Eaten Back to Life
Chris Barnes (Vo)
Jack Owen (Gt)
Bob Rusay (Gt)
Alex Webster (Bs)
Paul Mazurkiewicz (Dr)
ドラムは重量感あるスネアでの速過ぎないスラッシュビートが主体。ボーカルスタイルは吐き出しデスヴォイス。ギターはスラッシーなリフが主体で、非常にキャッチー。ベースはこの頃のほうがよく聴こえる。たぶんとても運指が速いだろう。この作品はデスメタルファンのみならず、スラッシュメタル好きもイケるはずだ。
Tomb of the Mutilated
Chris Barnes (Vo)
Jack Owen (Gt)
Bob Rusay (Gt)
Alex Webster (Bs)
Paul Mazurkiewicz (Dr)
ドラム、ギター、ベース、ボーカル、ここまで来るともはや全てのパートがデスメタル然としている。正にCannibal Corpseとしか言い様のない構成である。オモテ打ちのドッシリしたスネアに、ディストーションの権化と形容できうるギターは目くるめくデミニッシュ・リフを奏で、落ち着きの無いベースラインを弾くアレックス自身はあまり動かず、ボーカルのクリスによるこれでもかと言わんばかりの低音咆哮が地を這い山羊シャウトが芽吹く。
曲数は9曲+ボーナスのカヴァー曲が2曲。余談だが、「Hammer Smashed Face」はジム・キャリーの映画「Ace Ventura」の中でライブハウスのシーンで使用されている。もし観たければ、パート1のほうなので、間違ってパート2を買う(借りる)ことがないように気を付けよう。パート2の邦題は「エースにおまかせ」だとかそんな感じで、かなり見分けがつき難いので要注意。
The Bleeding
Chris Barnes (Vo)
Jack Owen (Gt)
Rob Barrett (Gt)
Alex Webster (Bs)
Paul Mazurkiewicz (Dr)
ギターのリフが妖しいトレモロピッキングメロディー中心になっている。ドラムのスタイルは特に変化は無い。全体的にまとまっていることは間違いない。そんなわけで、クリスの凄まじいボーカルは、もはや楽器の一部と化している。ジャケットのおとなしさも不思議なので、実験的なアルバムという見方で良いだろう。決して悪くはないので。
そして、この4thアルバムが米国メタルチャートの1位を獲得したとかしないとか・・・。その影響でデスメタル界でのCD販売枚数がトップになったとかならないとか・・・。このアルバムを気に入った人が過去の作品、特に最も近い3rdを買ったことから、3rdの売り上げが伸びに伸びたとか伸びないとか・・・。全部で10曲入っているとかいないとか・・・。
Vile
George "Corpsegrinder" Fisher (Vo)
Jack Owen (Gt)
Rob Barrett (Gt)
Alex Webster (Bs)
Paul Mazurkiewicz (Dr)
ドラムは現在のようにどっしりとしたスネアでスラッシュビート、ブラストビートとドンタンドンタン判り易いリズムに。ギターは不可思議なリフを奏でグニャグニャしたソロパートも顔を出すが、キャッチーであることに変わりはない。ベースは動くというより蠢きまくり。ボーカルスタイルはクリスと同じだが、こちらのほうがディストーションでは負ける。ただし、体がデカイので声量などの面では申し分ない。
全11曲にボーナルトラック1曲、現在のカンニバル節そのままの名盤だ。日本盤の帯に、アイドルみたいな手書きメッセージ付きだとか色々書かれ過ぎていて、ジャケットの気色悪さが相殺されているところが凄い。
Gallery of Suicide
George "Corpsegrinder" Fisher (Vo)
Jack Owen (Gt)
Pat O'Brien (Gt)
Alex Webster (Bs)
Paul Mazurkiewicz (Dr)
前作と比較しても録音・音楽的な違いはほとんど無い。やはりインストゥルメンタルが1曲収録されている他、楽曲のカンニバル節が健在。作曲に携わっているのがアレックスだけではないはずなのに、不思議なものだ。
というわけで、さほど変化が無いので非常にコメントし辛いのだが、敢えてアルバム自体の個性を述べるとすれば、若干、坦々とした曲が多いことか。あと、最後にスレイヤーのカヴァーが入っている全15曲。
Bloodthirst
George "Corpsegrinder" Fisher (Vo)
Jack Owen (Gt)
Pat O'Brien (Gt)
Alex Webster (Bs)
Paul Mazurkiewicz (Dr)
一体これ以上、何を書けば良いのか。彼らはアメリカのデスメタルバンドで、ベースのアレックス・ウェブスターが中心となるバンドだ。そしてジャックの毛根に未来は無い。
1.Pounded Into Dust
2.Dead Human Collection
3.Unleashing the Bloodthirsty
4.The Spine Splitter
5.Ecstasy in Decay
6.Raped by the Beast
7.Coffinfeeder
8.Hacksaw Decapitation
9.Blowtorch Slaughter
10.Sickening Metamorphosis
11.Condemned to Agony
Gore Obsessed
George "Corpsegrinder" Fisher (Vo)
Jack Owen (Gt)
Pat O'Brien (Gt)
Alex Webster (Bs)
Paul Mazurkiewicz (Dr)
とはいえ、別に解散などしていないし、この2年後に「The Wretched Spawn」、さらに2年後には「Kill」というフルアルバムをリリースしている。ということは、既に10枚のアルバムを世に出しているのだ。そして、通算11枚目ともなる新アルバムが、2009年に予定されているほど精力的である。ただし、9thリリース後にJackは抜けてしまう。いや、髪ではなく脱退という意味で。
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