週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
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日本の若い人に「グラミー賞を知ってもらう」ための授賞じゃない?

2011-02-15 08:28:26 | 週刊金曜日
B’z松本さんの共作アルバムにグラミー賞(読売新聞) - goo ニュース

以下、記事転載
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【ロサンゼルス=西島太郎】米音楽界で最高の栄誉とされる第53回グラミー賞の授賞式が13日(日本時間14日)、ロサンゼルスで始まり、人気ロックグループB’zのギタリスト、松本孝弘さん(49)が受賞した。

 松本さんは、米国のジャズ系ギタリスト、ラリー・カールトンさんとの共作「テーク・ユア・ピック」が「最優秀ポップ・インストゥルメンタル(器楽)・アルバム賞」を受賞。授賞式で松本さんは息を弾ませながら、「日本のギタープレーヤーとして、ここに立てたことを誇りに思う」と、感無量の面持ちであいさつした。

 松本さんは、スタジオミュージシャンを経て、1988年にボーカリストの稲葉浩志さんとB’zを結成。親しみやすい曲作りと高度な演奏技術で知られ、2010年に発表された受賞作は、カールトンさん側からの申し出で制作した。
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昔・・・作家の「なだいなだ」さんのエッセーに
「賞の権威は、賞を与える側ではなく
もらった側がつけるものだ」というような意味の言葉がありました。

つまり
万人が認めるすばらしい人にばかりがもらっている賞は
ほんとうに価値のあるものだと。

近年、日本のレコード大賞も、「誰がとったやら」状態。
グラミー賞も、それなりの権威ある賞とは知っていますが
日本の若い人にとっては「それで??」なんでしょう。

ここでアメリカ合衆国の音楽業界が
韓国の歌手がかせぎ始めた日本の音楽市場を
再度、我が物にしようとして、4人同時授賞という「手」を
うったのだと、私は思います。

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2 コメント

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Unknown (チワワ)
2011-02-20 12:57:33
いえ、グラミー賞は昔から日本では価値を知ってる人は少ないです。4人受賞で騒いでますが日本人は初めてではありません。今回もマイナー部門ですけども。
今でもアメリカ&イギリスの洋楽は日本市場で
普通に売れてますよ。大きく落ち込んでるわけでもないんです。最高にに日本で洋楽が売れてる時期でも割合は低いんです。つまり我が物にしていた時期などないんです。
しかし、現在も韓国の歌手よりもレディーガガやリンキンパークなどのアルバムのほうが日本で売れてます。
変わったのは日本のマスコミなんです。
現実以上にK-POPが売れてるような印象操作が行われてます。
あと、これはよくあることなんですけどアメリカから(ラリーカルトン)のほうから申し出があったという話は嘘です。向こうから誘われたことにしたほうがカッコイイでしょう(笑)
コメントありがとうございます。 (週刊金曜日な日々)
2011-02-20 17:44:19
チワワさま
コメント&解説ありがとうございます。

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