ぐだぐだくらぶ

ぐだぐだと日常を過ごす同級生たちによる
目的はないが夢はあるかもしれない雑記
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ぐだぐだくらぶ作:「じじいクエスト」前編

2010年02月09日 15時59分00秒 | 小説
「じじいクエスト」

じじい「もうすぐ死にそうじゃ…」

じじい「しかし、金もなければ女もない。」

じじい「墓がないというのはな・・・」

じじい「そうじゃ、勇者になろう」

じじい「伝説となって、立派な墓を建ててもらうんじゃーー!!!・・・ごほっごほっ」

こうして、じじいの老い先短い冒険が始まった!



じじい「まずは武器をそろえるかの」

・・・雑巾を手に入れた!

じじい「次に防具だが、今着ているやつでいいかの。」

・・・病院用患者服を手に入れた!

じじい「れっつごー!」




・・・スライムが現れた!

・・・スライムの攻撃!

・・・じじいに5のダメージ!

じじい「やりおる・・・じゃが!」

・・・じじいの必殺技!

じじい「雑巾豆絞り!」

・・・スライムに20のダメージ!

・・・じじいWIN!

・・・じじいは汚い液体を手に入れた。

じじい「次は最期を看取ってくれる仲間がほしいのう…」


じじい「よしこのさきに何年も会っていないあいつの家が・・・」

じじい「あいつってだれじゃっけ」

じじい「まぁ、あいつを仲間にしよう」




じじい「きたぞ・・・うぐっ」

 ? 「大丈夫か?死にそうだぞ?」

じじい「ここにくるまでにスライムにやられてしまって・・・」

じじい「そんなことより実は折り入って話があるんじゃ」

 ? 「どうしたんだ?昔からの付き合いじゃないか」

じじい「そうか・・・実は勇者になろうと思うんじゃ、そしてお前には仲間になってほしいのじゃ」

 ? 「いい年になってそんなことを・・・まぁ頑張れよ」

 ? 「俺は脚も弱くて足手まといになるからやめておくよ」

 ? 「幻の薬 『コウジュン』があれば何とかなるんだが・・・」

じじい「わかった、それを取りに言ってやろうどこにあるのじゃ?」

 ? 「いいのか?『やずや』というところにあるらしい頼んだぞ」

 ? 「そうだ、大変だろうからせんべつだ」

せんべいを手に入れた



幻の薬『コウジュン』を求め、「やずや」を探すじじい。

どうやら「やずや」は海を渡った小さな島にあるらしい。

じ「う、海を渡るじゃと!?」

実は、じじいは20年前のある事件以来船に乗ることができなかったのだ
今でもその事件を思い出してしまい、船には乗れない

じ「じゃが、なんとしてもコウジュンを手に入れねばならん。
 ・・・作るしかない!」

このじじい、若かりし頃は第二のエジソンと呼ばれたほどの発明家であり科学者だったのだ。

じ「ワシの腕をもってすれば、薬ぐらい!!」

だがさすがは幻の薬、じじいの腕をもってしても試作品の域を超えるものは作れなかった。

じ「試作の域は超えんが、これでも十分効果はある。これをあいつに持って行ってやろう。」

と、その時

じ「く、薬に異変が・・・」

どうやらこの薬は32時間しか形を保てず、それを越えると消えてなくなってしまうらしい。

じ「い、急がねば。待っとれよ、わが友よー!!!」




じ「急いで?に届けなければ!」

?のもとへ急ぐじじい。

そこへ、?の隣のいえに住んでいたが、とある事件の後、姿をくらましていたミスターXが!!

ミ「あ、あいつにそれを渡すな・・、死ぬぞ・・」

じ「ど、どういう意味だ!説明してくれ!」

ミ「あれは25年前、夏のことじゃった。わしはいつものようにペットのGとWと散歩に、ゴボァ」

突然倒れるミスターX

じ「ど、どうしたんじゃミスターX」

?「そこからはおれが説明してやるよ」

じ「どうしてここに、そしてその鎧は!」

?「おれの計画を果たすためさ。今、すべての条件がそろった」

じ「じゃあコウジュンというのは?」

?「真っ赤なウソさ!この私にはそんなもの必要ないのだよ!おもしろかったぜ。だまされたお前を見るのは」




じじい「X、大丈夫か。」

X「う・・・じじい・・・」

じじい「ほら、コウジュンだ。飲め。」

X「す、すまねぇ・・・」

・・・Xは全回復した!

