gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

【土・日曜日に書く】特別記者・千野境子 「もう一つの日米50年」から(産経新聞)

2010-03-19 15:33:12 | 日記
 ◆安保騒動後の首脳会談

 普天間移設問題が大詰めを迎え、いまや与党はあたかも自縄自縛状態を呈している。

 思えば50年前も日米安保条約の改定をめぐって事態は紛糾していた。当時は与野党が対立、国会座り込みで抵抗した社会党が、今度は与党・社民党となって再び攪乱(かくらん)役を演じている。歴史を教訓としない悪(あ)しきお手本。日米同盟は新たな次の50年に、一体いつ踏み出せるのであろうか。

 もっともここで書こうとしているのは、新日米安保条約発効から1年後の1961年6月、ワシントンで行われた日米首脳会談のことで、日本は「寛容と忍耐」の池田勇人首相、米国は米史上最年少のケネディ大統領だった。

 いわゆる安保騒動で傷ついた日米関係をいかに修復するか、双方には喫緊の問題意識と動機のあったことが、会談後の共同声明からうかがわれる。

 日米は提携を強化し、協力を広範なものとするために新しい3つの合同委員会-貿易と経済、文化と教育、科学-の設立に合意し、またまだ占領下の沖縄(原文は琉球)に関しても、住民の安寧と福祉増進に米国が一層努力し、日本も協力することを約束している。さらにいまは当たり前の「同盟」の表現も、声明はあえて避けパートナーシップを使っている。

 修復の必要性は恐らく米国の方が切実だった。岸信介退陣後は安保反対の熱気が急速に冷め、高度経済成長に邁進(まいしん)した日本と比べ、米国は日本社会の反米感情の強さに衝撃を受ける。民間知日派の駐日大使ライシャワーが着任するや、野党や労働組合などと積極的に対話を始めたのもそうした意識の表れだったと言える。

 ◆カルコン会議を再活性

 去る3月初め、東京・国際交流基金で行われた日米の舞台芸術と美術の専門家による対話フォーラムに出席した。主催はカルコン芸術文化交流分科会。カルコンは日米文化教育交流会議の略称で、共同声明に謳(うた)われた3合同委員会の一つだ。日米の基盤強化を目指した諮問委員会で設立は68年の交換公文に基づく。

 この間、カルコンは常に順風満帆だったわけではない。事業仕分け風に言えば、一時は廃止も取りざたされたという。しかし日米修好通商条約締結150周年の一昨年、日米交流の深化や理解増進のため役割は終わっていないと、再活性化が図られた。

 芸術文化交流分科会はこの時の提言で知的、教育、草の根の各交流、ビジネス分科会とともに発足し、活動を始めたのである。

 対話フォーラムは2つの点で興味深かった。

 第1は仏像や絵巻など日本の古美術をめぐる日米の温度差だ。ありていに言えば、米国側は素晴らしい作品をもっと紹介したい。日本側は古美術の脆弱(ぜいじゃく)性や持ち主の50%以上が寺社といった事情から安易には貸し出せない。

 双方もっともな主張だが、米国ではいま中韓に加えてインド、ベトナム、パキスタンなどアジア美術全般への関心が高く、このままでは米国民の日本古美術への関心が失(う)せると聞けば、心穏やかではない。日本の絶対優位はここでも揺らぎつつあるのである。

 第2は、このように古美術や舞台芸術という限られた小規模の会合においてさえ、日米がいま直面する問題と課題が凝縮されていたことだ。米現代演劇が専門の日本の教授は学生たちの無関心を嘆いた。だがそもそも米国留学を志す日本の若者も、日本留学を希望する米国の若者も減少傾向にある。それどころか互いの国への関心の低下が日米で憂慮されている。

