私の住む町で、会議があった。この街の障害者福祉団体のヨコのつながりを持つための会議であった。いくつもある団体がほとんどこの街では一堂に会した事がなかったらしい。そのヨコの連携が今改めて重要なテーマとなり第1回の会議が開かれた。今年4月から障害者自立支援法が施行され、地域生活支援事業がシステムとして動き出す事が決まった。その一環として地域で支援体制が組まれる。 私は作家活動を通じて地域にどのように貢献できるかということを考えてきたため、このように地域が変わろうしたとき、私の力が発揮できるのではないかと思っている。今日の会議で出されたいくつかの意見で専門のアートボランティアの不足、ボランティアの拠点がほしいなどというものが出されたが、そのためにも活動できるアーティストネットワークが必要であると痛感している。 この街で私が関われる事の第1歩としてアートを楽しむ講座を4回の連続で開催する予定である。その過程を随時お知らせしたい。
7月31日ワークショップが行われた。当日の天気予報は雨であったが、予報に反して晴れてくれた。雨であったら、藍の刈り取りや染めには最悪で賭けに近い気持ちで神頼みをしていた。午前中の刈り取りは1時間もかからずに終わり、昼食を食べて染めの準備に取り掛かり、参加者を待っていた。定員は30名であったが16名の参加者で各テーブルはちょうどいい人数であった。30名は多いと感じたので少人数でよかったのだ。大人も子供もみなそれぞれが楽しめたワークショップになって結果としては大満足である。6名のスタッフの動きは機敏で、てきぱきしていたように思う。始まる前日までの不安は綿密な計画を生み出した。その結果、失敗のないワークショップになったのだとおもう。
藍の葉の色が緑から青に変わるときの驚きは大人も子供も同じだ。その新鮮な感情を大切にしていきたい
藍の葉の色が緑から青に変わるときの驚きは大人も子供も同じだ。その新鮮な感情を大切にしていきたい