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FOMC声明

2007-03-22 12:22:22 | 為替
先週の生産者物価指数、消費者物価指数、そして今週の住宅関連指標が発表
でも大きく動かなかったドル相場が、昨日のFOMCでようやく動きました。
声明文の中身はこんな感じですが、正直なんでこんな声明で相場が動くのか
まったく判らないですね(笑)

・今後の政策調整は見通し次第
・最近の経済統計はまちまち
・住宅部門の調整は継続中
・高い資源利用によるインフレ圧力が続く



政策金利は予想通りの据え置きでした。

これまでの「さらなる追加利上げ」という文言が削除され「今後の政策変更は
物価と景気の見通し次第」との文言に変更された事が重要ポイントのようです。

これでドルが急落。

その中身は各通貨で下記のとおり。

  ドル円は117.86から117.17    69銭安
ユーロドルは1.3296から1.3383    87PIPS
ポンドドルは1.9580から1.9691   100PIPS


ドル円は急落直後に反転しながらも半値戻程度でまたもや停滞。
現在は117円50銭ほどで推移。その他のドル相場はFOMC
声明文公表後の安値をほぼ維持しています。

この流れを受けてクロス円も上昇。
注目のオージー円は94.23から95.09となり86銭の「円安・ドル高」


ドルが売られて一方は「ドル安」なのに、対円で見ると「ドル高」
このからくりが理解できてくると、重要指標の発表に併せて張り付いて
利益を確保できるのです。
ただし、昨日のように、発表が日本時間で夜中の3時15分。冬時間だと
4時ですから、指標の発表から「利食い」をするもの楽ではないですね。


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