金曜に福岡県教育委員会スポーツ健康課に行ってきました。
尋ねていくと「こちらへどうぞ」と奥のソファーに通されました。
指導主事さん2人がご対応されましたが、1時間ほどお話しました。
私から講演会の内容をご説明して、性教育の行き過ぎに対して県教委としてどう考えるかと問いました。以下、回答です。
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委員会回答
我々は学習指導要領に基づいて行うべきと考えるが、教育観の違いもあって厚生労働省は性感染症の予防の観点からエイズ教育などをストレートに持ち込もうとするので、かならず教育委員会を通して資料などは配布してほしいとお願いしている。以前は保健所、いまは環境保健事務所といいますが、学校教育になじまない内容をそのまま持ち込もうとされるので、県で言えば保健福祉部とも連携して改善してきている。
「幼児期からの性教育ということだが、幼児期にはおちんちんとか幼児語で十分である。子どもには理解できない。
我々としては直接、市に対して聞くことができない。よほど緊急のことであればできるが。今回の件は保健福祉部に伝えてある。
県教育委員会としてはあくまで学習指導要領に則り、発達段階に応じた性教育を行う。
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以上のような内容でした。それなりに誠意ある対応と思いながらも、納得いかないのは縦割り行政の弊害がここにも現れているということです。
たしかに教育委員会と福祉事務所は直接的な関係にはないが、教育問題となれば事情を聞くことぐらいは問題ないはずである。
山谷えり子先生が国会で質問を繰り返し、首相も官房長官も「これはひどい」と明言したのに改善されるどころか行き過ぎた性教育が次から次と出てくるのは、教育行政と厚生労働行政の所管の違いという役所特有の逃げがあるからだとよくわかりました。
先日の講師の件でいろいろ調べていたら、ある方からメールをいただきました。
北村講師が講演の中で紹介した河野美代子氏は過激な性教育を推進している「人間と性教育研究協議会」(性教協)のシンパだということです。
河野氏は大阪・豊中市の女性センターの館長を追われたとして裁判を起こしている三井マリ子の裁判の支援者でもあり、三井裁判の支援者でつくるサイトファイトバックの会に次の一文を寄せています。
************
人間と性教育研究協議会への執拗な攻撃
高開さん、徳島県阿南市のバックラッシュ集会についての報告、ありがとうございました。彼らは豊富な資金と組織力で執拗に動いていることがよく分かります。
特に、今年7月には徳島で「人間と性教育研究協議会」の全国大会が開かれますので、彼らも力を入れていると思います。彼らの性教育への批判は、ひたすら「人間と性教育研究協議会」への批判です。
「人間と性教育研究協議会」略して「性教協」とは、性教育に携わる人たちの民間の研究会で、もっとも歴史と実力がある会です。
「性教協」の全国大会には、バックラッシュ派のN.M子(HP「のまりんの部屋」参照)がもぐりこみ、テープ録音していたのが見つかっています。彼女も全国でジェンダー攻撃をして回っています。こうした勢力の妨害や嫌がらせの中で、性教協のメンバーは非常に苦労しながら、子どもたちと向き合っています。
昨年の全国大会は鹿児島で、教育委員会などのひどい嫌がらせの中で全国から1300人を越える人たちが集まり、胸に響く実践報告や模擬授業が行われました。今夏の徳島は、もっとしんどくなるだろうと思います。
河野美代子 (医師)
************
一昨日から徳島で性教協の全国大会が開かれています。
文中で挙げられている「バックラッシュ派のN.M子」とは私もお世話になっている野牧雅子先生(神奈川県公立中学校教諭)のことを指しているようです。
これを読むと、彼女らのいうところの「バックラッシュ派」の存在をおそれていることがわかります。先日の東京新聞の記事もそうですが、自分たちの思い通りにならなくなったのは一部の反動右翼が攻撃しているからだという、いつものレッテルを貼ることで多くの一般の人たち、とくに保護者を取り込もうという狙いがあるのでしょう。
いずれにせよこういう考え方の持ち主を持ち上げる講師を税金で呼んで、それに市長や教育長、市議会議長までが参加するというのは行政の中立性というところからみても異常です。市当局は講師の選定は久留米市の女性センターのホームページで調べたとのことですが、久留米市の女性センターは人権センターなどと一体になっている施設で、フェミニストの巣窟ともいえる拠点です。併設されている人権センターの責任者は「拉致問題は人権問題ではない」と公言して憚らない人物です。
