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グリーンカンパニー情報局~企業の環境保全活動~

何かを買うことは投票と同じです。その投票に環境という要因を加えてもらう為、企業の環境活動に関する情報を提供します!

環境ビジネスへ就職したい学生必見!

2006-05-07 15:12:22 | Weblog
EICネットに掲載されていた情報です。
http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=9174&category= )

<<
新卒学生向け「環境ビジネス就職フェア」~環境ベンチャー編~<参加無料>

 ベンチャー志向の皆さん、将来起業志望の皆さんは 環境ビジネスに注目!!
環境ビジネス業界では、大手企業に負けない、それ以上に優れた技術を持つ、ベンチャー企業が多数活躍しています。伸び盛りの企業は今、意欲ある若い人材を求めています。
今回のセミナーでは、まだ求人誌にも、求人サイトにも載っていない、優れたベンチャー企業の見つけ方、就職のためのノウハウを環境ビジネス専門コンサルタントがお話します。
また、交流会では、環境の仕事に携わる経営者の方、社員の方をお迎えして実際のお仕事の様子も伺います。ぜひふるってご参加ください!

日時:5月25日(木)18:30~20:30
(受付開始18:00~)

 <<<<< 事前申込が必要です >>>>>>>
下記URLからお申込下さい。
 https://www.jobweb.ne.jp/eis/info.php?eis_id=14477

会場:(株)船井総合研究所丸の内セミナールーム
    (JR東京駅 丸の内北口1分)
住所:東京都千代田区丸の内1-6-6日本生命丸の内ビル
*会場地図はこちらをご参照ください
http://www.eco-webnet.com/eco_org.html

<プログラム>
18:00  受付開始

18:30~19:30 第一部:特別講演 
「有望な環境ベンチャー企業の見つけ方・探し方、及び、マル秘就職テクニック」
 講師:(株)船井総合研究所 執行役員 
 環境ビジネスコンサルティンググループ 菊池功

19:30~20:30 交流会(環境ビジネス企業経営者・社員の方との交流会)
 ・企業経営者・社員自己紹介&仕事紹介
 ・簡単な立食形式での交流会

 ※本セミナーは採用選考ではありません。
>>

「みどりの日」に考えたこと

2006-04-30 21:11:07 | Weblog
4月29日は「みどりの日」でした。(横の写真は釧路湿原です。)

そこでこんな記事を目にしました。

<<環境省は、本年度の「みどりの日」自然環境功労者として道内の一個人、一団体を含む四十二の個人・団体を大臣表彰することを決めた。二十八日に東京・新宿御苑で開かれる新宿御苑百周年記念式典で表彰する。

 道内から選ばれたのは、大雪と石狩の自然を守る会(事務局・旭川、二百八十五人)と道自然保護監視員の山本純郎さん(55)=根室市=。

 同会は保全活動部門で選ばれ、大雪山系の野生生物調査や石狩川の水質調査、植樹などの活動と、自然保護の考え方の普及に貢献したことが評価された。

 調査・学術研究部門で選ばれた山本さんはシマフクロウの保護で、世界初の人工巣箱での営巣や人工ふ化に成功している。>>

テレビや新聞では貴重な自然環境が破壊されていることをよくとりあげています。
自然環境を破壊する側となんとかして自然環境を守ろうと必死に頑張っている人・・・
というのがよくある構図です。

そういう番組などを観ていていつも思うことですが、一般人の我々にできることって
ないのかな?????ということです。

少し調べてみたのですが、今すぐできることがかなりたくさんありました。

例えば、1万円で国内最大の湿原の釧路湿原に水を供給している周辺の森林を625平方メートル
買い取り、保全することができます。
(社団法人 日本ナショナルトラスト協会 http://www.ntrust.or.jp

また、100円で内モンゴルのホルチン砂漠に植えるポプラの苗木が10本買えます。
水を与え、大切に育てれば、砂漠が10メートルのポプラ並木へと変わります。
(緑化ネットワーク http://www.green-network.org/)

(参考)世界を変えるお金の使い方 責任編集 山本良一

お金のつかい方について

2006-04-10 21:03:35 | Weblog
1日に6000人。
この数字はなんだと思いますか?

