先般、朝めし勉強会の先輩に、お洒落で美味しく、
しかも大変考えさせられるよい店を、教えていただきました。
その名はチポラ。イタリア語でたまねぎという意味です。
場所は私にぴったりの大名にあるので、チョー感じも良い。
夕暮れ時の外観はこんな感じですね。
入り口も凝ってますよ!なんてったって
紹介いただいた先輩は店舗設計のプロですから!
内装はというと
いったいどれくらい内装・外装にかかっているのでしょうか?
ここで問題なのは、その名前の由来です。
シャンデリアは良く見ると、そう!
たまねぎの皮!
そして間接照明においても、このとおり!
だから、「チポラ」なのです。
でも、私は内装業でもありません。かといって
デザイナーでもありません。ではなぜ、勉強に
なったのか?それは・・・。
「こだわり」の理由とその広報による、市場への
効果なのです。てっとり早く言うと、
「こだわり」から「誇り」へ。「こだわり」から「求心力」へ。
こだわりからブランドへ。お店の中に、もし、こんな
言葉が説明されていたら、皆さんいかが思われますか?
「 私たち チポラ(cipolla)が
“玉ねぎ”に こだわる理由・・・。
“玉ねぎ”は数あるイタリア料理の食材の中でも、無くてはならない
大切な食材のひとつです。また現在では、イタリア料理に関わらず、
日本食は勿論のこと世界中の料理にも、玉ねぎの風味、そして様々な
栄養価や効能の観点から、今や欠かせない食材の宝石なのです。
私達・チポラ(cipolla)は、この‘玉ねぎ’に徹底してこだわり抜き、
その効用を美味しいイタリア料理に託し、広めていく。
これを“チポラの使命”としています。(以下途中省略)
これをふんだんに使用しております。どうか私どものご提供する料理が
お気に召されましたら、是非私達チポラと共に、ご家族やお仲間の方々に、
‘玉ねぎの素晴らしさ’を、玉ねぎ伝道師としてお伝えいただければ、
この上もない幸せです。」
という具合の「うんちく」です。もちろん、見せかけやファッションとして
のうんちくは、価値がありません。しかし、それが本物ならば、
そんなお店の馴染みになりたい!そう思うのは私だけ?