち出す姿は怖すぎダロwwww

それにしてもイーストウッドは心に響くような作品を連発しますよね。

ハズレがないんだよなぁ。

今回レンタルしたＤＶＤの中では断トツの出来の良さでした。

やっぱりこういう徐々に親交を深めていくような話は良いですよ。

しかし、そこはただでは終わらせないイーストウッド監督。

ウォルトの最後の決断、その決断を下すきっかけになったタオの姉、スーを襲った悲惨な現実……。