X「じじい、奴は昔の?じゃない。」

じじい「何じゃと。」

X「?の体に魔王が入っている。」

じじい「・・・どんな魔王じゃ?」

X「ん?たしか1万年前に封じられたとか・・・」

じじい「そんなことじゃない!有名なのか?」

X「え?ああ、有名だな。なにしろ封印がやっとの奴だったらしい。」

じじい「・・・X。」

X「なんだ」

じじい「あいつ倒したら・・・伝説になれるかの。」

X「は?何を言って・・・」

じじい「ワシの目的はの。伝説となって墓を建ててもらうことなんじゃー!!」

X「はぁ!?」

X「え?世の中のためじゃなくって?」

じじい「ワシのため」

X「あいつを倒すのも?」

じじい「墓のため」

?「ごちゃごちゃうるさいぞ!かかってこい!」

じじい「X・・・ワシはあいつを倒してワシも死ぬ!」

X(・・・墓のためにかよ)





じじい「?・・・いや、今は魔王じゃな。名を聞こう。」

?「わが名はゾーマ。世界を統べるものだ。」

じじい「では、ゾーマ。墓のために散ってもらう!」

ゾーマ「老いぼれが図に乗るな!」

じじい「ゾーマ。?の記憶にはないのか。戦争の記憶が。」

ゾーマ「何を言ってる。」

じじい「?は知っていたのじゃ。25年前のワシ、戦時中のワシをなぁ!!」

じじい「奥義!!『若かりしあの日』!」

・・・じじいSP50UP!

・・・年齢25DOWN!

ゾーマ「な、なんだこの威圧感は!」

じじい?「今のオレは25年前のオレだ。」

ゾーマ「まずい・・・逃げるぞ!」

じじい?「逃がすか。今ここでお前を殺す!オレの墓の生贄となれ!」

ゾーマ「くっ・・・ダークボール!」

じじい?「あたるか!」

ゾーマ「・・・ふっ」

じじい?「何?・・・はっ!」

・・・ダークボールがXに当たった!

じじい?「X!」

ゾーマ「ハハハッ!」

じじい?「くっ」



・・・魔王は行ってしまった



じじい「X!X!」

X「う・・・」

じじい「おお!生きとるのか!」

X「ああ、なんとかな・・・」

じじい「よかった・・・」

X「じじい・・・」

じじい「お前の墓のために金を使わないといけないのか思うと怖くて・・・」

X「そっちかよ・・・」

じじい「まあいい、せんべい食え。」

X「すまねえ」

じじい「X,一緒にあいつを倒しに行かんか?」

X「いいぜ。お前は命の恩人だからな。」

・・・Xが仲間になった!

じじい(せんべいあげたらついてきた・・・)

X「さあ、いくか。まずはどこへ?」

じじい「そうじゃの・・・まずは武器がほしいのう。」

じじい「あ、その前に、いい加減名前を教えてくれんかの?」

じじい(いちいちシフトキー押すのが面倒だからの・・・)

X「ああ、おれの名前はロクだ。」

じじい「よし、ロク、いくかの!」



じじい「早速じゃがどこで武器を手に入れられるかのう」

ロク「海を越えた先に俺の知り合いが武器屋をやってい・・・

じじい「却下じゃ、船はトラウマなのじゃ」

ロク「25年前は大丈夫だったじゃないか」

じじい「20年前にサントアンヌ号という船に乗っていた時に突然船が転覆したのじゃ」

ロク「なるほど・・・でもなんでそんな船に乗っていたんだ?」

じじい「軍にいた頃が懐かしくての・・・」

じじい「25年前の春わしたちは敗北したがその頃はまだ海が好きでだった・・・」

ロク「春だったっけ?」

じじい「むしろ25年前の夏に『?』に異変が起きたのじゃろう?」

ロク(そういやそうだった、危うく矛盾するところだった)

