今回は
ホンダさんちのバモスでございます。
現在の走行距離は「約117,700km」。
オーナー曰く、
「エアコンのスイッチの裏あたり、センターコンソールの辺から
なにやら水の流れる?音がする」とのこと。
しかも結構大きな「音」らしい?
更にオーナーが
「ネットで検索するとどうもヘッドガスケットがよく抜けることがあるらしい」と教えてくれました(^_^;)
真偽のほどを確かめるべく
とりあえず預かってその音の原因を探ります。
まずはエンジンをかけて何回か吹かしてみると
「ザザァ~~~」とオーナーが言うようにホントに水の流れる音が聞こえてきましたよ!
しかもコチラが思っていたよりもかなり大きな音デス(笑)
しかし毎度毎度出るわけではなく、何かの拍子に「ザザァ~~~」と聞こえてきます。
これでは全く原因が掴めないので
ラジエターにツールをセットして助手に車の中に乗り込んでもらい
実際に水の流れる音がしたら手を上げて貰うようにしました。
そして
その「水の流れる音」が出る度に助手が手を上げてくれるのですが
それにリンクするようにラジエターからエアーの「塊」が出てきます。
そういえば
バモスのオーナーは「マニュアルに沿って冷却水関係の「エアー抜き」を半日かけて行ったのに
ずっとエアーが出てくる」と言っていたのでますますガスケット抜けが濃厚です。が
これ!といった有効打がないのでしばらく考えました。
そして
最終的にオーナーと話し合い、「ガスケット抜けの可能性が濃厚ですが違うかもしれない。
結局のところエンジンを開けてみないとわからない」とお伝えすると
「やってください!」とオーナーから了承いただきました(^_^;)
それではご期待に応えて? 作業を開始しましょう~(^o^)丿
バモスはリヤエンジンではなく重量配分?か知りませんが、わざわざ「ミッド」にエンジンを積んでおり
毎度のことながら作業性は悪いです。これを設計した人はメンテナンス性なんて二の次なんでしょう。
こんなとこにも「ホンダイズム」が散りばめられております。いっそ潔く
スバルのサンバーみたいにリヤエンジンならば
メンテナンス性もそんなに悪くないんですがね。
エキゾーストを外します。
エキマニと触媒が一体化しております。が
いきなり問題発生!
鋳物であるマニホールドの2箇所に大きなクラックを発見!(゜゜)
鋳物の溶接か高額?なエキマニ&触媒を交換するかをオーナーに連絡。
しばらくすると「ネットでリサイクル品があったのでそれを送ります」とのこと。
なので
作業を続行!ドンドンと邪魔モノを外していきます。
IGコイル。プラグ穴のシールが硬化していてオイルまみれでした(一一")
インテークマニホールド&スロットル。脱着にも一苦労。
水まわりのホースがやたらと多く、「そりゃエアーも抜けにくいわいな」と一人言。
タイミングベルトを外したら
バルブカバーを外し
無事にシリンダーヘッドが降りました(^O^)
つづく
( ̄▽ ̄)
★最新の
「町工場 奮闘記」 は
http://hakkocars.net にて配信中!
是非ご覧くださいませ!
(^^)v
ホンダさんちのバモスでございます。
現在の走行距離は「約117,700km」。
オーナー曰く、
「エアコンのスイッチの裏あたり、センターコンソールの辺から
なにやら水の流れる?音がする」とのこと。
しかも結構大きな「音」らしい?
更にオーナーが
「ネットで検索するとどうもヘッドガスケットがよく抜けることがあるらしい」と教えてくれました(^_^;)
真偽のほどを確かめるべく
とりあえず預かってその音の原因を探ります。
まずはエンジンをかけて何回か吹かしてみると
「ザザァ~~~」とオーナーが言うようにホントに水の流れる音が聞こえてきましたよ!
しかもコチラが思っていたよりもかなり大きな音デス(笑)
しかし毎度毎度出るわけではなく、何かの拍子に「ザザァ~~~」と聞こえてきます。
これでは全く原因が掴めないので
ラジエターにツールをセットして助手に車の中に乗り込んでもらい
実際に水の流れる音がしたら手を上げて貰うようにしました。
そして
その「水の流れる音」が出る度に助手が手を上げてくれるのですが
それにリンクするようにラジエターからエアーの「塊」が出てきます。
そういえば
バモスのオーナーは「マニュアルに沿って冷却水関係の「エアー抜き」を半日かけて行ったのに
ずっとエアーが出てくる」と言っていたのでますますガスケット抜けが濃厚です。が
これ!といった有効打がないのでしばらく考えました。
そして
最終的にオーナーと話し合い、「ガスケット抜けの可能性が濃厚ですが違うかもしれない。
結局のところエンジンを開けてみないとわからない」とお伝えすると
「やってください!」とオーナーから了承いただきました(^_^;)
それではご期待に応えて? 作業を開始しましょう~(^o^)丿
バモスはリヤエンジンではなく重量配分?か知りませんが、わざわざ「ミッド」にエンジンを積んでおり
毎度のことながら作業性は悪いです。これを設計した人はメンテナンス性なんて二の次なんでしょう。
こんなとこにも「ホンダイズム」が散りばめられております。いっそ潔く
スバルのサンバーみたいにリヤエンジンならば
メンテナンス性もそんなに悪くないんですがね。
エキゾーストを外します。
エキマニと触媒が一体化しております。が
いきなり問題発生!
鋳物であるマニホールドの2箇所に大きなクラックを発見!(゜゜)
鋳物の溶接か高額?なエキマニ&触媒を交換するかをオーナーに連絡。
しばらくすると「ネットでリサイクル品があったのでそれを送ります」とのこと。
なので
作業を続行!ドンドンと邪魔モノを外していきます。
IGコイル。プラグ穴のシールが硬化していてオイルまみれでした(一一")
インテークマニホールド&スロットル。脱着にも一苦労。
水まわりのホースがやたらと多く、「そりゃエアーも抜けにくいわいな」と一人言。
タイミングベルトを外したら
バルブカバーを外し
無事にシリンダーヘッドが降りました(^O^)
つづく
( ̄▽ ̄)
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是非ご覧くださいませ!
(^^)v