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石ブテ尾根

2006-04-03 18:56:35 | 登山道
                          (ブログ目次へ)
石ブテ尾根の話題を引用させて頂きます

石ブテ尾根道、登路三通り? (クニキサン)
2006-04-03 13:45:26
楠公像の入ったあの大堰堤がつくられたため、石ブテ谷の南方にある尾根 (石ブテ西谷と、石ブテ東谷・丸滝谷で囲まれる尾根) へは、両谷の出会い付近から、簡単には取り付けないようになってしまいましたが、大堰堤の建設前は、容易に取り付くことができ、剛友会の皆様方はそちらを行かれていたようです。
 昭文社の2002年までの地図にも、道は朱線で、そのように示されてある。
 昭文社の2003年以降の地図では、ご承知のように、石ブテ林道の終点から石ブテ西谷に沿って行き、後、急登する道、つまりU氏が作られた道のみが示されてあります。
 もう一つは、鉄板の橋を渡ってすこし進んだところに先端部がある尾根を行く道で、中尾の背並みの急な山道で、出口は、前記のU氏の道と同じところです。
 ワンデルングガイドΙ「金剛山」に記載の石ブテ尾根道の様子と、前記の二つの道の登路がぜんぜん異なるので、改めて地図を参照して気付きました。また、実際に、行きました。ワンデルングガイド記載の「石ブテ尾根の稜線」、これは実にすばらしい。
 石ブテ尾根道、ワンデルングガイドに記載されている道が、正当な道と思う(取り付きが容易になれば、こちらがおすすめ)。

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第9号)」
 
石ブテルート(六道の辻迄)            取付き(20m位の誤差?)~尾根

・剛友会の石ブテ尾根例会は今もこのコースです。
 (ワンデルングガイドの時代と植林状況が変わっています)

・取り付き
 大堰堤を過ぎてすぐ、西谷入り口広場(駐車スペースと迄言うと反則でしょうね)の沢の対岸あたりの取り付き、ここは2m弱の高さだったと思いますが脆い岩部分もあるので取り付き方には判断力が必要です。

・登り口を探す
 取り付いた後は、大堰堤を左前に見て水平に東進、堰堤に向かって一本倒れかかった木の付近だったと思いますが、右上に向かう2つめくらいの薄い踏み跡あたりから一気にピークまで上がります。ゼーゼー、しんどいけど、苦あれば楽あり

写真の左よりに登り口があります(堰堤付近から撮す)

・稜線
 ピークにはまだ少し植林がありますが、稜線を南に歩き始めるとすぐ左手は丸滝谷側の自然林となり対岸に太尾の尾根が間近に迫ります。右手は植林ですが青崩道の稜線が確認でき、尾根の展望を楽しむには中尾の背より優れたコースだと思います。
石ブテ林道終点先からの急登コースしか知らない方はこの展望は望めなくて気の毒ですね。

・豊かな自然林
 丸滝谷側が自然豊かなのは、行政境では大阪側なのに丸滝谷側は御所市吐田郷生産森林組合が運営していた経緯が関係しているような気がします。(門外漢の推定です)でも感謝、感謝!


32年前の現堰堤付近植林状況(南が上です)

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに (奈良の爺々)
2006-04-04 13:16:29
確かに3通りですね。

1997年の昭文社も「クニキサン」の、おっしゃるルートですね。まだ歩いたことがありませんが、等高線から見ると初めは心臓パンクしそうですが、尾根に取り付く頃には楽かな~。一度探して行ってみたいですね。
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さっそく行ってきました。 (初心者)
2006-04-04 17:33:01
午後から時間があったので御紹介のコースを探索してきました。丸滝谷を登り詰めてそのまま石ぶて尾根を下り尾根の分岐個所で少し笹藪の中を覗くと紺色のテープに白マジックでコース案内が書かれたいるのを発見、以後不明瞭ヶ所も紺テープに導かれて降り、ちょうど単車の投棄場所の向かい側(目印としては甚だ遺憾ですが)に降り立ちました。尾根はサネ尾根に似た感じで、取り付きさえ良ければ良いコースですね。またひとつコースが増えました有難うございました。また上の丸滝も爺々様の尽力で新しいロープが取り付けられて安心感が増しました有難うございました。若いときこのあたり仲西さんのガイドブックで歩いたことがあるのですがもう何所を歩いたのか記憶がなく、山を離れた時にガイドブック、地図とも全部廃棄してしまい(今となっては悔やまれる)ただその当時は伐採したあとだったのかすごく見晴らしの良い尾根歩きをしたように思います。
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コメントへのお礼 (かんりにん)
2006-04-05 02:01:06
クニキサン様のヒントで、拙い紹介記事を書かせていただきました。

猿飛び爺々さまの心臓はまだ20年以上はパンクすることはなさそうですが、フツーの人にはチョトきつめかな。私にはバテバテ。

ベテランの(初心者)様にも好評価をいただきありがとうございました。昔の登りは写真を見ると人工林も今ほど密生ではなかった様に見えますね。
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登ってみました! (奈良の爺々)
2006-04-08 19:45:21
今日(4月8日(土))に紹介のルートに行ってきました。朝は堤の東側より入り鉄板橋を渡りダムの南側を西に水平を取り駐車場の東側、谷の横の小さい岩場に、その前に白や赤のビニールテープがあった・・・そこから尾根を目指して一直線に?とはいかずジグザグしかも何回も小休止(心臓が10ケ位必要)やっとのことで尾根に、右に細尾根を行く、今日は風がきつく落とされそうに、でも景色はいい。細い尾根を進むとやがて合流。マーカーと細尾根はルートがしっかりしていて意外と歩きやすかった、初めの登りは別として。
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早速行かれましたね (かんりにん)
2006-04-08 23:06:48
猿飛爺々様、早速行かれましたね。

左右の林道を、こそっと繋ぐ東西の道。途中でうまいこと踏み跡を見つけると登りやすいと思います。

ルート図の登り始めポイント。大きなズレは無いつもりです。以前はテープなんか目立たなかったんですけど。
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