2/24(日)
全国的に寒風が吹き荒れた今日!
田辺市内之浦で、アマモの種まきが行われました。
主催:田辺湾におけるアマモ場造成事業協議会
雪もちらつく中、なんと大勢の参加者!
小学生・中学生の姿が目立ちます。
9:00 開会
今日の作業は、2つ
☆アマモパック作成 コース
ガーゼに砂を入れ、アマモの種を10粒入れて紐で縛ります。
出来たアマモパックは、すかさず海水の中に・・・
種は乾燥が苦手・・・8時間外に置いておくと死んでしまうそうです・・・
可愛いアマモパックが次々出来てきます。
☆アマモ播種シート作成コース
厚さ3㎜の椰子マットの上に、不織布(喫茶店のおしぼりの様な物)をのせ
種を播いていきます。
手前に、今日の予定のマットが積まれています。
(全部で20枚作成)
向こうでは、種播きが終わった不織布の上を、椰子マットで挟み
大きなホッチキスで止める作業が行われています。
ひっくり返して、金網をのせ、もう一度ホッチキス止め・・・
くるくる巻いてできあがりです。
こちらでは、糊を溶いて、大きなハンドミキサーで混ぜています。
スライムのような感じ・・・でしょうか・・
シートに播いていたのは、これ
このバケツで、シート1枚分
糊の中の「アマモの種」が見えますか?
1平方メートルあたり300粒・・・シートは5平方メートルだから
全部で???粒入っています・・
海底に固定用のU字鋼・・・
出来上がった「アマモシート」と「アマモパック」の前で記念撮影!!
本当は、この後、船で海に出て、ダイバーさんが海に設置する予定だったのが
悪天候のため、作業は明日か明後日に延期・・・
11:30~ 内之浦会館でアマモの「勉強会」
★不織布は、約3ヶ月で分解される
★金網は、「生鉄」を使っているので3年で酸化・・・海にかえる
★糊を使うのは、種をラッピングするため・・・食べても大丈夫な糊を使用
等など・・・いろいろ環境に配慮されています。
「海のゆりかご」アマモ
海が汚れると、アマモの成長が悪いとか・・・
海・・・川・・・山・・・ みんなつながっています
川を汚さないこと・・・アマモが育つ環境は、人間にも優しい環境ですね。。
「アマモって何?」と思われる方は・・・
NPO法人アマモ種子バンクの
HPをご覧下さい。