ナマケモノの投資メモ

簡単&放置可能なインデックス投資好きが
投資関係のメモを残していく予定です。

投信から海外ETFへのスイッチング

2007-11-23 00:20:27 | 投資月報
投資信託から、海外ETFへの乗り換えについて書く。
自分の手持ちファンドで言うと、ステートストリート外国株式インデックス→IVV+EFAへのスイッチング(乗り換え、リレー投資)がこれに該当する。カナダ入ってないけど。

以前書いた、TOPIXインデックスファンド から TOPIX連動型ETF へのスイッチングとの大きな違いは、買い付け手数料が非常に大きいこと。
現状だと、1回の取引に、イートレード証券で26.25ドル、楽天証券で31.5ドルかかる。
そのため、インデックスTSP→1306の時のように、ETFの最小単元分ファンドが貯まったら即乗り換える方法では、コストは最小にならない。

そこで、何ヶ月、または、いくら貯まる毎に乗り換えるのが最適かを計算する必要がある。
検索した中で、一番参考になったのは下記の記事。
海外ETFリレー投資の乗り換えタイミングの検討(その1)
海外ETFリレー投資の乗り換えタイミングの検討(その2)
(「ある貧乏人の投資信託物語」fundstory氏)

綺麗にまとまっているのに感動して、上記サイトのモデルをWebAPP化したのが下記。
投信→海外ETF乗り換えコスト計算機

結果から作ったグラフの形が上記サイトとは微妙に違うのだが、
計算例1(T=300, S=60, M=20000, A=0.0131, B=0.0021, I=31.5, K=2, R=118)、
計算例2(T=300, S=60, M=30000, A=0.0131, B=0.0021, I=31.5, K=2, R=118)、
とも、同じ結果(X=30, 23で総コストが最小)となるので、いいんじゃない、かな?

ちなみに、自分の場合、こんな結果になった。
(現在26歳で、60歳まで積立を続ける、ステスト外株インデックス→IVV+EFA、ステストのコストは信託報酬0.998%+留保0.3%で便宜的に計算)
18ヶ月で乗り換えが最適ということで、丁度現在乗り換え時期を迎えているという結果になった。実際は、誤差3%以下で済む範囲がほぼ1年あるので、もう少し考えるつもり。

なお、実際には、下記のような要因がコストを増減させるので、結果は目安程度に捉えるのが良いと思う。
1. 東証が(IVVやEFAに相当する)海外ETFを上場するかもしれない
2. (イートレード証券や楽天証券の)海外ETFの購入手数料が下がるかもしれない
3. MSCIコクサイ指数に連動するETFが国内証券会社で取り扱われるかもしれない
4. 売却タイミングによって、税額(20万円を超えるか超えないか)が変わるかもしれない
5. 税制の変更(10%→20%になるとか)によって、税額が変わるかもしれない
6. 為替手数料を考えると結果が変わるかもしれない
1.には正直期待できないけど、2.や3.が起きる可能性はあるんじゃないかなぁ...

バグ報告、改良要望、感想等あれば気軽にコメントしてください。
可能な範囲で対応したいと思います。

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おまけ1
Excel版と比較すると、ブログの上に貼り付ける分には、php版の方が便利だと思う。
(それ以外のメリットはあんまりないけど。パーマネントリンクな所がWeb2.0的じゃない?なんて。)

おまけ2
こんなパラメータで計算すると、インデックスTSP→1306の場合は、ETFの最小単元分積み立てたら即ETFに乗り換える方法で最適だとわかる。
AX


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