ロク「じゃあどうするんだ?」

じじい「そうじゃいっぱい武器を持っている奴から奪えば良いんじゃ!」

ロク「それはダメだろ」

じじい「この先にある橋の上に通る人の武器を取る男がいたはずじゃ、行くぞロク」

ロク「わかったもういいよ・・・でもせめて武器の代わりになるようなものを作れ」

じじい「よし、じゃあ痺れ薬を作って雑巾にしみこませよう」






武器男「この橋を通りたければ武器を渡せ」

じじい「むしろこちらに武器を渡せ」

武器男「ほう・・・いいだろう勝負してやる俺が負けたら武器を全部やる」

武器男「だがお前が負けたら命はないと思え!うりゃぁ!」

じじい「あたらなければどうという・・・

ロク「ひでぶ」

じじい「貴様ロクになんてことを・・・もう許さん、くらえ雑巾投げ!」

武器男「こんな攻撃きかんぞ、ってあれ?体がしびれてきた」

じじい「それにはアガサ博士もビックリのしびれ作用があるからのう」

武器男「弁慶のまねなんかするんじゃなかったぜ・・・」

こうしてじじいは武器を手に入れた手に入れた

しかしロクの治療費のため武器を売り借金もしたのであった

じじい「折角墓を建てられると思ったのに・・・




じ 「どうしよう、このままでは破産してしまうのじゃ~!!」

ロク「やっぱり自動販売機のおつり探しで10万以上稼ぐなんて無理なんだよ」

じ 「じゃあ、どうしろと?わしらにはコレしかないじゃろーが!!」

ロク「コレしかないなんて、オレたちどんだけダメ人間なんだよ。他にも山ほどあるだろが。」

じ 「例えば?」

ロク「例えば、そうだな~、やっぱ勇者らしくモンスターとか盗賊とかを倒して金をもらうってのはどうだ?」

じ 「年寄りに肉体労働させるつもりか、お前は!」

ロク「肉体労働って・・・、勇者が何言ってんだよ。さっきは戦って武器奪おうって言ってただろーが。」

じ 「おつり探しで腰がもうボロボロなんじゃよー!!年寄りにとってあの動きは最悪、しかもあのプラスチックをペラってめくって何も無いと
   
   いう現実と何度も直面して、精神的にもボロボロなんじゃ。」

じ 「しかも、やるなら高級ホテルなんかに行って金持ち襲って金奪うほうがよっぽど早い」

ロク(それ、もはや勇者じゃなくて、ただの強盗じゃん・・・)

じ 「そもそも、腰患った年寄りがモンスターやら盗賊やらに勝つということ自体が非現実的なのじゃ。

   そんな不安定な収入ではこの借金を返せるとも思えんしな。」

ロク「じゃあ、他にいい案があるのかよ」

じ 「う~ん・・・」

じ 「そうじゃ、思い出した!昔、ある洞窟の奥にものすごいお宝が眠っているという伝説を聞いたことがあるんじゃ。

   それを見つけて売れば借金を返せるし、墓を作る金も手に入る。よし、早速宝探しへ出発じゃー!!」

ロク(さっきのよりもっと非現実的な気がするが・・・)

こうしてじじいたちは、ものすごいお宝を探しに行ったのであった。

だが、じじいは忘れていた。腰を患っているということを・・・

道のりは険しい。






じじいたちはものすごいお宝を探しに行った。
  
ロク「その情報はいったいどこから」

じ「いや、武器男さんが言ってました。」

ぶ「ほんとすいませんでしたァ。いやァ、正直弁慶の真似したら強くなるんじゃないかと思

  ってたんですけど、やっぱ無理でした。ほんと調子のってすいませんでした。」

ロ「いや、こっちこそ気づかなくて済まない。ところでなんか忘れてない?」

ぶ「あ、そういえば勇者目指してるって聞いたんで、あのロクさんのために鎧もってきたん

  ですけど、なんかいわくつきのもんだそうで売ろうと思ったんですけど、これだけ売れ
  
  なかったんですよ。よかったら着ます。」

ロ(そんなこと言われたらだれも着ないだろ)

