HAJIME KUBO official BLOG (ギタリスト 久保肇 BLOG) 

ギタリスト久保肇のブログです。THE SILVER BEATS 他、様々なバンドで活躍中!

無題。

2006年01月28日 | 日々雑感
誉められてチヤホヤされた時にこそ、
自分がいかにチッポケな存在かを思い出し、

貶(けな)されてケチョンケチョンな時にこそ、
自分はかけがえのない存在なのだと言い聞かせる。

それが僕の中のバランス・・。




これぞ名盤中の名盤!一生忘れ得ぬ、正にGreat Sound!






カポタスト(Capo)。

2006年01月24日 | ギターのはなし
学生時代、周りのフォーク野郎達は必ず持っていました。何フレット目に装着するか伝えるのに「カポ2フレ!」とか「3カポ!」とかいって。当初は「関係ねーや」と思って無視していたのですが・・。

自分の歌に合わせてキー・チェンジが簡単にできてしまいます。鍵盤楽器の移調は難しいですが、この辺がギターならではの優位性ですね。さらにこれがあれば、バレー・コード(みんなが挫折する'F'みたいな押え方)が多い曲を、もっと楽チンにプレイすることだってできるのです。

日本人は「カポ」ですが、西洋人は「ケイポー」と発音します(ハイ皆さんご一緒に~)。

大きな楽器屋さんに行くと何種類ものカポタストが置いてありますが、用途は一緒です。固定方法がそれぞれ違うんです。(いちいち試せればいいんですが)

ただし、クラッシック・ギター用とそれ以外のギター用(エレキ、フォーク共に使えます)の2種類が存在しますので注意。前者は弦があたるゴム・ラバーの形状がまっすぐ。後者はネックの形状に合わせて丸みがつけられています。初めて購入される方は気をつけましょう。

でジョージはうまいこと楽曲に取り入れていますね。今じゃ僕も必携です。忘れたらヤバ~い!

最後にワンポイント・アドバイス。
写真のようにフレットの間近に装着した方がピッチ(チューニング)が安定しますよ。




降りしきる雪。

2006年01月21日 | 日々雑感
朝起きると窓が明るいので「おっいい天気」と一瞬勘違い。
本日首都圏、5年ぶりの積雪量とのこと、
しっかり積もってます。
午後2時現在、未だ止まないのでちょっと心配です。

休みを家でのんびり過ごすにはいい風情ですけどね~

幹線道路は平気かな?でも今日は早めに家を出ることにします。




フェイバリット・ギタリストのひとり、SRVならばこの一枚。





夢の後・・。

2006年01月18日 | ライブ・スケジュール
最終公演を終えたデニー・レインさんのご一行、なんと最後の晩もキャヴァンで過ごしていってくれました!

深夜6回目のステージは、情報を聞きつけたお客さんが月曜日にもかかわらず大勢お見えになりました。
前日の約束どおり、ギターのゴットフリーさんはご自分のPRSギター(なんとエンドース契約されていらっしゃいます)をご持参、キーボードのメイニーさんも今回はステージにあがってくださり、バンドメンバー全員とのセッションが実現しました。

feat.ゴッドフリーさんで「While My Guitar Gently Weeps」から演奏スタート、その後は「Nowhere Man」「Get Back」「Lady Madonna」等々、誰からともなく曲名が飛び交います。ひとしきり盛り上がっていよいよデニーさんの登場、「Go Now」を再度のセッションです(今回はMoody Bluesのヴァージョンで)。さらに、「Mull Of Kintyre」を会場一体となって大合唱。最高です!あとこの日の特筆モノは「Maybe I'm Amazed」。セッション向けとは言いがたい難曲でしたが、スティーブさんのパワフルなリードボーカルでめちゃくちゃ盛り上がりました。ここまでくるとステージ上はもう飽和状態。ほんとにセッションは朝まで続くんじゃないかと思いましたよ!
そんな楽しい時間がずっと続けばと思いましたが、最後は「Twist&Shout」で締めくくりです。ステージを降りたデニーさんがお客さんと一緒にニコニコしながらダンスしている姿が印象的でした。

皆さんお疲れのところ本当にありがとうございました!