この数字は結核やはしか、破傷風など予防可能な感染症によって亡くなる子供の数です。

ワクチンさえあれば死ぬことがなかったであろう子供たち。
その予防可能な感染症の中で死亡率が高く、運動神経マヒなどの思い後遺症を残すのがポリオです。

ポリオは現在世界的には減少傾向ですが、南東アジアやアフリカではまだ撲滅できていません。
その中の国の一つがミャンマーです。

ミャンマーの子供5人に予防接種を行うのに必要な費用はいくらだと思いますか?

100円です。

100円でミャンマーの子供5人を守ることができるのです。
この事実を知り、なにかしたいという気持ちが出てきた人は多いと思います。
しかし、その気持ちはすぐに風化してしまうものです。
その気持ちが消えないうちに行動を起こしましょう!
行動を起こす入り口はこちらです。
(特定非営利活動法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会 http://www.jcv-jp.org)


書店にはいかにお金を儲けるか?ということに焦点を当てた本が山のように積んであります。
しかし、いかにお金を使えば世の中がよくなるか?飢餓や病気に苦しむ人や絶滅寸前の動植物を
救うことができるか等について書かれた本は非常に少ないですよね?

そこでこのブログでは今日からでもすぐにできる小さい社会貢献、世の為人の為になるお金の
使い方についてできる限り紹介していきたいと思います。

(参考資料 「世界を変えるお金の使い方」 山本良一編集 ダイヤモンド社)

環境に配慮するってどういうことだろう?

2005-03-27 12:13:42 | Weblog

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◇「「ナチュラルチャレンジ」を読んで環境を考えよう」- 2005-03-27
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今回はカール=へリング・ロベールというスウェーデンの医師でも
あり、環境問題について取り組む活動家でもある方が書いた「ナチュラル
チャレンジ」という本について考えていきたいと思います。

私がこの本を読んだ目的は企業と環境という今後非常に重要になるであろう
問題に関心があったからです。

したがって以下の点をまとめたいと思います。

・企業が環境に配慮するということは一体どういうことか?
・環境に良いものというのはなんなのか?→これは難しい問題です。
 オゾンを破壊するフロンも開発され、製品化された当初は無害が売りでした。
・環境に配慮しない企業は本当に生き残れないか?

こういった問題について少しでも興味のある方は以下をお読み下さい。

本書でもっとも重要で本書の核となる部分についてまず述べたいと思います。

それは著者が提唱している「4つのシステム条件」というものです。
これは環境問題を起こさない為に必要な絶対条件です。

ではさっそく見てみましょう。

システム条件1 生物圏の中で、地殻から掘り出した物質の濃度を増やし
        続けてはならない。
 
このシステム条件が意味するものはなんでしょう?

石油や石炭、金属、リンなどの鉱物は自然が地殻の中でゆっくりと長い時間を
かけて、定着させていくものです。
人間がその定着させていくスピードに相当する量以上の鉱物を掘り出してはいけない
と著者は言います。

「確かに持続可能な社会を考えた時に、自然のスピードを大きく上回る人間の活動は
改善しなくてはならないと私もおもいます。」

では企業は何をするべきなのでしょう?

著者はこのシステム条件1に従うのであれば計画的なスクラップと再生可能な資源
を原料とした製品をつくることが必要になるといいます。

「これも当然ですね。」

システム条件2 生物圏の中で、人工的に製造した物質の濃度を増やし続けては
        ならない。 

この条件が意味することは、社会が生産したすべてのものが、社会の技術循環
か、あるいは自然循環によって新しい資源として再生されるそのペース以内
に収まるようにすることです。

