箱島ほたる保護の会

上州吾妻谷の玄関、名水百選箱島湧水の地から、ホタルの明かりを守り続ける「箱島ほたる保護の会」の活動を紹介します。

箱島こどもホタレンジャー活動報告&ホタル講演会大盛況!

2007年11月18日 | ホタル講演会


 ホタル講演会ではお世話になりました。
会場には約70名、地域の方や小学生が集まってくださり、すばらしく内容のある講演会を開催することができました。
 まず、箱島こどもホタレンジャーのみなさんが、今年度の活動の様子を報告しながら、小学2~5年生が感想を発表してくれました。子どもの目線から感じた自然体験を聞くことができ、子どもの心にうるおいをもたらしている様子を感じることができました。この発表には矢島先生も大きな拍手をおくってくださいました。「こどもたちをまず、すばらしい自然にふれさせること。そのために、大人がすばらしい自然に導くことが大切。そして自然のすばらしさを教え、自然のすばらしさや驚きを感じ取らせることが大切。」ということを矢島先生のお話から感じました。この観点から、ホタレンジャー学習会では、箱島ほたる保護の会の取り組みが箱島の自然のよさに子どもたちを導くことができ、とてもすごい取り組みだったんだなあと、改めて感じました。また、ホタレンジャーのみなさん、すばらしい発表をありがとうございました。小学校の先生が誰も応援に来てくれていないようでしたが、発表の態度もすばらしく、茂木町長さん、関口副町長さんもとてもほめてくださいました。また、地域のおじいちゃん、おばあちゃんも、ニコニコしながらうんうんとうなづいて、みなさんの発表を聞いてました。このような体験を生かしてますます成長してほしいと思います。本当すばらしい発表をありがとうございました。
 次に、矢島先生の講演は、本当にすばらしい内容でした。ホタルだけを増やそうとしてもホタルは増えない。ホタル1匹が育つには、餌になるカワニナが25匹必要。だからホタルを100匹飛ばそうとしたら最低2500匹のカワニナがいなければならない。そのためには、カワニナがたくさん育つ環境がなければならない。でも、カワニナをたべるのはホタルだけではない。ヒルや沢ガニ、ザリガニ、コイ、野ネズミなど、他にもたくさんの動物がカワニナを餌にする。でも、コイなどの糞が栄養になって水ゴケができ、その水ゴケをカワニナが食べてカワニナが増える。このように、食物連鎖があってその中にホタルもいる。だから、ホタルだけ増やそうとしてもホタルは増えない。ということを中心に、ホタルの話や自然のことについてたくさん語ってくださいました。予定の時間を20分もオーバーして矢島先生は自然の大切さを語ってくださいました。最後に、自然のすばらしさを感じ取れていない人間は不完全な人間だ、というお話をしてくださり、目頭が熱くなりました。矢島先生には遠路はるばるお越しくださり、また貴重なお話をしてくださり本当にありがとうございました。こころより感謝申し上げます。
 すばらしく貴重な土曜日を子どもたちや地域のみなさん、そして矢島先生と過ごすことができました。ありがとうございました。箱島ほたる保護の会に新しい歴史が誕生したような気分です。これからもますます充実した活動ができるようにがんばりましょう。よろしくお願いします。


講演会間近になりました!

2007年11月11日 | ホタル講演会

 今日はホタル講演会の最終打ち合わせをしました。
来週の参加者は現時点で、41名。
苦しい!
矢島先生を迎えるにあたり、100名以上の参加になるように
あと1週間、みんなでがんばろう!ということを確認しました。

このブログを見たみなさん!
是非参加してください。
よろしくお願いいたします。