 ◆太平洋国家と日米同盟

 こうした現状認識を受けて打開策の提案に積極的な米側と、悲観傾向の日本側と国民性の違いが見えたことや、日米とも総じて女性が楽観的だったのも面白い。

 普天間移設問題はいずれ決着するだろう。だがたとえ軟着陸に成功したとしても、日米関係が少なからず損なわれたことは間違いない。ある意味で50年前の安保騒動の時より、それは深刻かもしれない。さまざまな状況証拠から、今回は国民ではなく、政権自体の反米意識が問われるような疑心暗鬼を生みだしつつあるからだ。

 オバマ大統領が昨年11月の東京演説で米国を太平洋国家と位置づけ、また自らを初の太平洋大統領と名乗った時、鳩山首相も呼応していたらどうだったろうか。太平洋の覇権をめぐって戦端を開いた日米が、ともに太平洋国家を再確認することほど同盟の深化に象徴的な光景はなかっただろう。

 普天間はすでに沖縄そして日米を超えアジア太平洋の関心事だ。この50年で日米安保は単に2国間の条約ではなく国際公共財へと、さしずめ出世魚のように成長したのである。(ちの けいこ)

ホワイトビーチの検討認める 官房長官(産経新聞)
信長のまち二分 滋賀・安土町リコール町議選で合併反対派が過半数(産経新聞)
築地市場移転、土壌汚染問題 都「無害化実験、8割成功済み」(産経新聞)
日教組委員長、政治活動の正当性強調(読売新聞)
<地震>福島県浜通りで震度5弱=午後5時8分(毎日新聞)

<蓮池薫さん>新潟大大学院博士課程に合格 4月から通学(毎日新聞)

2010-03-18 02:22:55 | 日記
 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(52)が、新潟大大学院現代社会文化研究科の博士前期課程に合格し、4月から通学することになった。社会文化論を専攻し、韓国・朝鮮史を研究する。週2回程度、新潟県柏崎市の自宅から通うという。

 蓮池さんは02年に北朝鮮から帰国後、78年の拉致当時に在学していた中央大法学部に復学し、08年3月に卒業。09年6月には北朝鮮での生活をつづった手記「半島へ、ふたたび」を出版した。翻訳家として仕事をしながら、新潟産業大経済学部の特任講師を務め、韓国語や異文化コミュニケーションの講義を担当している。

【関連ニュース】
朝まで生テレビ:田原氏発言「問題あり」BPO
金元死刑囚:めぐみさんに「会った」と証言…中井担当相
北朝鮮・拉致問題:田原総一朗さんの発言、BPO「倫理上問題あり」
北朝鮮・拉致問題:拉致担当相「金元死刑囚招きたい」 法務省に特例入国要請
北朝鮮・拉致問題:蓮池透さんらが討論--20日に横浜 /神奈川

首相、訪米に意欲 米国土安全保障長官と会談(産経新聞)
ベール脱いだ特別高度工作車 消防ファン必見!水圧で鉄扉切断だぁ(産経新聞)
<新潟市美術館>文化庁方針に市長不満 仏像展示問題(毎日新聞)
<訃報>平尾勝さん89歳=元ダイダン副社長(毎日新聞)
景況判断、9カ月ぶり上方修正=地域経済調査-経産省(時事通信)

JAYWALKの中村容疑者、過去に銃刀法違反も(産経新聞)

2010-03-16 18:26:33 | 日記
 乗用車内で覚醒(かくせい)剤を所持していたとして、警視庁麻布署は9日、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で、ロックバンド「JAYWALK」のボーカル、中村耕一容疑者(59)=東京都練馬区=を逮捕した。同署によると、中村容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は同日午前2時20分ごろ、港区西麻布の路上に止めた乗用車内で、微量の覚醒剤を所持していたとしている。

 同署によると、付近を警戒中の警察官が不審な乗用車を発見し、中にいた中村容疑者に職務質問したところ、車内から覚醒剤が見つかった。覚醒剤は2袋に分けられており、同乗者はいなかったという。