「例えば、ジュースの缶やビンは人間がリサイクル技術を考え、技術循環させています。
自然循環の例は昔の糞尿の堆肥利用が挙げられるのではないでしょうか?」

この条件を満たす為に必要な企業の行動は大きく分けて2つあります。

一つ目は資源の利用を抑えることです。
二つ目は生分解しにくい物質の除去です。

「例えばフロンガスは生分解しにくい物質の代表といえます。」

システム条件3 自然の循環と多様性を支える物理的基盤を破壊し続けては
        ならない。

これが意味するものは、アスファルト化や砂漠化などの「人工的土地の不毛化」
を防ぐということです。

「アルファルト化は他にもヒートアイランド問題の原因にもなります。」

こういったことを防ぐために企業がすべきことは土地の生産性を効率化することです。

システム条件4 効率的で公平な資源の利用

これについて言えることは、このことは他の3つのシステムの条件が
満たされるうえでの前提条件であるということです。

「今まで我々はある資源を使う権利を見つけた人が持っている、
あるいはその国が持っていると考えてきましたがこれはどう考えても
公平な利用とはいえません。」

このようなシステム条件に違反している企業はなぜ生き残れない
といえるのでしょうか?

システム条件に違反した企業がこれまでに受けた影響について見ていきましょう。

「システム条件1に違反した企業」

石油などの地下資源を効率的に利用してこなかった企業はスウェーデンでは
炭素税の導入により大きな打撃を受けました。

「システム条件2の場合」

フロンに頼っていた企業はその代替物質への移行に大きなコストを払いました。

「システム条件3の場合」

スウェーデンのでは森林を伐採して木材をドイツに売っているのですが、
ドイツは伐採した森林のケアをきちんとしているかまで介入するようになりました。

このようにシステム条件に違反した企業は規制の変化などにより様々な打撃を
受けています。

生き残る企業はシステム条件に反しないように活動することが求められるのです。


 

少し前から環境に配慮している企業の株を買うエコファンドが出ているようですが
運用成績は必ずしもよくないそうです。
逆に環境に悪いと思われる産業の企業を集めたファンドの方が運用成績が
いいようです。
これが意味することはなんでしょう?
環境に配慮することに意味はないということでしょうか?
私は違うと思います。
おそらくエコファンドというものは長期的にみれば運用成績は上がってくるのでは
ないでしょうか?
なぜなら環境に対する規制などは今後も行われるはずであり、その変化に対して
対応できるのは他でもないエコファンドに入っている企業であるからです。
(エコファンドの選び方にも寄りますが。)
環境問題を考える際はより長期的視点をもつことが大事なのです。

シーコロジーという言葉をご存知ですか?

2005-03-04 23:11:35 | Weblog
環境問題は我々現在の世代に対して大きな影響があるというわけではありません。地球温暖化、環境ホルモンなどの影響は将来の世代になってみないと被害の大きさはわからないと言えると思います。しかし、確実に影響を与えるものです。その被害は氷山の一角であると思いますが、現在にも起こっています。例えば先日のプーケットなどで大きな被害を起こした大津波ですが、あの被害も一部は人間が起こした環境問題であるといえます。皆さんは「シーコロジー」という言葉をご存知でしょうか?この言葉は海のエコロジーを扱うという意味です。(Seacology)この考え方を広めているのは国際NGOで、米カリフォルニア州バークレーに本部をおいています。事務局長のデュアン・シルバーステイン Duane Silverstein さんが 1月13日、ENN(環境ニュースネット)に「津波の教訓」という文章を寄せました。
要約は以下の通りです<マングローブ林やさんご礁を自然のまま残しておく重要性は激しい嵐など、海からの災害があった時にそれを防ぐことです。それは以前から説かれていました。それが今回の津波で残念ながら実証されてしまったというのです。
スリランカのシーコロジー賞受賞者は「マングローブを植林していたお陰で、私の村は、エビの養殖のためにマングローブ林を伐採してしまった近隣の村とくらべて、津波の被害がわずかでした」と語っています。またアンダマン諸島の人は
「首都のポートブレアを襲った被害とくらべると、私の村はマングローブ林のお陰で助かりました。人の被害も家屋の被害もポートブレアと比べれば最小限度ですみました」と語りました。

12月31日のウォールストリート・ジャーナルも同様のテーマで記事を載せました。
タイでも被害の大きかったプーケットの北方にスリン島があります。この島の周りはサンゴ礁が囲い、これが強力な防波堤となりました。穴のあいている箇所が津波の影響を受けたものの、ほとんどが被害を受けず、亡くなった人は一握りに
とどまったということです。しかしインド洋周辺のサンゴ礁やマングローブ林の多くは、ダイナマイトとブルドーザーの力で破壊され、エビの養殖場になったり、ホテルが建ったりしています。また砂浜はハイウェーに変わってしまいました。
タイの海岸線は多くがマングローブ林でしたが、今では四半世紀前の半分に減ってしまったそうです。>。(世界の環境ホットニュース[GEN] 469号 05年01月16日より引用)

