はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

ぶちぎれた!

2019年08月27日 | 出来事

子供たちの夏休みもそろそろ終わりを迎えようとしています。今までほとんど顔を見せなかった孫たちは、夏休み終了間際になってから、毎日のように入れ替わり立ち代わり私の家に来るようになりました。目的は夏休みの宿題です。娘が仕事の間、子供たちだけで家にいると遊んでしまって宿題をしないからということで、子供たちは私の家に来て宿題をしています。一番下のミニはまだ二年生という事もあって、宿題の量も少ないのか、特に私の家で宿題をすることはなく、私の家に来るとすぐに近所の家に遊びに行ってしまいます。

一番、大変なのはまめたろうです。数学の宿題ドリルをほとんどやっていなくて、最初に私の家に来たのが火曜日で、それから毎日のように来ているのにダラダラして漫画の本を読んだり、スマホでユーチューブを見たりして、40ページ以上あるドリルが3日間で、9ページくらいしか進みませんでした。

金曜日は、久しぶりに娘も来て、みんなで夕飯を食べました。その後、ミニが「泊まりたい!」と言い出して、結局、まめとミニが私の家に泊まることになりました。ツブも泊りたいと言ったのですが、翌日サッカーの練習があるということで、ツブだけ泊らず、翌日サッカーの練習が終わった後、自転車で私の家に来ました。

二人の子供たちが泊まったのも予定外だったし、三人の子供たちが昼食を食べるのも予定外だったので、子供たちだけお昼にマックを買うことにしました。それぞれがいつも食べるものは決まっているので、それを紙に書いて、私が買い物に行こうとしたのですが、主人が行くと言ってくれたので、私は私と主人の昼食の支度をすることにしました。

主人が帰って来て、買ってきたのものを見ると、ポテトが足りません。ポテトはまめがMサイズ1個とツブとミニがSサイズを1個ずつの合計3個買うはずでした。ところが袋の中身を見るとポテトはMサイズが1個しか入っていませんでした。主人は、「注文の時、ちょっと変だなと思ったんだけど、自分も何を頼んだのかわからなくなっちゃって・・・」と言います。

全部で3個買うはずのポテトが1個しかないので、取り合いのようになりました。遊びに行っていたミニはお昼になっても帰ってこないので、私たちは先に昼食を食べ始めました。1個しかないポテトをまめとツブで喧嘩しながら食べていました。私は「ミニの分も取っておきなさい」と何度も言いました。結局、まめもツブもポテトがない分、物足りない感じで、ツブはハンバーガーの他にご飯と明太子とみそ汁を追加で食べ、まめは、パンを焼いて食べていました。

みんなが食べ終わった頃ミニがやっと帰ってきました。帰ってきたミニに、ツブが「オマエがなかなか帰ってこないから、ポテトはないぞ」と言いました。その途端、ミニは、その場につっぷして大泣きし始めました。主人がなだめましたが、一向に泣き止む様子はなく、ミニはギャーギャー泣き叫び続けました。

主人が「ジジが間違えちゃったんだよ。最初からポテトは1個しかなかったから、3人で分けるしかなかったんだよ。」と言いましたが、ミニは一向に聞く耳をもちません。私は、そんなやり取りを聞きながら、黙って様子を見ていました。ミニは泣いて騒ぎ続けるので、私は、「食べないなら、片付けちゃうよ。」と言いました。すると、ミニは「食べる!」と言って、落ち着いてきたので、「手を洗って、早く食べなさい」と私は言いました。ミニは言われた通りにして最初にポテトを食べ始めようとしました。ところが、予想以上にポテトの量が少なかったんだと思います。ポテトの入れ物を見た途端、ミニは再び大騒ぎを始めました。ギャーギャー泣いて、バタバタと暴れます。

私はイラっとしてきました。それで、爆発しました。

「いい加減にしなさい!いくら泣きわめいても、ポテトは増えない!」と思いっきり怒鳴りました。のどが痛くなるほど、精一杯の大声を出しました。

すると、それまで大騒ぎしていたミニはピタッと泣き止み、びっくりした様子で私を見つめました。そして、黙ってテーブルに付き、食事を始めました。そばにいたまめとツブも相当驚いた様子で二人とも大きく目を見開いて私を見て固まっていました。

ミニは黙って食事を済ませ、足りないところは、冷蔵庫から何か出してきて食べていました。「お腹はいっぱいになったの?」と聞くと、ミニは黙ってうなずいていました。その後、「遊んでくる」と言って、再び出かけて行きました。

まめは、相変わらず宿題をする様子がないままだったので、主人が「早く宿題をやっちゃえよ。ババはまめが孫だから何も言わないけど、自分の子供だったら、さっきみたいなすごい雷を落とすと思うよ。」と言いました。すると、まめはさっきの私の癇癪を思い出したのか、黙って宿題のドリルを出してやり始めました。よほど、私がぶちぎれたのが堪えたようです。

ドリルの半分くらいは終わらせたいと言っていましたが、面倒な計算ばかりなので、なかなか進みませんでしたが、やっとやる気になったので、何とか三分の一くらいは終わったようです。

ミニは、近所に遊びに行って、そのまま自分の家に帰ったので、それっきり会っていませんでした。思いっきり怒ってしまったので、私も何となくすっきりしないで、もやもやしたまま数日を過ごしました。

今日、またいつものように三人の孫たちがやってきて、ミニも元気にいつものように近所の家に遊びに行きました。

なんとなくもやもやが取れた気がしています。


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