平沢勝栄の最新情報 @hirasawakatsuei平沢勝栄氏はＴＶ出演が多い。後援会の中には「ＴＶのスイッチを入れれば彼に会える。政治について分かりやすく話してくれるので政治が身近になった」と評価する声が強い。指を少し開いた手を突き出しながら独特のポーズで、早口で明確に、それも手短に喋る。ＴＶ局としても使いやすいことが伺える。
平沢勝栄氏と同期生の菅義偉氏は「平沢氏は常に是々非々であり、筋が通った反骨精神の持ち主だ。ダメなものはダメ。いいものはいい。発言にブレが少なく、自民党や派閥のためではなく、国民の立場と視点でもの言いができる人間だ」と評価している。
公明党・創価学会と喧嘩し、野中広務氏や鈴木宗男氏とも体を張ってやり合ってきた。そうした平沢勝栄氏に拍手を送る若手議員も少なくない。
平沢勝栄氏は「派閥にいて猿ぐつわをはめられているより、無派閥で自由に発言する方が性にあっている」とも言っている。それでいいのではないか。後藤田氏も、全員が自民党一色に染まれば、自民党の幅を狭くするだけだと喝破しているのだから。
平沢勝栄は政治でも筋を通す。自民党最大派閥から離脱したのはその一例「もの言わぬ羊にはなりたくない」と語る。小選挙区導入、政治資金規正法強化により、派閥はパワーを失う。しかし政策集団に徹するといいながらポストや金の配分気候として存在・機能。派閥主導政治の弊害が解消される気配はない。
後藤田氏は平沢勝栄氏について「役人ではあるが役人離れしていた」のは本当だと思う。「異能であり珍しい男だ」という指摘も当たっている。彼が評価されている点は実に気さくな人である点。そして、人に対して誠実な点。これを、ある人は面倒見がいいと表現し、ある人は気配りのある性格、と言った。
官僚から政治家に転じた人は多い。その意味では平沢勝栄の政界進出は珍しいケースではない。しかし徒手空拳の身でありながら衆院選に出馬し、それも落下傘候補という二重のハンディを乗り越え、更に小選挙区制というサバイバルゲームの中で、強力なライバルに何度も競り勝った事は見事というしかない。
平沢勝栄は二十七年間の役人生活について「27年間の三分の一以上は海外など警察庁の外での仕事。警察官として交番にも立ち、社会からドロップアウトした人も見た。警察の仕事は社会そのものが反映されている。政治家はその生きた社会を相手にする。その経験は政治家になった今役立っている」と語る。
これまで平沢勝栄氏を取り巻く人々が平沢勝栄に何を期待し、どんな政治家になってもらいたいと考えているのかを紹介してきた。厳しい注文も含まれてはいるが、それぞれの言葉に共通しているのは、大いに飛躍してほしい、という強い期待感である。
佐久間博（元三井銀行監査役）は続けてこう言う「政策面では公安や治安問題もさることながら金融・経済の勉強もしてほしい。幅を広げて"異能力士"からオールマイティーの"全能力士"になってほしい」と。
高校・大学時代からの友人である佐久間博は平沢勝栄氏について「彼の長所は人の面倒をよく見るところだ。頼まれたことは徹底的にやる。フォローもある。能力があり、エネルギッシュでもある。こういう政治家は他にいないのではないか」と語る。
アーネスト・サトウは「我々にとって既に完了した過去の事であっても、当時の人々にとっては未来の事であった」と言葉を残した。過去の人々は日本の将来の為に頑張った、それをなじるなという意味だが、平沢勝栄君にはそんな政治家になってほしい。未来を見つめ仕事してほしい」と渡邊實元教諭は語る。
渡邊氏は言う「今の教育は上滑りしている。教師は子供達の思考力を伸ばし、それを培う人間性を持たなければならない。人間には化学と哲学が必要。科学的な生活と哲学的な生活。これがなければ人間は本物ではない。それを考えるのが結局は政治だ。平沢氏には教育改革にも取り組ん組んでもらいたい」と。
また渡邊紀位・元教論は平沢勝栄氏について「平沢勝栄君には本当の日本を作ってほしい。その際には神を敬い、先祖を大切にする敬神崇祖や温故知新の気持ちを持って取り組んでもらいたい。また今の若い人が希望や誇りを持てる国にしてほしい」と語る。
小学校時代の恩師である渡邊紀位・元教論は平沢勝栄氏について「福島県出身の立派な衆院議員として伊藤正義さん（元官房長官、元外相＝故人）がいるが、平沢勝栄氏は、伊藤さんに通じる人だとう思う。伊藤さんのような政治家になってほしい」と。