GOREとにゃんこの桃源郷

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Barbarity

2009-10-12 | CDレビュー
 ロシアのゴア風ブルデスバンドBarbarityが、2008年に出した4thアルバム。それがこの「Grotesque Contradiction」だ。全13曲、32分51秒というボリュームに仕上がっている。SEはたまに入るが、全く気にならない長さだ。
 ジャケ絵からしてブルデスっぽいが、ミドルテンポのゲルマンゴアにソロギターを乗せた感じで格好良い。

 ドラムは適確なバスワークと、録音状態の良いシンバル、通常音域(やや硬め)のスネアにて、ツインペダル8and16ビート、スラッシュビートを主体に叩く。ボーカルは低音ガテラル歌唱が中心で、泥臭い下水道ボイスや嗄れた吐き出しも入る。ギターは低音のパワーコードリフを主体に、ハーモニクスやオクターブで結んだり、時折ソロも導入される。ベースは硬質的で、楽曲の地盤となるコードをなぞっている。とにかく音質と録音バランスが良く、埋もれがちな音さえ好く聴き取れる。
 また、テンポチェンジで速度が増す場面などは特にカッコイイ。

 デスメタル派の人にも、ゴアグラインド派の人にもお薦めしたい作品。当然、演奏は安定しているので、ポンコツ感などは無い。

Barbarity (左端のメニューから英語にしない限りはロシア語)
Max (Gt&Vo)
Roman (Vo)
Serge (Bs)
Thanatoliy (Dr)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゴアですなぁ (CL)
2009-10-15 09:19:40
最近音楽は随分前にlupiaってロックバンドのアルバム買ったところで止まってるよ
ここでROやり始めたんだ。興味があったらとっしーもやらないか
ttp://s1.shard.jp/royalcanin/install.html
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>>CL (GCC)
2009-10-16 02:58:27
知らないバンドだなぁ。
今ネトゲは興味皆無、それ以前にROはあのホンワカしたグラフィックが昔から苦手。やるとしたらやっぱりウルティマくらいかな。
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