私が恐ろしいと思うのはこういった被害はこれから起こるであろう環境破壊による被害の氷山の一角であろうということです。例えば地球温暖化は現在日本の気候である温帯気候を変え、亜熱帯気候にする可能性もあるのです。それにより生態系を変えてしまい、それまでは日本に生息ことのできなかった生物が生息することになるでしょう。そのなかには伝染病を媒介する蚊や毒クモなども含まれるでしょう。そうなった時に日本人はその状況に慣れるのに非常に時間がかかるでしょうということです。その間に犠牲者になる人も当然でてくるということです。

このように環境問題の被害は非常に広範であると考えられますがその大部分は長期的に起こりうるというものです。これに対して年金問題は環境問題に比べれば短期であり、広範ではないといえます。しかし、将来の問題です。ここでいいたかったことは我々は短期的な問題に眼を奪われがちであるといことです。年金問題も確かに重要ですが、長期的展望と広い視野をもつことが環境問題の重要性を認識する上で重要だと思います。なんでもかんでも自然災害にして済ますことはできないと思います。

シャープ環境報告書 太陽光発電について

2005-03-02 13:22:00 | Weblog
シャープはいわずと知れた大企業です。

太陽光発電装置の世界シェアトップを走り続けている企業です。

ここで太陽光発電のメリットについて考えてみたいと思います。

太陽光発電のメリット
石油と違い偏在していない。どこでも発電できる。
風力は地理的要因により設置できない場所も多いが太陽光の場合はほとんどどこでも大丈夫。
クリーンエネルギーである。
温室効果ガスを削減できる

などが挙げられます。
中でも特に大きなメリットは2点です。
・石油と違い偏在しない。
・温室効果ガスの削減。

まず現在主流のエネルギーはなんといっても石油です。

しかし、石油が産出される地域は地球のごく一部に偏在しています。

これによりいくつかの戦争は起こったと言っても過言ではないでしょう。

少なくとも戦争を引き起こす一つの要因にはなったと思います。

もし、太陽光発電などの新エネルギーが普及し、石油資源の代替になった場合、
石油資源を求めての戦争はなくなるでしょう。

これがもし実現されれば素晴らしい社会貢献です。

また、二酸化炭素などの温室効果ガスを発生させないというのも非常に大きなメリットです。

電力に関して言えば火力発電の代わりに原子力発電を行っても温室効果ガスは削減できます。

しかし、原子力発電は放射性廃棄物や安全性の問題から温暖化対策には効果的でも

また別の問題を引き起こすということが言えます。

そう考えると太陽光発電などの新エネルギーが人の環境にとっては良いのではないかといえます。

したがって、太陽光発電事業はシャープの環境事業のなかでも特に社会貢献性の高いものである
と思います。



SHARP の環境報告書からみる環境経営 Environmental Report-2003-

2005-02-26 22:14:38 | Weblog
シャープの環境報告書を読んでみました。
2003年のものなので若干古いですが手元にあるものから
始めていきたいと思います。

シャープの環境報告書

・経営理念 「いたずらに規模のみを追わず、誠意と独自の技術をもって、
      広く世界の文化と福祉の向上に貢献する。
      会社に働く人々の能力開発と生活福祉の向上に努め、
      会社の発展と一人一人の幸せとの一致をはかる。
      株主、取引先をはじめ、全ての協力者との相互繁栄を期す。」

・環境基本理念 「誠意と創意をもって「人と地球にやさしい企業」に徹のする」

・メーカーとしての役割・責任
 役割 限りある資源を利用して生産活動を行う
 責任 地球との共生を実現する新たな商品づくりとその仕組みをつくりあげることにより、
    「持続可能な社会」の構築をめざす。

