はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

雨に巣立つ

2013年06月27日 | つばめ
昨日は、久しぶりに本降りになりました。

朝のうちは、まだ雨はなく、空も明るかったので、鉢植えの水遣りをどうしようかなぁと思いながら、外に出ると、お隣の奥さんが声をかけてきました。
お隣同士なのに、滅多に顔を合わせることもなく、散歩ですれ違う程度なので、最近はじっくり話をしたことがありません。
仕事のことや健康のこと、家族のことなど、お互いの近況報告をしました。
朝食の支度をしたまま外で話しこんでしまったので、家に入った時は、主人はすでに食事を終えていました。
私が食事を終える頃、ポツリポツリと雨が降り始め、本降りになりました。

その後、近くのスーパーに出かけました。
その帰り道、下校中の小学生の集団を見かけました。
多分、3~4年生くらいだと思います。
全員、背中にリュックを背負い、手には大きなスポーツバッグのようなものを持っています。
そして、どの子供も同じように重そうにかったるそうに傘をさしながら黙々と歩いていました。
多分、今日は遠足だったんだろうなと思いました。
予報では雨。
でも、朝のうちはまだ降っていなかったので、学校側は、とりあえず、遠足と授業と両方の準備をさせて登校させたんだろうと思いました。
私の子供たちの時代もそんなことがありました。
お天気の成り行き次第で、遠足になるか授業になるかの選択だったのでしょうが、当然あの雨ですから、授業になったんでしょう。
遠足用のリュックを背負っているわけですから、その他にランドセルというわけにはいかないので、それぞれが手にスポーツバッグを持つことになったんだと思います。
あらあら、気の毒に・・・

雨はその後も弱まらず、夕方になってもかなりの勢いで降っていました。
夕方からまめたろうのサッカースクールがあります。
こんな強い雨でもスクールはあるんだろか、と思い、娘に電話すると、すでに練習は始まっているということでした。
まめたろうのサッカーの日は、帰ってから夕飯の支度をすると遅くなってしまうからと、練習が終えると娘たちは、私の家に来て夕飯を食べることになっています。
練習が中止になるなら、私の家には来ないので、その確認のために電話したわけです。
サッカーは雨でもやるんです。
なので、練習も雨でもやるようです。
大人の感覚では、こんな土砂降りの日に大変だなぁと思いますが、子供は結構喜んでやっているようです。
普段は雨降りの日に傘をささずに外で遊べば、「いけない!」と言われてしまいますが、堂々とびしょぬれになって飛びまわれるのは、子供たちには結構うれしいことらしい。
練習をお休みする子供もなく、いつものメンバーがちゃんと集まっていたということでした。

サッカーを終えた娘たちが夕飯を食べに来ました。
「今日ね、ツバメが飛び立ったの。」
と娘が言っていました。

「えっ?もう?土曜日に洗濯物を入れに行った時は、まだまだ小さい感じがしたけど、もう飛んだの?」
私はびっくりでした。

娘は、
「飛べるようになったのは、うれしいけど、何もこんな雨の日に飛ばなくても良いのに・・・」
と言っていました。

人間は、そんな風に思いますが、野生の生き物は、本能のままに飛べるようになれば飛んでいくんだろうと思いました。
娘たちに守られながら雨の中を巣立ったツバメたち、これから先には、もっともっと大きな危険が待っているんだろうと思います。
何とか生き抜いて、また来年娘たちの家の巣に戻ってきて欲しいと思います。


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