これでは八女市の担当者の意識レベルがどういうところにあるか明らかだと思います。引き続き皆さま、八女市に対してご意見をお送りくださいますようお願いいたします。
<意見・抗議先>
○八女市役所福祉事務所「こども・女性政策係」
℡ 0943-23-1351
ファックス 0943-22-7099
Eメール:hukusijimusyo@city.yame.lg.jp
*こども・女性政策係長宛(係長はバリバリのフェミニストです。条例のときの指摘に全く耳を傾けなかった人です。今回も保護者・市民のコンセンサスを得ないまま一方的な講演会を行いました。八女市はこういう役人がいっぱいいます、断固抗議しましょう)
○八女市教育委員会
〒834-8585 福岡県八女市大字本町647番地
ファックス 0943-24-4331
Eメール:mail@city.yame.fukuoka.jp
*中島清志教育長宛
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尋ねていくと「こちらへどうぞ」と奥のソファーに通されました。
指導主事さん2人がご対応されましたが、1時間ほどお話しました。
私から講演会の内容をご説明して、性教育の行き過ぎに対して県教委としてどう考えるかと問いました。以下、回答です。
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委員会回答
我々は学習指導要領に基づいて行うべきと考えるが、教育観の違いもあって厚生労働省は性感染症の予防の観点からエイズ教育などをストレートに持ち込もうとするので、かならず教育委員会を通して資料などは配布してほしいとお願いしている。以前は保健所、いまは環境保健事務所といいますが、学校教育になじまない内容をそのまま持ち込もうとされるので、県で言えば保健福祉部とも連携して改善してきている。
「幼児期からの性教育ということだが、幼児期にはおちんちんとか幼児語で十分である。子どもには理解できない。
我々としては直接、市に対して聞くことができない。よほど緊急のことであればできるが。今回の件は保健福祉部に伝えてある。
県教育委員会としてはあくまで学習指導要領に則り、発達段階に応じた性教育を行う。
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以上のような内容でした。それなりに誠意ある対応と思いながらも、納得いかないのは縦割り行政の弊害がここにも現れているということです。
たしかに教育委員会と福祉事務所は直接的な関係にはないが、教育問題となれば事情を聞くことぐらいは問題ないはずである。
山谷えり子先生が国会で質問を繰り返し、首相も官房長官も「これはひどい」と明言したのに改善されるどころか行き過ぎた性教育が次から次と出てくるのは、教育行政と厚生労働行政の所管の違いという役所特有の逃げがあるからだとよくわかりました。
先日の講師の件でいろいろ調べていたら、ある方からメールをいただきました。
北村講師が講演の中で紹介した河野美代子氏は過激な性教育を推進している「人間と性教育研究協議会」(性教協)のシンパだということです。
河野氏は大阪・豊中市の女性センターの館長を追われたとして裁判を起こしている三井マリ子の裁判の支援者でもあり、三井裁判の支援者でつくるサイトファイトバックの会に次の一文を寄せています。
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人間と性教育研究協議会への執拗な攻撃
高開さん、徳島県阿南市のバックラッシュ集会についての報告、ありがとうございました。彼らは豊富な資金と組織力で執拗に動いていることがよく分かります。
特に、今年7月には徳島で「人間と性教育研究協議会」の全国大会が開かれますので、彼らも力を入れていると思います。彼らの性教育への批判は、ひたすら「人間と性教育研究協議会」への批判です。
「人間と性教育研究協議会」略して「性教協」とは、性教育に携わる人たちの民間の研究会で、もっとも歴史と実力がある会です。
「性教協」の全国大会には、バックラッシュ派のN.M子(HP「のまりんの部屋」参照)がもぐりこみ、テープ録音していたのが見つかっています。彼女も全国でジェンダー攻撃をして回っています。こうした勢力の妨害や嫌がらせの中で、性教協のメンバーは非常に苦労しながら、子どもたちと向き合っています。
