はーちゃんの気晴らし日記

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またもや悲しいニュース

2014年09月06日 | 思ったこと
犬好きの私は、犬関係のニュースには敏感になってしまいます。
昨日も、こんなニュースを見かけました。

神奈川県は4日、平塚市の県動物保護センターで保護されていた犬が、鉄の棒で殴られて死んだ疑いがあると発表した。県は動物愛護法違反容疑で県警平塚署に相談している。

 県などによると、4日午前8時半ごろ、同センターの犬舎の見回りをしていた職員が、体に深い傷を負ったミニチュアダックスフント(雌、推定10歳以上)を発見。犬舎の清掃などを担当する委託業者の50代の男性従業員に事情を聴いたところ、「清掃時に手をかまれて腹が立った。近くにあった鉄の棒で頭や腹を殴った」と話したという。鉄の棒は長さ62センチ、直径1センチで、従業員は保護用の革手袋をしていたためけがはなかった。

 この犬は約1カ月前、飼い主が「病気になって飼えない」と同センターに持ち込み、民間ボランティアへの譲渡が決まっていた。

 同センターは昨年度、里親探しに取り組むボランティアの協力などで犬の殺処分0頭を達成し、今年度もゼロを続けていた。【河津啓介】
毎日新聞


悲しいニュースです。
現在、全国で20万匹もの犬や猫が殺処分されている中、この記事にもあるように、神奈川県は、殺処分ゼロの記録を作っています。
同じ県に住む私にとって、このことは、誇らしいことでもありました。
それなのに、このニュースはショックでした。

二つの悲しい事が重なっています。
飼い主が病気になって、飼えなくなってしまったこと。
そして、噛まれたことで腹を立てて、ダックスを撲殺してしまったこと。

犬は、噛むものです。
きちんと訓練されている犬は別ですが、家庭で飼われている多くの犬は、危険を感じたり、不愉快な行為をされた他人には、噛んだり吠えたりします。

私の家の性格の良い勘九郎でさえ、具合が悪い時に突然他人から手を出されると、思わずワッと口を開いて噛む仕草をすることがあります。
噛むことはありませんが、それでも、本能的に口が開くんだと思います。
体調の良い時は、そんなことはありませんが、具合が悪いとイライラもするんだと思います。

そのダックスも、突然、今までとは全く違った環境におかれて不安で一杯だったんだろうと思います。
そんな時に、知らない人がそばに来たことで、不安が攻撃に変わったのだろうと思います。
それに、犬は人を見ます。
自分に好意的な人なのか、それとも敵対する人なのか、見分けます。
そんなことで、撲殺するような人なら、危険なオーラを出していたのかもしれません。

ミニチュアダックスの身体を、大人の男性が思いっきり鉄の棒で殴れば、死んでしまうのは目に見えています。

こんな悲しいニュースが、一日も早くなくなりますように。


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