ロ「いや着ない

じ「わしが着る」

じじいは鎧を装備した。

ロ「そういえば宝の話はだれから聞いたんだ?」

ブ「オレが橋の上で武器をとってた時、オレが唯一武器を奪えた主婦のZさんが言ってまし  
  た。

  なんでもZさんのマンションのお隣の∀さんの夫がそれを探しに行くとかで家を出たま  
  まいなくなって半年間消息不明なんだそうです。

  その夫は世界で41番目にすごいケン、スーパーソードを作ったすごい人らしくて、け  
  どそ
  
  れで食っていけないからって転職して武器屋を経営してたんだけど順調になったとたん

  にテンジンで有名な島の支店が問題をおこして、あ、それが20年前です。それから会

  社が倒産してそれから借金返済の毎日で、奥さんともうまくいってなかったみたいでし

   ょっちゅう喧嘩してたみたいっす。」

ロ「く、詳しいな」

ブ「ハイ、ずっと世間話してたようなもんなんで」

ロ「そうだ、どうせならブキさんも一緒に宝を探さないか」

ブ「あ、オレ暇じゃないんで」



ロク「ま、細かいことはどうでもいいや。」

武器男「!!?」

ロク「あれ?ジジイ、どこいった?」

武器男「探してきます・・・」




武器男「ロクさん、書置きがありました。」

ロク「ん?」

書置き『ちょっとモジャール国のヤズヤへ武器を買いに行ってきます』

ロク「・・・金がないのにどうやって買うんだ?ま、行ってみるか。」

武器男(・・・まさか)




ここはモジャール国。ヤズヤモジュール店。

ジジイ「この鎧売ったらいくらになるかの?」

店員A「イラッシャイマセー!ヤズヤへヨウコソー!」

ジジイ「あ、間違えた。こいつじゃなかった。」

店員B「こちらの鎧、いわくつきですね。40万になります。」

・・・借金がなくなった!

ジジイ「じゃあ、残りの10万円で武器を売ってくれんか?」

店員B「10万円だとこちらの武器防具セットになります。」

ジジイ「何じゃそれ?」

店員B「こちらランダムで武器と防具がそろいます。」

ジジイ「おもしろいの。買おうか。」

・・・防具『カツラ』を手に入れた!

・・・武器『トイレのカッポン』を手に入れた!

ジジイ「ぼったくりじゃー!」

店員B「アリガトウゴザイマシター」






ジジイ「シクシク・・・周りの視線が痛い・・・」

武器男「見つけたぞ!ジジ・・・うおっ!」

ジジイ「何じゃ・・・」

武器男「あ!てめえ防具売りやがったな!あれは俺がロクさんにあげたものを・・・」

ジジイ「ウルシャー!」

・・・ジジイは麻痺雑巾を使った!

武器男「うわ!クソ!またかよ・・・」

・・・ジジイにも感電した!

・・・腰痛が治った!体力が5下がった!

ジジイ「これでもくらえ!」

・・・カッポン!

・・・武器男の顔にカッポンがはり付いた!