マブジョンは、メンバーお一人お一人の名前の入った「せんじゃ札」を用意していました(改めてさすが)。また、バンドからはShouts!のTシャツをお土産にプレゼント。

最後の最後は、デニーさんとスティーブさんが店に残ってくれました。次の日の飛行機がお昼過ぎにもかかわらず、なんと朝の6時過ぎまでビールを酌み交わしていただいたのです。ギターを手にした忠明さんは「Picasso's Last Words」を歌いだし、つられてデニーさんが上のパートを唄います!皆さんにお聴かせしたかったです!最高のセッション。


光栄なことに、ベーシストのジョンさんのWEBサイトに旅行記がさっそくアップされていましたよ~。





夢の続き・・。

2006年01月15日 | ライブ・スケジュール
で、行ってきました、コットン・クラブ。
デニー・レインさんに再会&ギグを拝見させていただきましたよ!
マブジョンは17:00~のセットから観て、既に楽屋でメンバー達とコンタクトを取っていたそうです。僕は20:00~のセットに間に合って無事に合流。

ステージは2部構成で、1部がデニーさん、2部がアラン・パーソンズさんの出番です。
まずデニーさんのステージは、'WINGS OVER AMERICA'に収録の「Time To Hide」からスタート。リラックスしながらもパワフルなパフォーマンスは、1回目とは全然違う盛り上がりだとマブ。一昨日シルビで共演させていただいた「Go Now」をはじめ、デニーさんが「創ったのは俺」と豪語(?)する大ヒット作、「Mull Of Kintyre」等、キャッチーなナンバーが続きます。そしてアンコールでは、「Band On The Run」、「Live And Let Die」の2曲を披露、ポールのナンバーで会場はさらに大盛り上がりでした。そして一旦ステージを降りるメンバー達と再会!忘れられてなくて良かったよ~!

続いて第2部は、神秘的なバリライトの照明に包まれながらアランさんが登場。体がデカイ、かと思えばやさしく繊細な歌声に酔わされました。またサポート・メンバーお一人お一人が唄激ウマ!後で聞きましたが、トッド・ラングレン、ブライアン・セッツァー等のサポートを皆さんご経験の、つわもの集団とのことです。でなんと、「キャヴァン・クラブからメンバーが来てくれているよ」とアランさんに紹介していただきました。

これだけでも十分有難かったのですが、最後のアンコール時、驚いたことに、マブジョンと僕がステージに呼ばれてしまったのです~!会場の皆さんからのブーイングが心配だったのですが、快く受け入れてくださり雰囲気は絶好調。ベースのジョンさんがリード・ボーカルで、アビーロード・メドレーを大合唱!デニーさんのギター、うふふ、弾いちゃいましたよ!

終了後、楽屋にご挨拶。キャヴァンでお会いできなかったギターのゴッドフリーさんともお話することができ、明日のキャヴァンにはギター持参で来てくれると言ってましたが、さてどうでしょうか?

ま、そんなスゲー夜でした。デニー・レインさん三昧な今日この頃です!




DENNY LAINE

2006年01月14日 | ライブ・スケジュール
ついに本家本元のビートル一派がキャヴァンにご来店!
元ポール・マッカートニー&ウィングスのデニー・レインさんです。

アビーロード・アルバムのエンジニアとして名を馳せ、後に自らテビューし数々のヒット曲で知られるアラン・パーソンズさん&バンド・メンバー達とご一緒に、昨日の深夜、遊びに来られました。
(画像は後日アップ予定)

セッションは、ベーシストのジョンさん、ドラムスのスティーブさんが僕らのステージに加わってスタート。
加部ちゃんはドラムセットのセッティングを右利き用に変更、パーカッションに回ります。忠明さんはアコギに持ち替えながら、きっと色々な思いが交錯したのでしょう、もうすでにウルルン状態。

ゲストのお二人ともしっかりビートル・フリークぶりを発揮されて、曲目を口頭で指示してくれます。で、Ticket To Ride~Back In The USSR~Birthday~Golden Slambers~Carry That Weight~The Endと立て続けに演奏。その場に居合わせたラッキーなお客さんも立ち上がって場内は興奮のるつぼ状態!

