ノンちく武士
昔々ある世界樹の麓に、上着を着ないブシドーの青年がおりました。
ブシドーの青年は心も体も頑丈で、寒さや痛みなんてへっちゃらです。
ただ一つだけ、ブシドーには悩みがありました。それは、乳首が消し飛んでしまっていることです。
「むむむ 拙者の 乳首 むむむ」
ブシドーはいつも悩んでいて、いっそのことチョッキでも買って着てやろうかと思っていました。
隣の家のレンジャーは、そんなブシドーを見て、いつも笑うのです。
「やーい、やーい、ノン乳首。ゆにくろへ行ってしまえ」
そう言って、二階の窓から胸元をはだけさせてチラ見せしてきます。
ブシドーは悲しくなり、せめてゆにくろへは安売りの時に行こうと、チラシが来るのを待っていました。
ウルトラライトダウンの季節になったある日のことでした。
「鬼だ!乳首を取る悪い鬼が来たぞ!」
何やら街の方が騒がしいのです。
ブシドーが街へ向かうと、大きな鬼が袋を下げて、男を襲っています。
隣の家のレンジャーが右の乳首を抑えて苦しそうにしています。
「鬼め、何てことを。このブシドーが成敗してくれる」
「何を、小賢しい。お前の乳首も奪ってやる」
鬼の手が、ブシドーの胸元に振り下ろされました。しかし、鬼の手は空を切ります。
「何!乳首が無い!」
「左様!拙者は ノンちく武士でござる」
ブシドーはその隙をつき、袈裟斬り一閃、鬼を退治しました。
「まいった、まいった。乳首はお前にあげるから、どうか命ばかりはお助けを」
そう言うと、鬼は街から逃げていきました。
ブシドーは袋から手頃な乳首を二つ取り出し、自分の胸に取り付けました。さらにもうひとつ、鳩尾にも「あっそれ俺の」取り付けました。
こうしてノンちく武士は、街を救った英雄、三乳首の武士道と呼ばれるようになりました。
一方、片方の乳首を失ってしまったレンジャーは仕事を失ってしまい、ゆにくろでアルバイトをするようになりましたとさ。
Fin.
戦闘シーン書いてるときiPhoneから己が信念を杖にが流れて来て歯ブラシ吹き飛びました報告
昔々ある世界樹の麓に、上着を着ないブシドーの青年がおりました。
ブシドーの青年は心も体も頑丈で、寒さや痛みなんてへっちゃらです。
ただ一つだけ、ブシドーには悩みがありました。それは、乳首が消し飛んでしまっていることです。
「むむむ 拙者の 乳首 むむむ」
ブシドーはいつも悩んでいて、いっそのことチョッキでも買って着てやろうかと思っていました。
隣の家のレンジャーは、そんなブシドーを見て、いつも笑うのです。
「やーい、やーい、ノン乳首。ゆにくろへ行ってしまえ」
そう言って、二階の窓から胸元をはだけさせてチラ見せしてきます。
ブシドーは悲しくなり、せめてゆにくろへは安売りの時に行こうと、チラシが来るのを待っていました。
ウルトラライトダウンの季節になったある日のことでした。
「鬼だ!乳首を取る悪い鬼が来たぞ!」
何やら街の方が騒がしいのです。
ブシドーが街へ向かうと、大きな鬼が袋を下げて、男を襲っています。
隣の家のレンジャーが右の乳首を抑えて苦しそうにしています。
「鬼め、何てことを。このブシドーが成敗してくれる」
「何を、小賢しい。お前の乳首も奪ってやる」
鬼の手が、ブシドーの胸元に振り下ろされました。しかし、鬼の手は空を切ります。
「何!乳首が無い!」
「左様!拙者は ノンちく武士でござる」
ブシドーはその隙をつき、袈裟斬り一閃、鬼を退治しました。
「まいった、まいった。乳首はお前にあげるから、どうか命ばかりはお助けを」
そう言うと、鬼は街から逃げていきました。
ブシドーは袋から手頃な乳首を二つ取り出し、自分の胸に取り付けました。さらにもうひとつ、鳩尾にも「あっそれ俺の」取り付けました。
こうしてノンちく武士は、街を救った英雄、三乳首の武士道と呼ばれるようになりました。
一方、片方の乳首を失ってしまったレンジャーは仕事を失ってしまい、ゆにくろでアルバイトをするようになりましたとさ。
Fin.
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