ジジイ「お、この竹刀、もらっとくかの。」





ロク「ジジイ~、どこだ~。」

ジジイ「お、ロクか。」

ロク「うわ!鎧はどうしたんだよ!」

ジジイ「聞いてくれよ。武器男の奴が『やっぱり俺のだ!』って言って奪ってったんじゃ・・・」

ロク「災難だったな。」

ジジイ「まったくじゃ。ところで、あのお触れは見たか?」

ロク「ん?何が?」

ジジイ「町中に貼られてあったんでパクッてみた。」

お触れ『勇者求む!最近現れたという魔王を倒してくれ。
勇者かどうか確認のためにこの国の周りにいるアークデーモンを倒したという証を持ってくること。』

ロク「アークデーモンて・・・」

ジジイ「これが勇者への最速の道じゃろう。」

ロク「いや、アークデーモンは無理だろう。」

ジジイ「この周りにはスライムもいるんでレベル上げしながら探してみたらいいじゃろ。」

ロク「ま、この国はでかいんですぐには遭わないだろう。」

ジジイ「レッツゴー!」





----モジャール国周辺、アルパカの森----

ジジイ「よし、まずはレベル上げじゃな。」

ガサガサッ

ロク「あ、早速きた。」

・・・アークデーモンが現れた。


じじい「先手必勝の痺れ雑巾じゃ、うりゃ」

アークデーモン「・・・」

ロク「効いてないみたいだぞ」

じじい「そんな馬鹿な・・・わしの痺れ雑巾が効かないじゃと・・・」

アークデーモン「グオオーーーー」

シュバッ

じじい「そんな攻撃当たらんわ!『若かりしあの日』じゃ!」

じじい「喰らえ竹刀攻撃」

ガキン

じじい「何!?わしのスピードに追いついたじゃと?」

ロク「そりゃ力は変わってないもん」

じじい「なんじゃ生きて居ったのか、てっきり吹っ飛んだかと」

ロク「俺だってたまにはよけるさ」

じじい「よし、じゃあ囮になってくれ。その間に新技でぶっ飛ばしてやろう」

ロク「ひどい・・・そんな役ばっかりじゃねぇか。仕方ないうりゃ~」

アークデーモン「グオオーーー」

ヒュン

ロク「あぶねぇ、よしチャンスだ!じじい!!」

じじい「くらえ!!必殺技ウィッグ・エフェクト」

アークデーモン「ウガーーー」

ロク「グハァ」

じじい「なんか巻き込んだけど多分軽症じゃろう。」

じじい「まぁアークデーモンも倒したしちょっと休もうかのう」





じじい「よし休んだことじゃしさっさとアークデーモンを持っていくかの」

じじい「これでついに勇者になれる・・・」

 ? 「そううまくいくかな?」

じじい「貴様はゾーマ!もう勇者になれるから邪魔でしかない、どっかいけ」

ゾーマ「そうはいかない。そのアーヤンは俺の腹心だ返してもらおう」

じじい「アーヤンって誰じゃ?」

ゾーマ「もちろんそのアークデーモンだ」

じじい「嫌じゃ!勇者になるんじゃーい。わしのスピードなら逃げ切れるもーん」

ゾーマ「そうか、なら仕方ない消し飛べ!!破壊光線!!!」

ロク「ふぅ・・・じじいのやろう次あったら・・・って危ないじじい!」バッ

チュドーン

ゾーマ(アーヤン巻き込んじまった。まぁ弱かったしいいか)

ゾーマ「ではさらばだ、はははっ」

じじい「アーヤンが蒸発してしまった・・・アーーーヤーーーン!!」

ロク「普通俺の心配が先だろ」

じじい「わしは・・・勇者になれない・・・」

ロク(ダメだこりゃ)




町人「あのー」

ロク「どうしたんだ?」

町人「さきほどはアークデーモンを倒していただきありがとうございます」

町人「それと、これからゾーマと戦うの大変でしょうから何かお礼をと」

じじい「墓を・・・わしの墓を作ってくれ・・・」

町人「宗教上の都合で土葬ですがいいですか?」

じじい「えっ?じゃあ遠慮しておきます・・・」

ロク「職業はなにやってるんだ?」

町人「服のチェーン店やってます、名前は」

ロク「どうせ『うにくろ』とかちょっともじって出すんだろ?」

町人「いえ『しまむら』です」

ロク(なん・・・だと?)

じじい「それなら余った布をくれんかの?雑巾にするから」

町人「良いですよ、他の店舗でももらえるようにしておきましょうか?」

じじい「たのむ」



こうしてじじい達は雑巾を手に入れたのであった



じじいクエスト:中編へ続く

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