私は、”バカはバカなりに頑張る”という言葉だ好きだ。バカはバカなりに、精一杯考えて、どんくさくても、何度でもあきらめないで挑戦するのだ。と言っている私が、おバカだから、自分で自分を励ます意味でも、また、世間から認めてもらう事があっても、調子にのって自分をはき違えないように、私は自分にこのセリフを言い聞かせてきた。
自分に自信を持つ持たない、とか、自分を高く評価する、しないという次元の話ではない。そもそも、人間なんて、完璧はない。誰にでもおバカな一面はある。それをはき違えて、自分は正しい、とか、自分は他者より上だとか、あさはかな勘違いをする。私が働いてきた会社にも大そうそういう人がいたなぁ・・・・。良い学歴だったり、社歴だったり、経験だったり、家柄だったりを自分の仕事能力に加算して考える人、、、、。人を上から目線でエラそうに扱ったり、物事に対するはき違えた対応をしたり、、、カッコ悪いぜよ~!
自分の成長を死ぬまで望む姿勢を私は出来る限り貫きたい。だから、少しでも伸びしろを持っていたい。生きている限り、人間は成長し続けるものだという考えが大前提にあるから、昨日より今日、今日より明日と、自分を様々な次元で成長させていきたい。年をとってくると、あきらめや過信、今さら・・とこの伸びしろを捨てる人が増えるが、若い時から、”自分は〇〇な人間なので、それは無理です、とか、できません。”と、自分のupperを敢えて決める言葉づかいをする人を見ると、”あーこれ以上の成長を敢えて拒んでいるんだ”と思ってしまう。残念無念だね、こういう人。
私の伸びしろも、若い時から見ると、大分少なくなっているかもしれないが、今だに、おバカさんだから、”バカはバカなりに頑張る”と自分に言い聞かせないと、どうしようもないバカになる。おバカだからこそ、いろんな失敗、経験を謙虚に受け入れ、どうやったら少しでも賢くなるか考える。その分、人の気持ちも痛みも分かるようになる。その分、知恵もついてくる。だから、私は、この言葉を自分に言い聞かせて、昨日のより今日の自分の成長に挑むのだ。