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なめ猫

kyouiku&entame

教科書シンポ&有識者陳述

2005年04月14日 | Weblog
遅くなりましたが、紹介します。

4月17日、日曜午後1時半から、福岡市の都久志会館で教科書シンポジウムが開かれます。
主催は、新しい歴史教科書をつくる会福岡県支部です。(チラシをクリックしたら拡大されます)


パネリストは田久保忠衛杏林大学客員教授、古森義久産経新聞論説委員、藤岡信勝拓殖大学教授、青木英美中村学園大学教授、です。

タイトルも「日本は歴史教科書から立ち直る」、サブタイトルは「さらば「反日」物語」。いま扶桑社の教科書検定合格に対して反日デモが行われ、大使館に投石などがされたが、当局も制止していない。中国外務省の秦剛報道官は、12日の記者会見で「侵略という歴史問題に対する日本側の誤った態度に、不満を示した自発的行動だ」と日本側に非があると謝罪しないとしているなかだけに、安全が確保されるかは非常に心配されます。

10日に東京の文京シビックホールで開かれたつくる会のシンポジウムでは韓国人の呉善花さんが脅迫などがあって出演を取りやめられ、入場を禁止された韓国メディアが盗撮しようとし追い出されたり起きているが、17日のシンポでそういう事態だけは起きないことを祈っています。
もし何かあっても動揺せず整然とやってほしいです。

◇◇◇

8日に続いて、昨日正午から自民党法務部会・人権問題等調査会合同会議において、有識者のヒアリングが行われたそうです。複数のソースをもとに書きます。

推進派2名、反対派1名で、行政法の塩野宏東京大学名誉教授、鹿島恒雄全国人権擁護委員連合会顧問、そして百地章日本大学法学部教授がそれぞれ20分ずつのヒアリングと質疑応答という形式で行われたようです。

塩野名誉教授は、私人間の申し立てもよいと発言したそうですが、川崎市の人権オンブズパーソンや久留米市の男女平等推進委員がどういうものになっているか考えると、私人間の対立、人間不信を煽ることでしかないと思います。鹿島氏は、懸念するような問題は起きないといったらしいけど、どういう思想傾向の人間が審議会とかに入り込んでいるかご存じないのでしょうね。

百地先生の主張は、憲法学者としての立場から判例をもとに反対論を展開されたそうで、内容的には8日の産経新聞「正論」欄と同じものだったようです。

これに対する議員の反応が例によって非論理的で、九州方面の某議員は「今でも人権侵害に苦しんでいる人を救済するためにも法案提出」と求め、百地先生の主張を極端といったそうだが、今現実に苦しんでいる人はどういう人がいるのかわかりません。
いまあるそれぞれ個別法の枠内で解決できることは多いはずで、こんな拡大解釈がどんどんできるような包括的な法律は必要ないと思います。

差別問題も潜在化したからというけれど、地元でも殆ど聞かないです。むしろ、そういう運動の主張のほうばかり耳にします。行政が運動体の主張をそのまま啓発に使っている事例なら至るところにあります。ところが運動体と被差別地域の人の思いはかなり違っています。本当にこんな法案望んでいるのだろうか?

今回も意見集約を見送ったようですが、このまま延々と議論が続くとも思えません。

引き続き意見は出していかなくてはいけないようです。

**

ご心配戴きました皆さまお見苦しいことを晒しまして本当に申し訳ありませんでした。
個人的な感情の乱れをそのまま記事にすることは美しくありませんし、この趣旨とも違うのですが、なかなか整理がつかずにおりまして…
いまの立場でやれることから着実に一歩一歩やってまいりたいと思います。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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TBありがとうございます (macbiker)
2005-04-14 13:04:29
なめ猫さんこれからもご自分のペースでご自分のスタンスで動かれて下さい。



TB嬉しく思います。

まず、川崎市人権オンブズパーソンの悪弊記事

http://plaza.rakuten.co.jp/mizuhonet/diary/200503260001/

ようやくこの記事にたどり着きました。人権オンブズパーソンが人権擁護法案よりも拘束力は弱い文文なのに拡大解釈で運用されての弊害。

人権擁護法案はいかに修正されようとも拡大解釈されての悪用は必至。



差別は無い訳ではないです。あるイージーオーダーチェーンの洋服屋で、カタコトの日本語を話す中国人が買いに来たら「中国人は嫌いだ」と追っ払う店主有り、またとあるパソコン教室では、言語障害の生徒が話す言葉が聞き取れにくい(聞き取れるのに)と言う理由で余計にカリキュラムの時間数を増やす工作有り。



但し現実の差別問題と、今回の法案での救済というのは全くかけ離れています。差別はひと一人一人の認識の問題です。心の問題を法案で片付けるのは逆にもの言わぬ偏見を生むだけです。望まれないおしきせの救済は不要です。



教科書シンポジウムの盛況を祈ります。

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マザー・テレサの愛した言葉 (ハニワ)
2005-08-21 22:44:02
マザー・テレサが愛した聖フランチェスコの祈り



絶望のあるところ

希望を届けたい



悲しみあるところに

喜びを運びたい



慰められるよりも

慰めることを



愛されるよりも

愛することを



与えることは

与えられること



ゆるすことによって

私たちはゆるされ



死ぬことにより

永遠の生命を得るのです







→説教するつもりはさらさらありません、素敵な言葉なので君に贈ります。

「マザー・テレサ」只今KBCシネマにて上映中!必見です!
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