・具体的行動
 創エネ=太陽電池によるクリーンなエネルギーの技術開発と普及。
 省エネ=液晶テレビの普及、商品寿命の長い製品の開発
 スーパーグリーン活動の推進
    スーパーグリーン活動とは?
     1997年(京都会議の年)シャープでは環境安全部を新設し、3G-1R戦略を策定
     3G-1Rとは以下の4つの行動テーマを進めていくものである。
     GP(グリーンプロダクト)
     GF(グリーンファクトリー)
     RB(リサイクル事業)
     GM(グリーンマインド)
    スーパーグリーン活動とはこの3G-1R戦略をベースに全社環境活動をトータルに目標管理する    体制である。これは環境活動を6つのステージに分けている。
     経営、企画・設計、生産、リサイクル、物流、マインド        
                          などなど。

グリーンという言葉はイメージはわかりますがかなりあいまいです。
そこでグリーンプロダクトはなにか?と言った言葉の定義も示されています。

・グリーンプロダクトとはなんでしょう?

なにを基準にグリーンプロダクトと言えるのでしょうか?

その基準をシャープではグリーンプロダクトガイドラインにおいて次のように示しています。
それは7つのコンセプトと46項目により決まるそうです。

7つのコンセプトとは
 省エネ、安全性、省資源、リサイクル、再生材料、長期使用、解体性です。
これらの7つのコンセプトを具体的にした46項目のうち80%を満たすものを
グリープロダクトと認定しているそうです。(2002年度)
2003年度は85%に基準を引き上げていくそうです。

・グリーンファクトリーとはなんでしょう?
 10のコンセプト
 温室効果ガスの排出を最小限にする
 廃棄物を最小限にする
 化学物質による環境汚染、事故のリスクを最小限にする
 自然共生
 従業員の環境意識
 エネルギー消費を最小限にする
 資源の利用を最小限にする
 大気・水・土壌への環境負荷を最小限にする
 地域共生
 情報開示
・創エネについて
 シャープの太陽光発電システムは歴史的にも古く、1963年から太陽電池を量産化しています。
 2002年度の世界シェアは22%で一位、現在でも世界シェアトップを維持しています。

・省エネについて
 液晶テレビとブラウン管テレビ
 液晶テレビは消費電力をブラウン管テレビに比べ約38%削減できる。
 製品寿命も長い為、長期的に考えても環境に良いといえる。
 
明日は議論・感想編です。ご期待下さい!

環境報告書をご存知ですか?

2005-02-26 22:03:58 | Weblog
皆さんは環境報告書をご存知ですか?読んでみたことはありますか?

「環境報告書」とは、<<企業等の事業者が、自分の会社が地球環境や地域の環境にどんな影響を与えているか、そして環境を守るためにどんな努力をしているか等を取りまとめて発表したもの。

経営トップのポリシー、環境保全に対する方針や目標、計画、環境マネジメントのシステム、地球温暖化対策や省エネなどによるCO2排出量の削減、廃棄物の排出抑制等の取り組み、化学物質の削減やグリーン調達状況などが盛り込まれている。

環境報告書を制作することで、消費者や地域住民等とのコミュニケーションが深まり、社会からの信頼を得ることに役立つとされている。報告書の信頼性を高めるために、監査法人やNPOなどの第三者が内容を審査しているケースも多い。

環境報告書を作成・公表している企業は年々増加している。環境省の2003年度の調査(「環境にやさしい企業行動調査」)によると、大手企業を中心に743社にのぼり、今後も増加する見込みだ。

環境情報の公表をさらに活発化していくために、各省庁や政府関係機関に報告書の作成を義務づける法律が国会で成立し、2005年4月から施行されることになった。>>(環境goo より引用)

より広い意味でCSR(企業の社会的責任)レポートとして同じような内容のものを出している企業もあります。

多くの場合は無料で各企業のホームページから手に入ります。

このブログではそのような環境報告書から企業と環境との関わりについて考えていくと同時に、
21世紀の最重要テーマともいえる環境問題に積極的に取り組み、長期的に安定して成長していける企業
を見つけること、あるいは創り出すことを目指しています。

いくつかの企業を業界別に分けて取り上げていき、比較しながら各企業の環境経営をみていきたいと思います。

とりあえず最初のテーマは製造業、特に家電業界についてみていきたいと考えています。
ご期待下さい。では。