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至仁至愛(みろく)の大神

カッコウとホトトギスの姉妹、ホトトギスとモズの兄弟(民話)☆風の音、鳥の声、水の音を聞け!

2015-05-17 | ホトトギス
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2015年5月17日


恋鳴き(517)するホトトギス

繁殖期のオスが「縄張り」を宣言したり、「求愛」するために鳴く!

(ホトトギス民話編)

ホトトギスは他の種類の鳥と兄弟、姉妹となって
昔話や民話によく出てくる。
地域によって特色があり、
バリエーションに富んでいる。



☆「カッコウとホトトギスの姉妹」
(「遠野物語」柳田國男)


郭公と時鳥は、大昔は姉妹であった。
姉の郭公は、ある時芋を掘って来て、焼き芋にした。
姉は焼けた芋の外側の堅い処を自分で食べて、
中の柔らかいところを妹に与えた。

しかし、妹はその姉の優しい気持ちを踏みにじり、
「きっと姉さんが食べているところはもっと旨いに違いない」
と、邪推した。

そう思うと堪え切れなくなり、
妹は包丁で姉を刺し殺してしまった。

死んだ姉はたちまち鳥に姿を変え、
「ガンコ、ガンコ」
と鳴きながら飛び去った。

その鳴き声を聞いた妹はハッと我に返った。
姉が堅い処を食べ、自分にはおいしい良い処だけを
くれていたのだと悟った。
(ガンコ:堅い処の意)

しかし、今さら気付いたところでもう手遅れ。
自分は姉を殺してしまったのである。
取り返しのつかぬことをしてしまった妹は、
その悔恨の思いに堪え切れなくなり、
やがてこれも鳥に姿を変えた。

そして「包丁かけた、包丁かけた」
と鳴くようになった。

姉:カッコウ
(鳴:ガンコ、ガンコ)
妹:ホトトギス
(鳴:ホウチョウカケタ、ホウチョウカケタ)




☆「ホトトギスとモズの兄弟」
(民話)


昔々、山里に二人暮らしの年の離れた兄弟がいて、
兄はいつも弟をこき使って、いじめていた。

意地悪な兄は
「おい、水をくんでこい」、
「何か、食べ物を持ってこい」、
「お前は、オレの言うことを聞いておればええんや」、
「文句を言わず早く動け」
などと、ろくに話すこともなく
いつも命令口調で弟をこき使った。
 
しかし、
心のよい弟は、兄がいくらいじめても
「うん、分かった」
と返事をして、
にこにこし、文句も言わんと
兄のために一生懸命尽くした。

さてさて、、
ある時、兄が病気になった。
弟は兄の病気が早く治るように、
毎日山芋を掘ってきて、旨いところを食べさせた。

心悪い兄は
「病気の自分に、これだけうまい物を
食べさせてくれるのだから、
弟はもっとうまい物を食べているに違いない。」
と邪推し、弟の腹を包丁で刺し殺した。

ところが、腹を割いてみると、
弟は山芋の首や皮など、まずい物ばかり食べていた。

するとたちまちに、魂が抜けて、
兄はホトトギスになって、弟はモズになった。

兄は
「包丁かけた」、
「本性になった」、
「弟恋しや」、
「弟かわいや」
と鳴き、弟を包丁で刺し殺したことを後悔する。

そういうことで、
兄のホトトギスは罰のため、八千八声鳴かねばならず、
日中に終わらなければ夜まで、さらに夜明けまで、
口から血を流すまで鳴き続けなければならなくなった。

その供養をしないと、
餌が食べられないようになったのだ。

そんな哀れな兄のホトトギスを見た
心優しい弟のモズは、
トカゲ、カエル、虫などを取っては
枯れ枝にひっかけたり、串刺しにしてやるのだという。
(早贄:はやにえ)

また、さらなる罰として、
ホトトギスは子供を生んでも
自分で育てることを許されず、
別の鳥に里子に出さなければならなくなった。

おしまい!

兄:ホトトギス
弟:モズ

カインとアベル(聖書)
人類最初の人殺し!
兄カインの弟アベル殺し!

(ホトトギスは托卵の習性を持ちウグイス、モズ等の巣に
卵を生み付け、作巣、 抱卵、育雛は一切行わない。
逆らうと攻撃する。)

そういえば昨秋、
「MOZU」という公安のTVドラマが放映された。
オープニングで、早贄のシーンがあった。




☆ホトトギスの鳴き声(聞きなし)

1.「ホウチョウカケタ」(包丁かけた)
2.「ホンショウニナッタ」(本性になった)
3.「オトウトコイシヤ」(弟恋しや)
4.「オトウトカワイヤ」(弟かわいや)
5.「テッペンカケタカ」
6.「トウキョウトッキョキョカキョク」(東京特許許可局)

全て正解です。どれにも聞こえます。
他にもあるはずです。

ホトトギスは今が旬です。5、6月が繁殖期。
是非、夜、山の方へ耳を澄ましてみて下さい。
日中も鳴きますが、夜の方が萌えるという人もいます。
物悲しく寂しそうに鳴き続ける鳥がいたら、
それがホトトギスです。

「宮本武蔵」

「勝負の最中に風の音を聞け。鳥の声、水の音、
それを知らずして剣の腕だけ磨いても無駄だぞ、武蔵!」

「真剣勝負とは、風、音、鳴き声、
周りのすべてのものを取り込むことだ!」 

今や、ウグイスもニセ卵を見極める目を養い進化している!

我々も真実を見極める目を涵養し、進化しなければならない!




☆「一二三神示」(ひふみ)

「八のつく日に気つけて呉れよ、
だんだん近づいたから、辛酉(かのととり)は
よき日、よき年ぞ。冬に桜咲いたら気つけて呉れよ。」
『下つ巻』30

「辛酉(かのととり)はよき日と知らしてあろがな」
『富士の巻』18

「辛酉(かのととり)の日と年はこわい日で、
よき日と申してあろがな。」
『日月の巻』10

「悪神の守護となれば自分で正しいと思ふ事、悪となるのざぞ。
悪も改心すれば助けてやるぞ」
『松の巻』08

「この神示うぶのままであるから、そのつもりで、
“とり”てくれよ。」
『松の巻』15

心で“とり”てくだされよ!




ホトトギスの鳴き声


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