そして大盛り上がりの中、いよいよ真打の登場!デニー・レインさんです。
こちら側から「'Go Now'をやりましょう」と提案。'WINGS OVER AMERICA'に収録されているデニーさんがリードボーカルのナンバーです。「できるの?」とデニーさん。出来ますとも、ご来店を想定して事前にコピーしておいたのだ~。デニーさんはピアノを弾きながら熱唱してくださいました。本物とご一緒できる幸せをかみ締めながら、滞りなくセッションは無事に終了。その後はご一行との写真撮影、サイン会と完璧ミーハーなシルビでした。マブジョンはキャンセルとなった80年WINGS公演パンフをあらかじめ持参し、さすがの準備万端(笑)。僕はギターにサインをいただきました!

キャヴァンでやってて良かった!このお店はいつ何が起こるか分かりませんね。最高!

ご一行がいらっしゃるきっかけを作ってくださった忠明さん、約束を取りつけてくださった事務所の小林さん、本当にありがとうございました!

尚、日本公演は16日(月)まで、JR東京駅下車「コットン・クラブ」にて行われています。

JAMES BURTON

2006年01月11日 | ギターのはなし
エルヴィスつながりということで、
70年代のエルヴィスをサイドで支えたギタリスト、ジェームス・バートンさんについて。

奏法の特徴は、「チキン・ピッキング」。
「ココココ、コケーッ」とニワトリが鳴くように聴こえる右手のピッキング・ワークが凄い。
(って実はすべてがハンパじゃないんだけどさ・・)
大まかに言えばカントリー・スタイルです。



普通のピックの持ち方に加えて、写真右側、金属製の爪を中指に装着してプレイするのがジェームス・バートンさん流です。



こんな感じで。


なんと3年前に数曲ほどセッションさせていただきました。その時の大緊張画像がこちら
僕の真横でプレイしてくれました。あまりの素晴らしさに一挙手一投足見とれちゃいましたね!
(一番左に写っていらっしゃるのは息子さん。ボーカルで参加されました。)

エルヴィス以外でも、
リッキー・ネルソン、ジョン・デンバー等のサイド・ギタリストとして非常に有名です。
ジェフ・ベックは尊敬するミュージシャンとして彼の名を挙げているらしい・・。


さらに詳しくは、ご本人のオフィシャルサイトをご覧ください。


エルヴィス聖誕祭2006

2006年01月08日 | ライブ・スケジュール

1月8日はエルヴィス・プレスリーの誕生日。
ビートルズしかり、毎年各地でイベントが開催されますが、
今回僕は九段会館のイベントに参加!



幸冶(KoJi)さんです。この方のバック・ミュージシャンとして出演しました。今は亡きテレサ・テンさん所縁の唄で日本クラウンより現在デビューされていますが、もともとは生粋のエルヴィス・シンガー。長い間ご一緒させていただいています。




こちらは本日のゲスト、日本のロック史に燦然と名を残すいわずと知れた大御所、ミッキー・カーチスさんです。快く撮影に応じていただきました。物腰は柔らかですが、眼光鋭くさすがの存在感でした!




そしてこの方は、ミッキーさんのバンドのギタリスト、岩田浩史さん。僕の憧れのギタリストです。数年ぶりにお会いできました。世界に通用するグレートなお方と尊敬しています。



舞台そでで大先輩のステージを拝見、ホールをライブハウス化させてましたね。もう「会場占拠」って感じです。ウマいだけではなく一人一人のスケール感がデカい。また今日もいろいろと勉強させていただきましたっ!


今年もよろしく!

2006年01月07日 | 日々雑感
 (Illustrated by nekoさん)



寒い日が続きますが皆さんお元気ですか?



シャンプー後の髪の手入れですが、僕はずっと自然乾燥でした。
最近人から「ドライヤーを使ったほうが髪に良いよ」と聞きました。
理由まで聞き忘れましたが、体が底冷えしない感じが気に入って、
今は仰せのとおりにしています。


ではまた。