刺身を作って食べてみたい.. という下心を胸に、
まだ足を運んだことがないDepok海岸に行ってみた。
やはり、いつどこの海岸へ行っても、インド洋は大荒れ。
砕けた波のしぶきが霞のようになって岸に流れてくる。
しばらく海を眺めていたら、小さな漁船が戻ってきた。
大波に追いつかれないように、スピードを上げて浜に突っ込む。
加速をつけた船が砂浜に乗り上げると同時に、
どこからともなく人がたくさんやってきて
船が海に引き戻されないうちに引き上げる。
一仕事終えて満足顔の漁師さんの顔は、
どことなく日本の漁師さんと似ているように感じた。
厳しい環境で生活していると顔つきが変わってくるのだろう。
ところで、あがってきた魚はサメや小魚だったので、
刺身は諦めました。
ジョグジャカルタの南東には、"Gunung Kidur"(南の山)という
石灰岩の小山が連なる地帯がある。
石灰岩は割れ目が多く水持ちが悪いため稲作はできず、
代わりにキャッサバ畑が山の上まで作られている。
そんな丘陵地の道を延々と走り抜け、いいかげん飽きた頃、
唐突に真っ青なインド洋が現れる。
この日は、以前来たときのようにBaron海岸で魚を食べた後、
その東に点々と続く別の海岸に足をのばしてみることにした。
まずは、Baronの約1km東にあるKukup海岸。
駐車場と簡素な土産物屋が並ぶ小道を抜けると、
白い砂浜の海岸に出る。
海岸には若者のグループや家族連れが数組だけ。
海に膝まで浸かってはしゃぐのは一部の若者だけ。
あとはインド洋の荒波の音と砕ける白波を眺めている。
こんなに波が荒くなきゃもっと外国人も来るんだろうにねぇ..
海岸のそばに、熱帯魚すくいの露店が出ていた。
ただでさえまばらな客は、みんな眺めるだけで通り過ぎる。
店番のおいちゃんには申し訳ないが、私も写真だけ撮らせてもらった。
強烈な日差し、泳げない海。
長居をするのはちょっとキツい。
気だるい雰囲気は十分満喫したので、
もひとつ東にあるKrakal海岸も覗いてみることにした。(つづく)
インドネシアには、野生のキングコブラがいる。
野生のものかどうかは知らないが、
そのキングコブラの肉を食べさせる食堂を見つけたので、行ってみた。
その名も、『レストラン コブラ』!
『コブラ肉の黒コショウ炒め』
ワクワクして料理の到着を待つこと数分、最初に運ばれてきたのがこれ。
コブラと言われなければ何の肉だかわからない。
肉は淡泊で歯ごたえあり。ウマ~
見かけは焼き鳥と何ら変わらない『コブラ肉の串焼き』
たれの味が強すぎて肉の味はよくわからず。
『コブラ肉のステーキ』
失敗! 臭いが気になる(泣)
ひととおり食したが、決して鼻血がでるようなことはなかった。
残念だったのは、肉が全部切り身になっていて
本当にコブラ肉なのか確認できなかったこと。
今度は調理前の肉を見せてくれと尋ねてみようかな?