昨年の全国大会は鹿児島で、教育委員会などのひどい嫌がらせの中で全国から1300人を越える人たちが集まり、胸に響く実践報告や模擬授業が行われました。今夏の徳島は、もっとしんどくなるだろうと思います。
河野美代子 (医師)
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一昨日から徳島で性教協の全国大会が開かれています。
文中で挙げられている「バックラッシュ派のN.M子」とは私もお世話になっている野牧雅子先生(神奈川県公立中学校教諭)のことを指しているようです。
これを読むと、彼女らのいうところの「バックラッシュ派」の存在をおそれていることがわかります。先日の東京新聞の記事もそうですが、自分たちの思い通りにならなくなったのは一部の反動右翼が攻撃しているからだという、いつものレッテルを貼ることで多くの一般の人たち、とくに保護者を取り込もうという狙いがあるのでしょう。
いずれにせよこういう考え方の持ち主を持ち上げる講師を税金で呼んで、それに市長や教育長、市議会議長までが参加するというのは行政の中立性というところからみても異常です。市当局は講師の選定は久留米市の女性センターのホームページで調べたとのことですが、久留米市の女性センターは人権センターなどと一体になっている施設で、フェミニストの巣窟ともいえる拠点です。併設されている人権センターの責任者は「拉致問題は人権問題ではない」と公言して憚らない人物です。
これでは八女市の担当者の意識レベルがどういうところにあるか明らかだと思います。引き続き皆さま、八女市に対してご意見をお送りくださいますようお願いいたします。
<意見・抗議先>
○八女市役所福祉事務所「こども・女性政策係」
℡ 0943-23-1351
ファックス 0943-22-7099
Eメール:hukusijimusyo@city.yame.lg.jp
*こども・女性政策係長宛(係長はバリバリのフェミニストです。条例のときの指摘に全く耳を傾けなかった人です。今回も保護者・市民のコンセンサスを得ないまま一方的な講演会を行いました。八女市はこういう役人がいっぱいいます、断固抗議しましょう)
○八女市教育委員会
〒834-8585 福岡県八女市大字本町647番地
ファックス 0943-24-4331
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*中島清志教育長宛
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フェミニストが”過激な性教育”を行う理由は「快楽のみのSEX」を吹き込んで、”家族の解体”を狙っているからです!
私の6月25日の記事”家族解体「男女共同参画社会基本法」を斬る!”で科学的に完全に論破している通り、「人間の性行為は”愛”が無ければならない」のです。だから愛を教えない性教育は”動物以下の教育”です。
家族は”愛”によって成り立っているのですから!
「学校では、コンドームの付け方等を男女同教室で行う。 その為、子供の性犯罪が多くなった。
親は知らないでいる。以前は、女子生徒だけが集められて『女性の生理」について』の学習が行われていた。
あの頃に戻すべきではないのか。 もっと親は学校で、子供がどのような教育をされているのか 知るべきだ。」
私もその通りと考えます。紫藤ムサシさんのお書きの通り「家族解体」が刻々と進められています。
当地の、「男女」ならぬ「女男」という言葉を発明?した「女男ネットワーク」の代表者に質問したことがあります。
質問→「重いものを運ぶ筋力が女性には不足している。これはどうするつもりか?」・・・と。
答え→「女性でも鍛えれば、男性並みの筋力を持つことは可能ですっ!」 笑うしかありませんが。
>愛を教えない性教育は”動物以下の教育”です。
家族は”愛”によって成り立っているのですから!
別記事でも書きましたが、ジェンダーフリー教育は最終的に動物、吉田松陰先生の四規七則でいう「禽獣」以下に人間を貶めるのが目的と思います。しかし、ご指摘のように家族は契約などではなく愛情によって成立しているわけで、それを壊すということが共産主義への近道と考えているのでしょうね。
>以前は、女子生徒だけが集められて『女性の生理」について』の学習が行われていた。あの頃に戻すべきではないのか。もっと親は学校で、子供がどのような教育をされているのか 知るべきだ。
やっぱり個別指導が性教育の基本だと思います。
男女一緒の一斉授業は問題が多すぎます。
性教育に限りませんが、保護者に対して十分な説明責任を果たす必要がありますね。