相棒のフラットレラ

愛犬と生活

大山に登る(#7回目)(その二)

2015年10月12日 | フラットレラ

遅くなったけど7合目から続けます。
此処まで天気は良好です。
雲も少ないし、陽も射します。
ただ遠くは見通せなかったです。


7合目です。
もうこの辺りは背の低い広葉樹が多いです。大木もありません。


7合目から下を見ます。
目視では見えるのですが、写真では低い雲があってボケてしまいます。


1500m。
赤く紅葉しているのはナナカマドです。実も一杯付けています。


驚きであす。
標高1550mの所にミズナラが有りました。
ブナもない高い所に有るなんてビックリです。
自然は解らない事が多いものです。
いくつか実も付けています。


7合目付近から三鈷鋒を望みます。
足元の高さが大体三鈷鋒の頂上になる。
手前の沢は砂走りだ。此処も今は通る事は出来ない。
時間が立つとドンドン変わって行くのも山なんだナ。


8合目上から屏風岩を見る。
色んな広葉樹が色ずき始めている。
早めの冬準備だ。


8合目上の1600m。
麓の見晴らしも低い雲に遮られる。
しかしこれはこれで良いもんだ。


8合目から頂上までは木道になる。
緩やかな登りだけど自然を守るために歩く所を決めているのだ。
この台上に上がると大山キャラボクが一面に茂っている。
低木の常緑樹だ。
ユートピア側の登山道脇には太いキャラボクが有る。
それらも雪に押されて横に這っている。


9合目です。
この辺りは平坦に見えます。
もう頂上の山小屋は見えているので登りきった気分になります。


これは木道の側のアジサイです。
アジサイは大山寺の登山道入り口から頂上のこの辺りまで生えています。
どうやって増えたのか不思議です。


これは大山キャラボクの実です。
一面のキャラボクに赤い実が付いています。


そしてついに頂上の標石に到着です。
どんな時でも頂上に立つと気持ちがス~とします。


左の草山が弥山。
雪の有る時だと登れますが、雪のない時は危険なので登山禁止になります。
中央の奥一番高い所が剣ヶ峰。
大山の最高峰になります。
普通の人は登れません。
見るだけで良いのです。


この石は下から持って登ったもの。
一木一石運動なのです。
崩れた山の石を頂上に返すのです。


今日も大勢の人が登っています。
登るとみんな頂上から山小屋方向に向いて景色を楽しみながら弁当を食べます。
一番楽しい時でしょう。
女性も子供もお年寄りもみんな同じです。

食べて、綺麗な景色を見て何もかも忘れる。そんな感じ
そして山を降りるのです。


下山途中の足元にムラサキの花が有りました。
菊系の花でしょう。
名前は解りませんが。
次に登るときは花編にしようかな。


そして無事下山しました。
下山は殆んど休みなしで、1時間半くらいで降りてきます。
駐車場に付くとホッツとするのもこの時です。
そして降りて来た大山を振り返ります。

頂上とは違った良い気分になれます。

次はどんな景色が待っているのだろう。と思うのもこの時です。

次は雪の被った大山かな。

これで大山に登る(#7回目)は終わりです。






















 


大山に登る(7回目)(その一)

2015年10月07日 | 日記

9月27日大山に登る。
7回目だ。
朝6時の出発。少し曇り気味だったけど、道中雲も少なくなってきた。
気候が良いので大勢の登山客かなと思ったけど、それ程でもなかった。
河原の駐車場は一杯だったので大駐車場に行く。
ここは空き状態だった。


まだ雲が多いけど高いので大丈夫だ。
良い景色が見れるだろう。

今回は少し見方を変えた登山にした。

標高900m。1合目付近だ。
この辺りにはもうブナ林が有る。
そう今回はこの大山のブナとミズナラと云うドングリの木を見ながら登ることにした。
川原駐車場付近にはミズナラの大きな木が有った。
標高800mぐらいだからミズナラ、ブナ共に有ってもおかしくない。


二合目の標柱とその後ろのブナ林。
登山道の直ぐ脇がもう広葉樹林なので探さなくていい。
古木ではないが大きな木だ。
気になるのは樹冠に実を付けているかどうか。

そうなんです。
今回はブナとミズナラの木が標高どのくらいまで生え居ているか、どのくらい実を付けているかを見て登りたいのです。


三合目のブナ。


三合目付近のブナ。
大きな木に育っています。
樹の上部には実が付いています。
足元にも昨年の実が一杯落ちています。
ミズナラも大きな木がたくさんあります。


此処が四合目。
この辺りもブナやミズナラの大木の林です。
まだ紅葉には早いようで青々とした緑の中です。


四合目上のブナの大木です。
枝もしっかり広げています。
樹の上にはたくさんの実を付けています。
豊作だ。


標高1300m。
この辺りが五合目付近となる。
標識の上にはナナカマドが実を赤くしてる。


五合目付近のブナ。
しっかり張った枝にたくさんの実を付けている。
空の雲もいつか消えて青く澄み渡る空が気持ち良い。


これが五合目付近のミズナラの木。
それ程大木はないが実は確実に付けている。
雪に押されているのだろう、なかなか上に伸びないようだ。


五合目付近のナナカマド。
今やっと実を赤くしたようで葉を真っ赤に染めるのはもう少し時間がかかるようだ。


六合目。
この辺りから背の高い大木は姿を消す。


この辺りから、背の低い雪の重さにも強い大山キャラボクが増えてくるのです。


この付近ではブナはもう有りません。
ですが驚きはミズナラが有る事です。
通常ミズナラはブナより少し低い標高に生えるといわれているのです。
此処ではガンバッテいます。


六合目休憩小屋の前から三鈷鋒を望みます。
今は三鈷鋒に登る事はできません。
途中の道が崩れて通行禁止になっているのです。
何時まで通行禁止か解りません。
以前に登っておいて良かった。

此処まで半分チョット。
上ばかり見て登って来ました。
こんな登山もありかナ。

**大山に登るはもう少し続きます**