GOREとにゃんこの桃源郷

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C.A.R.N.E.

2008-01-08 | CDレビュー
 メヒコ産ジャーマン・ポルノ・ゴア・グラインド「C.A.R.N.E.」の11曲+ライブ1曲入りアルバム「The Taste of Latex」!曲は平均2~3分程度なので飽きずに聴ける。
 かなり前に出た作品だが、2007年にやっと購入できたため、今更ながら紹介してみた。今現在、最もハマっているバンドでもある。

 ボーカルはタンギング系ナチュラルバキュームと、掃除機系エフェクト(Oxidized Razor風)とが程よく絡み、リズミカルで心地良い。ギターはドラムやボーカルに比べ若干小さめの音量になり、ゲルマンゴアらしく歯切れのいいリフを、ジャリジャリとした歪みに乗せて奏でている。ベースは、そのギターを追うように添えられていて、音作りが似ている。ドラムは大き目の音量になっていて聞きやすい。基本的に分かりやすいドラミングなので、シンプル指向の人には最高。また、スネアはカンカン系でなく、タンタン系(音の雰囲気で表現しています)なので、これもゲルマン風だ。

 全曲どれも良作で、SEもカットするほど長いものはない。ただ、楽曲と同様の音量で流れるため、苦手な人は少し注意したほうがいい。それと、アルバムの始まり方がお洒落な感じで好ましく思える。11曲目終了後は空白トラックが68まで続き、69曲目に、彼らのMyspaceでも聞けるライブ曲が収録されている。独特な歌唱法が癖になる。

 ジャーアンゴア好き、シンプル好き、その他各種ゴアグラインド好きは買う価値あり!ところで、音楽がジャーマンゴアというだけで、当人らはメキシコのバンドなので間違えないように。あと、スペインのTu Carneとも混同しないように。


C.A.R.N.E.
Hugore (Dr)
Mero (Vo)
Mark (Gt+Bs)


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