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太陽で正確に方角は測れるのか
もしコンパスを落としてしまったら。
方位を知る手段は、そして精度はどのくらいか計算してみました。
1)アナログ時計の利用
子供の頃の雑誌にあった記事に次の様に書かれており、実用上は殆ど問題にはなりませんでした。
手順1:短針を太陽に向ける
手順2:短針と12時の丁度真ん中が、南である。
上の変な赤は 太陽のつもり
注)関西地図と測量のひろばにも同様な紹介がありました。(2006/03/05 追記)
2)精度(日没時で計算)
アナログ時計を使う時の精度を確かめることもせず使っていましたが、
夏と冬の日没時刻と方位で明石を基準に計算してみたところ
次のような差異がありました。
1. 6月頃は 191度を南と思ってしまう。(+11度西寄り)
2.12月頃は 171度を南と思ってしまう。(-9度東寄り)
3)正中時刻は揺れている。
もう一つ、思いこんでいたのに予想外だったこと
正午に正中するわけではないという事実。(もちろん明石で)
正中時刻 備考
月 日 明石 分差 金剛山 太陽高度
2 10 12:14 (-14) 12:12 【 41】
5 14 11:56 (+04) 11:54 【 74】
7 26 12:07 (-07) 12:04 【 75】
11 2 11:44 (+16) 11:41 【 41】
まるで ζ の字みたい。
11/2頃 16分も早く正中する。角度に直すと3.6度
正午にはすでに太陽は西に3.6度位傾いていることになる。
上記の差異を念頭に置けば非常時には有用かもしれない。
太陽で正確に方角は測れるのか
もしコンパスを落としてしまったら。
方位を知る手段は、そして精度はどのくらいか計算してみました。
1)アナログ時計の利用
子供の頃の雑誌にあった記事に次の様に書かれており、実用上は殆ど問題にはなりませんでした。
手順1:短針を太陽に向ける
手順2:短針と12時の丁度真ん中が、南である。
上の変な赤は 太陽のつもり
注)関西地図と測量のひろばにも同様な紹介がありました。(2006/03/05 追記)
2)精度(日没時で計算)
アナログ時計を使う時の精度を確かめることもせず使っていましたが、
夏と冬の日没時刻と方位で明石を基準に計算してみたところ
次のような差異がありました。
1. 6月頃は 191度を南と思ってしまう。(+11度西寄り)
2.12月頃は 171度を南と思ってしまう。(-9度東寄り)
3)正中時刻は揺れている。
もう一つ、思いこんでいたのに予想外だったこと
正午に正中するわけではないという事実。(もちろん明石で)
正中時刻 備考
月 日 明石 分差 金剛山 太陽高度
2 10 12:14 (-14) 12:12 【 41】
5 14 11:56 (+04) 11:54 【 74】
7 26 12:07 (-07) 12:04 【 75】
11 2 11:44 (+16) 11:41 【 41】
まるで ζ の字みたい。
11/2頃 16分も早く正中する。角度に直すと3.6度
正午にはすでに太陽は西に3.6度位傾いていることになる。
上記の差異を念頭に置けば非常時には有用かもしれない。