芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

マハートマー・ガーンディー生誕祭

2017年10月04日 | Weblog
十月二日のマハートマー・ガーンディー生誕祭が日本山妙法寺九段道場で執り行われた。主催は、日印サルヴォダヤ交友会であるが、実際に取り仕切っているのは、日本山妙法寺である。この会との関わりは、インドのワルダにあるマハートマー・ガーンディー国際ヒンディー語大学で日本語を教えていた時に、そこでマハートマー・ガーンディーと藤井日達上人が出会ったのを記念して建てられた平和記念塔の建立記念祭に招かれた時からである。マハートマー・ガーンディーと藤井日達上人は非暴力・平和運動を推し進めることで共鳴し、日本山妙法寺の人たちは、その運動を沖縄をはじめ南アジア、東南アジア、米国、英国などに平和記念塔を建てて世界中で進めている。その道場が、戦争賛美の靖国神社の真後ろにあるのは実に皮肉である。
インド大使館の一等書記官のあいさつで始まり、香川大学の石井一也氏によるガーンディー主義経済学の講演で締めくくられた。いわば、アダムスミスとマルクスに始まる発展経済学を否定して自立共生を目指す、大胆な、身の丈の経済学の提唱である。

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