 中村容疑者は19年にも、乗用車内でアーミーナイフを所持していたとして、警視庁に銃刀法違反容疑で書類送検されている。

 JAYWALKは昭和56年にデビュー。平成3年に発売した「何も言えなくて…夏」がヒットし、NHKの紅白歌合戦にも出場している。

【関連記事】
JAYWALKのボーカルを逮捕 路上で覚醒剤所持の疑い
罰ゲームは死の覚醒剤焼酎 元組員「合法ドラッグ…飲ませた」
中華まんに覚醒剤隠す 台湾人女を逮捕 成田では初の手口
ストリップのおかげ? 小向美奈子、アッチの活動も復活
“本番”女優なら1億円オファーも のりピー戦術ファイル

7人焼死火災、グループホーム運営会社など捜索(読売新聞)
<公金横領>詐取2000万円か 元学校職員再逮捕 名古屋(毎日新聞)
<天皇、皇后両陛下>ルーマニア大統領と会見(毎日新聞)
弁護士6600万円横領か=死亡女性の遺産管理中-愛知(時事通信)
鶴岡八幡宮の大イチョウ、7m西に植え替え(読売新聞)

<名古屋食肉公社>債務12億円、銀行が免除へ 市が表明(毎日新聞)

2010-03-11 23:10:13 | 日記
 名古屋市の外郭団体「名古屋食肉公社」(港区)が「愛知食肉卸売市場協同組合」に15億円の保証金を支払っていた問題で、市は8日、うち12億円について銀行から債務を免除してもらえるめどが立ったことを明らかにした。市議会本会議で佐藤典生市議(共産)の質問に答えた。

 公社は01年、市中央卸売市場高畑市場から同南部市場に移転する際、同組合から冷蔵倉庫を借りるに当たり期間20年の予約契約を締結。保証金として15億円を東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)から借りて組合に払った。

 鈴木邦尚・市民経済局長は答弁で「15億円のうち12億円の免除を受けるめどが立った」と述べた。10年度予算案に計上した公社への貸付金5億円を「借入金の返済に充てる3億円と運転資金2億円」と説明した。

 組合は09年1月、名古屋地裁に民事再生法の適用を申請したが同年12月に打ち切られ、事実上の破産状態にある。【岡崎大輔】

防衛大生、3人で女性に暴行…警務隊が逮捕(読売新聞)
張が先勝=囲碁十段戦(時事通信)
文京区長 育休取ります 自治体首長で初(毎日新聞)
公然わいせつ釈放後に自殺(スポーツ報知)
トランス社架空増資、鬼頭被告も逮捕(産経新聞)

2遺体に銃撃の跡?…伊勢崎4人死亡火災(読売新聞)

2010-03-10 13:44:23 | 日記
 5日午前9時10分頃、群馬県伊勢崎市境保泉、石材業藤生(ふじう)一郎さん(53)方から出火し、木造2階住宅を焼いた。

 境署は、1階南側の8畳間のベッドの上で2人の遺体を発見。2階南側の12畳間のベッドの上で男性の遺体を発見した。同北側の6畳間のベッドにいた長女のパート従業員早織さん(24)は病院に運ばれたが、間もなく死亡した。

 発表によると、2階で見つかった男性と早織さんの胸に拳銃で撃たれたような跡があり、1階8畳間から拳銃のようなものが見つかった。藤生さん方は、藤生さんと妻(53)、長男(26)、早織さんの4人暮らし。同署は早織さんを除く3人も家族とみて身元確認を進めている。

<のぞみトラブル>オイル漏れ感知せず(毎日新聞)
<変死体>70歳「妻を殺した」車内に遺体 千葉(毎日新聞)
普天間移設 首相「今月中に決断」(産経新聞)
参院選第一次公認候補に永生会の安藤氏ら―民主党(医療介護CBニュース)
<行政書士>警視庁が監視強化 外国人の不法就労助長(毎日新聞)